<展示内容>
右脳と左脳の夢の共演が実現した絵画
<作家コンセプト>
CONTEMPORARY - 共時性-
5年ほど前ですが、アメリカで暮らしてみました。彼らの明晰な言葉で思考し、話すという努力を続けるうちに、彼らに比べると、自分と自分以外のものとの境界線が、私の中では、いかに曖昧で、漠たるものであるかに気付きました。同時に、10 数年も前、“月とススキ”の掛け軸の前で、日本美術史家が言ったことを思い出されました。“ススキが揺れると、日本人の心も揺れます。これは、世界的にいっても特殊な感性なのですよ”
当時は“ふうん”としか思いませんでしたが、今では深く響くのです。私の内に、太古の昔からこの日本にはぐくまれてきたものが確かに流れていると実感しています。そして、現代日本を生きる私にとってそれがどういう意味をもつのか、しばらくは問い続けていきたいと思っています。 |