琉球の神話と文化をめぐる  本島南部エリア

コマカ島





 
 

斎場御嵩(セーファウタキ)



建国神アマミキヨが降臨した聖地

おきなわワールド

おきなわワールド」は、琉球文化を一ケ所に凝縮させたテーマパーク。
日本でも美しさ随一といわれる鍾乳洞・玉泉洞を中心に、
昔の民家が立ち並び、琉球ガラス、手づくりシーサー体験もできる。

 

(上)琉球ガラス
(右)複雑な鍾乳石が無数に
   乱立する玉泉洞


沖縄には本土(大和)とは異なる、建国神話がある。
大和民族は、神が天から降りて来て、天皇として君臨した天孫降臨神話があるが、
琉球では、海のはるかむこうの神の国・ニライカナイより、女神アマミキヨがやって来て、
知念半島より5キロ沖合にある久高島に、降り立った。
そして、国を建国し、琉球中に自ら降り立つ聖域を7つ造ったという。
そのひとつが、ここ斎場御嵩(せいふぁーうたき)だ。

ここは、琉球王朝時代、男子禁制だった聖域で、
昼なお暗くうっそうと樹木が茂っており、
緊張しながら奥へ行くと、いくつかのお供物と
母の胎内を思わせるような天然の大岩の切れ目があった。
あまりに静かで、なんともいえない、神秘的な気が流れていた。
その切れ目越しに、海のむこうの降臨の地・久高島が望める。
大昔、神の宿る場所は、神社の”社”ではなく、このような”磐座”だった。
とすれば、ここ沖縄の神の聖地は、今なお原神道にのっとった、素朴な神の祀りをしているのかもしれない。

コマカ島は、知念半島の海洋レジャーセンターから、船でむかう。
無人島だが、半日ツアーで参加すれば、昼飯やマリンスポーツの用意をしてくれるので、
心配はいらない。
私たちが訪れたときは、波が速く充分に泳げなかったが、
透明度は抜群で、シュノーケルには最適。
思い思いに泳ぐ熱帯魚や、カラフルなサンゴと出会うことができた。

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