| 米Web | 産地直送 |
私達は「何も加工せずとも粒のまま毎日おいしく食べられる」という米の優れた特性を最大限に生かせ るように、生産者が作った産地ありのままの米を選ぶことをおすすめします。 このような米はどのように作られているかがはっきりと分かる米と言えます。従って何も「トレーサ ビリティを構築する!」等と大袈裟なことを言う必要も無くなりますし、どのように作られているか が分かってしまえば過剰な検査による認証等によって余計なコストをかける必要性が無くなります。
ではいわゆる産直米(産地直送米)はどうでしょうか?産地直送 と謳われている米には様々なものがあると思いますが、それらすべてが「どのように作られているかが はっきりと分かる米」といえるでしょうか? 実はそうでもありません。何故なら次のような ものも産直米(産地直送米)と解釈されている可能性があるからです。
1.産地に店や事務所をかまえている卸売業者や米穀店の出荷している米
産地にある米店であっても必ずしも店の周囲にある田んぼで収穫された米をそのまま販売しているというわけではない場合も考えられる。
2.産地の集荷業者に集められた米
同じ産地とは言えいくつもの生産者(栽培方法が違ってくる可能性がある)の米が集荷されているケースが考えられる。
消費者がこの2つのケースで米を購入した場合、いずれも産地から直送されてくるわけですから、 一応、産直米ということになります。しかしこの場合、私達が産直というもので思い浮かべる 「生産者の顔が見える」であるとか「安心」といったイメージとは依然として程遠いことが分かると思います。 実はこういったケースで購入された米は確かに産地直送ではあるものの、米の産出されない都市部で購入された米 と大きな差はないということになります。
もちろん思い入れの強い産地の米店や集荷業者では生産者が特定された産地ありのままの米を扱ってい るところはあるかもしれません。しかし、そういった思い入れの強い米店ということであるならば、 産地だけではなくおそらく都市部にも探せば同じようにあるのではないでしょうか。このように産地直送 という言葉は曖昧なものなのです。大切なのはどこから発送されたかという事ではなく、特定の生 産者(或いは栽培方法を統一した生産者達)が作った産地ありのままの米を選ぶということではないでしょうか。
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