プラネタリウム
占星術について
13星座について
ギリシアの神々について
| 誕生日 | 星座 | 支配星 | 天使 | 性質 |
| 3/21〜4/20 | おひつじ座 | 火星 | マラヒダエル | 勇敢、創造的、積極的、衝動的、狂暴 |
| 4/21〜5/21 | おうし座 | 金星 | アスモデル | 強固な意志、信頼性、不器用、頑固、強欲 |
| 5/22〜6/21 | ふたご座 | 水星 | アムビエル | 適応性、多芸多才、軽薄、気まぐれ、狡猾 |
| 6/22〜7/23 | かに座 | 月 | マヌエル | 注意力、感受性、母性、感情過多、偏屈 |
| 7/24〜8/23 | しし座 | 太陽 | ベルキエル | 寛大、公正、大胆、独善的、横柄、権威的 |
| 8/24〜9/23 | おとめ座 | 水星 | ハマリエル | 献身的、知的、几帳面、気弱、潔癖、鈍感 |
| 9/24〜10/23 | てんびん座 | 金星 | ズリエル | 上品、ロマンチスト、優柔不断、お人好し |
| 10/24〜11/22 | さそり座 | 冥王星 | バルキエル | 野心的、決断力、強情、残酷、執念深い |
| 11/23〜12/21 | いて座 | 木星 | アドバキエル | 柔軟性、活動的、陽気、無責任、大げさ |
| 12/22〜1/20 | やぎ座 | 土星 | ハマエル | 強固な意志、責任感、無欲、悲観的、冷淡 |
| 1/21〜2/19 | みずがめ座 | 天王星 | カンビエル | 独創的、人道主義、無愛想、反抗的、頑固 |
| 2/20〜3/20 | うお座 | 海王星 | バルキエル | 人情味、受容性、直感力、曖昧、非現実的 |
ゾディアック・ストーリーズ
・アリエス
「アリエス達は12人、ヴァルゴの心をつかむため、みんな色々考えた。アリエス東に旅に出た。」
活発的なエナルギーに溢れ、みんなの先頭に立って行動する事を好む。また、向上心も強く、冒険もいとわないので常に自分の理想とする未来に向かって突き進もうとし、またそれを達成する力も持っている。
ただし、あまりに直情径行型のため、やや向こう見ずでもあり、落ちている石に気がつかず、つまずいてしまうことも。短気でせっかち、喧嘩っぱやいという気質があるというこも。
・タウルス
「タウロス一つ考えた、ヴァルゴに何かプレゼント。野を駆け山越え見つけたものは、夜空に輝く一番星。」
信義に厚く、責任感も強いので、受けた恩は必ず返してくれるタイプ。常に穏やかで妥協性に富んでおり、しかも新調であることから、さまざまな信用を勝ち取ることができる。また、金星の影響を受けているので、華美にはならない、渋い美的センスを備えている。
ただ、表面は穏やかだが実は頑固であり、自分の考えを曲げることは滅多になく、普段は言いたいことを我慢している分、面従背骨の傾向が強い。
・ゲミニ
「ジェミニは小川で考えた。ここから素敵な歌を贈ろう。どこにいるのかわからない、けれども君に届くといいな。」
陽気でおしゃべりが得意という実に社交的な特徴を持ち、多くの友人を作ることができる。また、知識欲も旺盛で、さまざまな物事に対して精通している。双子座生まれの人がいるだけで、場は明るく華やかになるだろう。
ただ、自分の行為に対して熱中している反面、冷めているという二面性をもつ。その二面性のために、常に優柔不断で、過剰な尺製がたたると八方美人と思われることも。
・カンケル
「キャンサーヴァルゴのいる岬、そこを目指してまっしぐら、もうすぐ海に日が沈む、そしたら君にあえるかな?」
母性本能が強く、保護欲があり、男性も女性も非常に家庭を大切にする人物となる。また、感受性が非常に豊で人の気持ちを思いやれるうえに、現実的感覚もバランス良く備えている。
ただ、優れた感受性からどんな環境にも順応できるのだが、誰の意見にも左右されてしまうので、一貫した自主性に欠け、多情で移り気な浮気性でもある。
・レオ
「レオはずうっと待っていた。海に夕日が沈むのを。そしたらキャンサーやってきて、とっくみ合いして二人でドボン。」
人の中心にいる存在で、その行動や言葉には自然に惹き付けられる華がある。人と騒ぐ事が好きで、狭義心強く誇り高いので、ドラマティックでロマンチストな親分肌の人なりであるとされる。
ただ、プライドの高さや権力志向が強すぎるために、わがままで傲慢ととられることもある。常に自分が一番目立っていないと気がすまない、典型的な自己中心的なタイプでもある。
・ビルゴ
「夕日が海に沈む岬、ヴァルゴは一人呟いた。「私の望みはただひとつ。貴方と今をすごしたい」」
勉強家で、高い知性と教養を身に付けているので、分析や企画、綿密なスケジュール製作などの実務能力に長けている。また、何事にも几帳面なので整理能力も抜群。不正やずさんさを厭う気高い精神を持ち合わせている。
ただ、過度なまでにデリケートであり、一度傷つくとなかなか立ち直ることができない。なのにその潔癖さから他人を批判してやまないので、ヒステリックで扱いづらい人物と思われることもある。
・リブラ
「リーブラはいつもへそ曲がり。お日様あっちに行ったら、リーブラはこっちに行くという。果たしてヴァルゴに会えるのか?」
エレガントで礼儀正しく、品位と調和を大切にする人格者。理性と感情のバランスが取れており、いつも冷静である。洗練された美意識をもち、常に公平な態度を貫く良識ある人と思われている。
反面、貧相に見えることを極端に嫌う虚栄心の持ち主でもある。また、自分の好きなこのには熱中するものの、嫌いなことは怠ける癖もたびたび見られるようだ。
・スコルピウス
「スコーピオは臆病で、いつも自分の影見てた。今日こそ影に、背を向けよう。坂道どんどん登っていった。」
白羊宮が外に向かってほとばしるエネルギーを持っているのに対し、うちに秘めたるエネルギーに関しては全星座中もっとも大きなものがある。研究心や探究心が旺盛で、裏面を見通す洞察力にも優れており、寡黙で忍耐もあることから、学者や医者として素晴らしい業績を残す可能性っを秘めている。
しかし、その寡黙さは極端な秘密主義のあらわれとして他者の忌避を買い、上手な人間関係を築くことができないことが多々ある、また執念深く、陰湿なイメージを与えることも多い。
・サギッタリウス
「サジタリウスは北風を、その右頬に受けながらヴァルゴを探して夜をゆく。その右頬に冷たい潮風。」
開放的で楽天的な、陽性の自由にあふれた人物をつくる。情熱的なうえ、起用でスピーディーなので熱中したことはどんなことでも大抵やりこなしてしまう才能を持つ。また、単刀直入で直情径行なため、他者に対してさっぱりとした印象を与える。
ただ、興味の対象が非常に多いために熱しやすく冷め易い。、あた、大胆不敵かと思えば妙に小心だったり、無頓着なようで神経質だったりと、多分に二重人格的である。
・カプリコヌルス
「カプリコーンはせっかちで、お日様向かってまっしぐら、お日様てっぺん昇ったら。疲れてその場で眠りこけ。」
堅実で新調な努力の人。成功得への意欲が人一倍強いが、危険な冒険をおかしたりせず、地道に努力を重ねることで、時間はかかっても必ず目標を達成することができる。典型的な大器晩成型の特質を持つ。
反面、「ド」がつくおどの真面目で、友好範囲がごく限られたものになってしまいがちである。また、新調も度がすぎるので、目の前にある好機を棒に振ってしまうこともある。
・アクアリアス
「一番遅れたアクエリアスは、やぶれたみんなに聞きました。誰がヴァルゴにキスをした?」
世の風習に捕らわれることなく、独創的な発明の才能を発揮することができる。あらゆることをマクロの視点でとらえることができるため、思考が硬直することがなく、広い視野で自分なりの主観を構築することができる。
ただ、視点が高すぎるため、ミクロの現実を見ることができず、金銭的にもルーズである。また、その独創性が理解されなければ、単なる変わり者で終わってしまうこともある。
・ピスキス
「パイシーズは言いました。つづきはあいつが知っているさ、先に行きなよ、あいつの所に。ヴァルゴの選んだあいつの所に。」
心優しく慈悲深い、豊な情緒にあふれている。人にものを頼まれると断ることができないという性格で、人のために自らを犠牲にすることも厭わない。また、幻想的なものや美しいものに対する感性もかなり洗練されている。
ただ、感性が豊すぎるために、あらゆるものに陶酔してしまう傾向にある、美しい物に憧れながら、醜く汚く堕ちてみたいという欲求があるなど、精神的なバランスを欠いているともいえる。
・太陽
我々地球の生物にとってもそうであるように、占星術の上でも太陽はもっとも重要な存在です。
占星術において太陽は人間存在の本質を表し、太陽が誕生時にどこにあったかによってその人物の本質が決定されるからです。
・太陽の神々
太陽を象徴する神々は多々ありますが、占星術のイメージにもっとも近いのはギリシャ神話のアポロでしょう。
アポロは月の女神アルテミスの双子の兄弟であり、古代には彼女の息子、または夫であったといわれています。太陽が青春というキーワードを持つため、アポロは死と再生を体現する植物神アドニスにも似た美青年の姿をとるようになり、永遠の若者というイメージが付随するようになりました。
彼は、太陽神が持つ破壊と治癒、豊穣の力を持っていたうえに、姉あるいは母であるアルテミスから予言や呪術、音楽、医療という、本女神が持つような力を授けられています。
また、太陽が沈んでいる間、冥界を抜けて、日の出の場所に旅しているという考えから、太陽神でありながらその実、冥界にも支配力を伸ばしている存在であるといえます。
なお、ゲルマン民族の信仰にある太陽女神ソル、日本神話にある太陽女神アマテラス、摩利支天の名前で仏教に取り込まれたインドの女神マリーチ・デイヴァ、聖母マリアの原型ともいわれる中東の女神マリーのように女性神が太陽を象徴していた場合もあります。
この場合でも、その神にも太陽の持つ破壊と豊穣の力が備わっています。
・太陽の象徴
太陽の守護する人物は、まさしく英雄の道を歩む事になります。彼は、支配者の相を持ち、活力に溢れ、何事にも積極的にあたります。しかし、彼はすぐれているがゆえに、独断と専横に走りがちでもあります。物事が上手くいっている時はよいのですが、時として、妬まれて、その専横をたしなめられる時があるでしょう。
| 惑星名 | 太陽、Sun |
| 象徴 | 生命力、権威、父、光輝、青春 |
| 調和相 | 自由、寛大、気前よさ、慈悲、活力 |
| 不調和相 | 傲慢、虚栄、専横、短気、浪費、うぬぼれ |
| イメージカラー | 黄金、白 |
| 支配する星座 | 獅子座 |
| 支配する金属 | 黄金 |
| 支配する天使 | オク |
| 対応する四大元素 | 火(男女ともに) |
| 対応する神 | アポロ、アマテラス、ソル |
・月
月は、遊星の中ではもっともはっきり満ち欠けする独自な星であり、太陽と逆位置にあるとき、その光が最も輝きを増す夜の支配者です。ゆえに、天空の王にして男性神である太陽とは対照的であり、また、対をなす女性神として考えられがちです。
さらに、月と太陽との角度によって満ち欠けしていく様子は気まぐれさを示し、主体性の無さ、変化する仮面で本質を隠すと見られたりします。
月の満ち欠けと潮の干潮との関係から、水域を支配す者として語られてきました。これは、河川や海だけでなく、人間の体内の水(血液、精液、羊水)にもかかわり、人の気性を気まぐれにする力があるといわれています。
・月の神々
ギリシャ神話における月の女神アルテミスは、ローマ神話のディアナ、あるいわ、ルナとして知られる女神であり、その原型は新石器時代のクリミア半島にまでさかのぼるといわれています。
当時のアルテミスはあらゆる生き物の母なる月の女神であるとともに「女猟師」「屠殺者」としての側面を持っていました。多数の乳房を持って生き物を養う母であると同時に、自分が生み出した生命を追い立てて、殺戮する運命の狩人でした。
光を失う新月という神秘的な死を経て、力強い満月に戻ってくる事から、月の女神が生命と死の双方を支配すると考えられたのでしょう。
後年、彼女はギリシア・ローマ神話の中に、純潔なる乙女として再び現れます。太陽神アポロンの姉として月の女神になった彼女は、同時に潔癖で男勝りな狩猟の女神として知られるようになりました。
月の女神は、変化する月の化身のため、3つの相に分けて語られる事さえあります。
三日月や上昇する月は処女女神アルテミス。満月は眠れる野(エンディミオン)に口づけする母神セレネ。削れゆく月は全てを破壊する老婆、冥界の女神ヘカーテに対応するとされ、それぞれが月の女神に対する思いを代表しているのです。
・月の人物
月を守護とする人物は、常に「太陽の王者」との対比で語られます。太陽が男性であれば、月は女性であり、太陽が女性であれば、月は男性でした。
そして、しばしば、太陽の配偶者の位置に、月の人物は置かれます。太陽の恋人であるがゆえに、太陽との関係で気まぐれに変化していく多感な乙女が月の人物です。
| 惑星名 | 月、Moon |
| 象徴 | 変化、反応、女性、家庭、死 |
| 調和相 | 神秘性、敏感、母性的、想像力 |
| 不調和相 | 依頼心、気まぐれ、移り気、意志薄弱、偽り、無節操 |
| イメージカラー | 銀色 |
| 支配する星座 | 蟹座 |
| 支配する金属 | 銀 |
| 支配する天使 | フル |
| 対応する四大元素 | 水(男女ともに) |
| 対応する神 | アルテミス、ダイアナ、セレネ、ヘカーテ、ツクヨミ |
・火星
紅き星、火星はその炎や血を連想させる色もあってか、古くから不吉な星、戦争の星として考えられてきました。
占星術にあっては、戦闘と破壊を支配する軍神マルスの星となり、兵士が体得すべき様々な才能、勇気や決断力、統制を体現します。なお、もっとも地球に近く、時折地球が火星を角度的に追い越す事から生じる「天空上での逆行現象」が見られるために、衝動的で暴力的なイメージが加わっています。
・火星の神々
戦いの星、火星を支配するのは、ローマ神話の紅い軍神マルスです。マルスが紅いのは、戦場で血を浴びたためとされていますが、同時にいけにえをもって豊穣を生み出す「自らいけにえであり、同時に、いけにえを受け取る生と死の神」という姿があったようです。
マルスは、まさに理想の兵士の性格を体現しています、暴力と破壊を好み、恐るべき敵にたいしても怯まぬ勇気、危険な作戦を実行するだけの強い意志、一瞬の迷いが死を呼ぶ戦場でためらわぬ決断力、そして、それを裏打ちする体力を持っています。命を捨てる事にさえためらいはありません。
そのかわり、短期で暴発しやすく、普段の生活で自分を抑制する事は苦手です。考え方は過激で、「欲しければ奪う」事をためらいません。
・火星の人物
火星の守護する人物は、知ろう敵な戦士です。戦いの技量にすぐれ、気性が激しく、決断力に富んでいます。その血は熱くたぎり、彼らの前を塞ごうとする存在には断固として戦います。
そのかわり、例外無く、怒りやすく、短期です。おとなしく耐えているのは、彼等の本質にはまったく合わないのです。
その勇気とは裏腹に、火星は不幸な星です。恵まれない生まれである事が多く、暴走してしまうことがたびたびあります。
生まれゆえか、洗練された社交とは無縁で、残虐さや野蛮さを秘めています。
彼等が最も得意な社交辞令は、皮肉や嘲りです。悪態のつきかたでは、軍神の守護する彼らに敵うものはいないでしょう。
| 惑星名 | 火星、Mars |
| 象徴 | 乾燥、熱情、闘争、火 |
| 調和相 | 勇敢、度胸、開拓精神、活力 |
| 不調和相 | 粗暴、向こう見ず、過激、短気 |
| イメージカラー | 赤 |
| 支配する星座 | 雄羊座、蠍座 |
| 支配する金属 | 鉄 |
| 支配する天使 | ファレグ |
| 対応する四大元素 | 火(男)、水(女) |
| 対応する神 | マルス、アレス、ネルガル |
・水星
水星は、もっとも太陽に近い惑星であることは最大の特徴です。
まず、太陽に近いことで、太陽に似た知的な活動を支配しています。太陽の分身として、太陽神の持つ知的なイメージも持っています。
さらに、太陽の周囲をうろうろする軌道要素との兼ね合いから、使者の神、先導の神としての力を有しています。
・水星の神々
水星の守護神は、ギリシア神話の使い神ヘルメスです。ヘルメスは、知性とコミュニュケーションを支配する神で、魔術・文学・医学・オカルト知識を司り、エジプトのトートと同一の紀元を持ち、かつては、古来の男根信仰を担う大いなる神の一人であったといわれています。その息子に、両性具有神ヘルマフロディトを有するように、本来は男女同一による世界創造の力を有していたようです。
そのため、ヘルメスはさまざまな秘術にたけた神でした。天空を駆け、十字路を守護し、魔術や占星術を「発明」し、人々に与えました。天文学や音楽なども彼の発明です。
彼は風の神でもあり、太陽に先立って没していくために、冥界の案内人とされました。霊魂を冥界に導く導師とされ、「死の王」とも呼ばれました。これは、「生命の女王」とついになる上級神の称号です。
さらに、ヘルメスは四大精霊を支配し、黄金を生み出す事ができたので、錬金術の守護者ともなりました。英語で錬金術派を示すハーメティックという言葉は、そのままヘルメスから出ています。
商業と移動を守るヘルメスは、商売の神であり、同時に盗賊の神でもあります。彼は陽気な若者の仮面の下に隠した神秘の知識や技術によって、他者を翻弄するトリックスターなのです。
・水星の人物
水星人物の特工は、勤勉で知的という事です。彼等は、技術や学問に秀でており、そのための研鑚をいといません。
ただし、ヘルメスの持つ社交的な正確が仇となって、おしゃべりで、商売や学問に凝ってしまいがちです。そのうえ、知的な好奇心の富んでいるため、異端であっても新しい技術や知識に魅了されてしまいがちです、
水星の守護神は男性神ヘルメスですが、対応している金属が液体であり金属であるという二面性を持つ水銀ですので、女性的な要素もかなり含んでいます。神話において男女両面を持つ両性具有者ヘルマフロディトがヘルメスとあふろでぃての間に生まれた完全な美の持ち主であったいうのもその証拠でしょう。
| 惑星名 | 水星、Mercury |
| 象徴 | 学問、商売、通信、神経 |
| 調和相 | 機敏、理解力、理論性、商才、話術 |
| 不調和相 | 狡猾、嘘、詮索、おしゃべり、嫉妬、異端 |
| イメージカラー | 青、または緑 |
| 支配する星座 | 双子座、乙女座 |
| 支配する金属 | 水銀 |
| 支配する天使 | オフィエル |
| 対応する四大元素 | 風(男)、大地(女) |
| 対応する神 | ヘルメス、メルクリウス、トート |
・木星
木星は、巨大で強く、太陽と等しい王者の星です。徳が高く、惑星のなかでも月のとらえどころのなさとは対照的に、安定感があり、強さを持っています。そのため、神々の王ユピテル、ゼウスに比喩されているのです。
・木星の神々
木星に対応するのが、ギリシア神話の雷神ゼウスです。木星は、法と支配を司る星であり、神々の王であるゼウスの持つ裁定権、決定権に結びつくのです。苛烈な裁断、落雷という破壊力が正義の怒りをもって裁く司法官のイメージを表現しています。
同時に、ゼウスに代表されるギリシア神話的な情感の拡大性も、その身で示しています。
ゼウスはギリシア神話の主神でありながら、多情で各地で娘たちに浮気をしては、手痛いしっぺがえしをくらっています。
これは、雨をもたらす稲妻の神という豊穣の神である性格からきたものでしょう。
ゼウスは野放図でいいかげんな浮気者でありますが、陰湿ではなく、あっけらかんとした正直な欲望を示し、一時の恋に全力を注ぐ情熱をもっています。しかし、恋愛の後、恋人を束縛したり、苦しめたりすることは少ないため、人に嫌われたりはしません。器が大きいというべきでしょうか、人徳というべきでしょうか?
ゼウスやそのローマにおける分身であるユピテルの原典は、サンスクリット語のディヤウス・ピター(天空の父)にあると言われており、音韻から見て、ユダヤーキリスト教の唯一神エホバにも通じるものがあります。
彼自身は、決して世界の創造者でも法の発明者でもありませんが、母系文化を押しのけて、父権が強まっていくとともに、父なる神の代表として神々の頂点に登っていったようです。
・木星の人物
木星の守護する人物は「強い父」のイメージを持っています。
彼は人徳に恵まれ、正義に燃える熱い魂を持った人物です。それも、個人的に規則を守るというだけでなく、その正義を人々に広げていこうとする志を持っています。
困ったことに、彼にはそれを成すだけの力も強い意志も幸運もあります。それゆえ、大言壮語になったり、自己過信して他者を省みないこともあります。
はた迷惑とも言えますが、彼自身が情感を大切にするタイプであるため、かなり救われています。
プライベートな面では、恋愛に際限の無い熱意を込められる人物で、振られても振られても懲りないその熱意の源がどこにあるのか、他の誰にもわからないほどです。
| 惑星名 | 木星、Jupiter |
| 象徴 | 高貴、知恵、発展、幸福、完全 |
| 調和相 | 寛容、自由、快活、正直、男性的 |
| 不調和相 | 浪費、無分別、自己過信、大言壮語、強欲 |
| イメージカラー | 紫、または橙 |
| 支配する星座 | 射手座、魚座 |
| 支配する金属 | 真鍮 |
| 支配する天使 | ベトール |
| 対応する四大元素 | 火(男)、水(女) |
| 対応する神 | ゼウス、ユピテル |
・金星
金星は「明けの明星」と「宵の明星」と呼ばれるとうりに、夜明けと宵にもっとも輝き、すぐさま消えてしまう惑星です。
そのため、美しき女神として信仰される一方で幸薄い星としてみられます。
オリエントで熱心に信仰された反動からか、あるいは、すぐさま消えてしまうはかなさゆえか、自堕落で流され易い弱さを持った星と言われています。
・金星の神々
金星は美の女神ヴィーナスの名を与えられています。ギリシアではアフロディテという女神にあたります。
アフロディテは、ヴィーナスと同様、「海の泡から生まれた」ため、無垢な神のように思われていますが、その実、天空の父ウラヌスが息子のクロノスに殺されたときにばらばらにされたウラヌスの肉体のうち、生殖器が海に落ちて、そこから誕生したとも言われており、かなり官能的な要素を持っています。
アフロディテの祝祭は性的な行為をかなり含んだもので、彼女に従う女司祭は「神聖なる娼婦」と呼ばれていました。(巫女という言葉の起源は、神に許された娼婦であり、これと非常に似ています)
アフロディテは非常に古い女神で、インドのカーリー、アッシリアのイシュタルに通じる部分があります。豊穣を司る大いなる女神で、動物の主であり、誕生と死の女神であり、さまざまな姿と能力を持った化身を持っていたようです。冥界のプロゼルピナ、ゼウスの妻ヘラ、大地母神デメーテルなどが彼女の化身であったのではないかとも言われています。すでに紹介したアルテミスとも類似点が多くみられます。
アフロディテがギリシア神話に取り込まれる際に、化身達は独立した女神となったり、ほかの女神に吸収され、弱体化したアルロディテの残骸が美化されて、平和な美の女神ヴィーナスとなりました。
それでも、ヘルメスとの間に両性具有のヘルマフロディトをもうけたり、トロイの王子パリスを誘惑したりと、なかなか話題の尽きぬ女神でもありましたが。
ちなみに、「明けの明星」というのは、墜天使ルシファー(ルシフェル)を示すのに使われることもあり、罪深く堕落しやすいという意味も隠されているようです。
・金星の人物
金星の守護する人物は、美しく官能的です。彼女は、穏やかでよくしゃべり、清潔好きで、音楽や踊りを好みます。動物の世話や家事が得意で、特に料理を好みます。
姿勢にとらわれない人物で、贅沢が好きで、ムードに流されることが多いのが欠点です。
恋や友情を大切にし、芸術を好みますが、時に誤って敗退的な道を進んでしまうこともあります。
| 惑星名 | 金星、Venus |
| 象徴 | 官能、美、調和、共同、愛 |
| 調和相 | 温和、情感、希望、結婚、平和、センス |
| 不調和相 | 贅沢、好色、怠惰、不平、退廃 |
| イメージカラー | 黄色、または青 |
| 支配する星座 | 雄牛座、天秤座 |
| 支配する金属 | 銅 |
| 支配する天使 | ハギト |
| 対応する四大元素 | 風(男)、大地(女) |
| 対応する神 | アフロディーテ、ヴィーナス |
・土星
かつて土星はもっとも遠い惑星でした。
1781年の天王星発見まで、土星は宇宙の果てにあり、輪を持つ怪異な姿おあって、土星はもっとも開く運に満ちた不幸な星とされていました。
・土星の神々
土星に対応する神は、ローマ神話の農耕神サトゥルヌスです。この聞きなれない神は農耕を守る豊穣の神であり、その出自は生贄の儀式に通じています。
ギリシア神話でサトゥルヌスに対応するのが天空の父ウラヌスの息子にして、父殺したるクロノスです。
クロノスは、天と地から生まれたタイタンの一人で、父ウラヌスを鎌で殺し、その生殖器を切り落としたという凄まじい神です。彼は大地の女神レア(母ガイアの分身ともいわれている)と結婚しましたが、自分の子供たちに殺されるという脅迫観念に襲われ、生まれた子供たちを次から次へと飲み込んでしまいました。それでも、一人逃れたゼウスがクロノスを倒して兄弟を救い、世界の支配権を奪い返します。
クロノスにしろサトゥルヌスにしろ、いけにえによって大地を豊にする「豊穣と恐怖の魔神」という側面を持っており、神であるとともに恐るべき悪魔でもあったといえます。
クロノス自身は名前が近かったこともあって「すべてを飲み込んでいくとき」の神と同一視され、破滅を意味する神になっていきました。
そんなクロノスとサトゥルヌスの悪いイメージは、生贄とらんちき騒ぎを含む異端(反キリスト教)的なイメージで拡大され、サトゥルヌスは野卑なサテュロスや悪魔サタンにおとしめられてしまったようです。
・土星の人物
土星の守護を受けた人物は、不徳の人々です。衰えて、青白く、ひおからびて冷たいものばかりで、不幸なこと限りありません。
しかし、これは貴族たちから見た卑下の意識が多分に混じっているのでしかたがないでしょう。
実際の彼等は、現実的な理念を持ち、各自の仕事に安定した長期展望の基準を与えられています。心の中に根強い野心を抱いていますが、冷静な知性が慎重に計画を進めていくべきだと彼等に教えているのです。
| 惑星名 | 土星、Saturn |
| 象徴 | 制限、抑制、冷静、忍耐 |
| 調和相 | 思慮深さ、謹厳さ、綿密、忍耐力 |
| 不調和相 | 冷酷、独断、卑劣、非社交的、秘密主義、偽善 |
| イメージカラー | 黒 |
| 支配する星座 | 山羊座、水瓶座 |
| 支配する金属 | 鉛 |
| 支配する天使 | アラトロン |
| 対応する四大元素 | 風(男)、大地(女) |
| 対応する神 | サトゥルヌス、クロノス |