これからアセンブリ言語を学びたい方へ・・
アクセスカウンタ (カウンタ設置:2001年 7月28日)
最終更新日:2006年 4月19日
最近の更新情報:
・掲示板をつくりました。何か困った事があれば書いてください。 私の希望としてはWinの事はあまり書かないで下さいね。
 トランスの掲示板と協同なので注意して下さい。 書きこみがたくさんあれば独立させようと思います。
・x86アーキテクチャの学習をしてる学生さんらしき人からの質問に答えた内容を載せました。
・アップルブレッドコア版Duronのデータを追加しました。
・暇な時にプログラムの実例を載せていこうと思います。
・一部のページはコンプライアンス対応のため不可視属性になっており、ローカルからでしか見れません。w
今後の予定:
・メールでも掲示板でもいいので、リクエストじゃんじゃん書いてください。
・「究極のDOS環境の構築」、「真のプログラマへの道」、そういうの書こうと思う。

質問等のメールはこちらまで    掲示板はここ    パソコン読み物 プロフィール 写真1 写真2 写真3 MORE・・

その他の話題
  

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全くの初心者の人
・学習に必要な機材やソフトウェアについて
    PC−98シリーズ本体
    ノート用2.5インチHDDカートリッジ
    デスクトップ用HDD各種
    必要なOSやソフト
    必要なフリーソフトウェア
・コンピュータで使われる基本的な用語について
    磁気ディスク装置
    半導体デバイス
    表示装置
    周辺LSI
    蓄電池
    ソフトウェア
・2進数と16進数、アドレスやメモリについて
・86系CPUで使えるレジスタとその役割
・セグメント方式によるアドレッシング
・スタックについて
・フラグと条件分岐について
・基本的な命令を説明します
・プログラムの実例です。(New 8/13)
・質問に答えるコーナー

高級言語でのプログラミングの経験のある人
・インテルの歴史(Update 4/11)
・PC−9821Nb7のススメ
・486DX4−133 VS Pentium75 性能対決
・インテル86系CPUの特徴について
・各種CPUの消費電流や発熱量の資料(Update 12/15)
・日電PC−98シリーズのハードウェア
・「標準」アセンブラMASMやデバッガの使い方(Update 5/23)
・おすすめできる書籍一覧

パソコン雑感など(だいぶノートに偏ってます…)
・9801系98NOTE
・9821系98NOTE
    98ノート仕様一覧
    98ノートベンチマーク
    98ノートのメンテナンス
    98ノートのトラブル
    98ノートを使う上でのアドバイス
    98ノートのサスペンド&レジューム機能について
・9801系デスクトップ(Update 5/4)
・9821系デスクトップ
・H98シリーズ
・PC−H98シリーズなどお売りします(Update 5/3)

私がこれまで使ってきたマシン
・中学3年の冬、初めて買ったパソコン、ソニーのFDD付のMSX2「HB−F1XD」(1988年1月)
・シャープの学校教育用Z80ポケコン「PC−G801」(1988年4月?)
・高速CPU、R800搭載のMSXturboR「FS−A1ST」(1991年の夏頃)
・友達に勧められ、遂に98購入…「PC−9801VM21」(1991年12月)
・MIDI搭載、RAM512KのMSXturboR「FS−A1GT」(1992年?)
・i80188搭載の高性能ポケコン「カシオFX−890P」(1993年4月)
・1120×750ドットの画面表示ができるハイレゾ機を購入「PC−98XL」(1993年9月)
・XLでハイレゾ機の良さがわかり、H98を購入「PC−H98MODEL70-002」(1993年11月)
・一応98アーキテクチャで重量1.1kgのA5サブノート、しかも7時間バッテリ稼動「PC−98HA」(1994年8月)
・初代98ノートを安かったので買ってみる「PC−9801N](1994年12月)
・9801Nでノートの良さがわかり、今度はTFTカラーノートを購入「PC−9801NC」(1995年1月)
・ノート無しではやっていけなくなった私は、予備としてモノクロノートを購入「PC−9801NV」(1995年3月)
・ゴールデンウィークに向けて新しいノートが欲しくなって、電話で安いのを見つけ注文「PC−9821Lt」(1996年4月)
・以前から憧れていた、H98の最上位機種をオリックスの在庫品販売で見つける「PC−H98MODEL105-300」(1996年6月)
・パソコン通信用に安くなってきたカラーノートを購入「PC−9801NA/C」(1998年5月)
・まともな9821ノートを購入「PC−9821Ne」(1998年7月)
・安かったのでなんとなく名機なノートを購入「PC−9801NS/T」(1998年8月)
・Win3.1がまともに使えるマシンを購入「PC−9821Ap2/U8W」(1998年10月)
・超高級カラーノートを購入「PC−9821Np/540W」(1998年11月)
・・・この後も買いまくってるんですが、あまり書くことがない、ていうか思い出がないので省略しますね。


【HOME】



必要な機材とソフトウェア

【PC−98シリーズ本体】
最低でも、PC−9801VM21以降の機種を確保しましょう。
私のおすすめは、最近では安くなったノートパソコンですね。
具体的な機種名を挙げると、
<機種名> <CPU> <液晶> <特徴と価格例> PC-9821Ne i486SX-33 TFTカラー HDDが500Mまで、液晶9.5インチ、8k〜、★ PC-9821Ns i486DX2-50 TFTカラー バラしやすい筐体、シリアルポート低性能、液晶9.5インチ、11k〜 PC-9821Np i486DX4-75 TFTカラー PCM音源あり、液晶9.5インチ、14k〜 PC-9821Nf Pentium75 TFTカラー PCM音源あり、液晶9.5インチ、18k〜 PC-9821Nd2 i486DX2-50 DSTNカラー 完成度が高く低消費電力(10W)、液晶10.4インチ、8k〜、★☆ PC-9821Ne3 i486DX2-50 TFTカラー 完成度が高い、液晶が10.1インチ、10k〜、★★☆ PC-9821Nx i486DX4-100 TFTカラー PCM・FM音源搭載、ゲームにも適してる、15k〜、★★★ PC-9821Nb7/5 Pentium75 TFTカラー PCM音源内蔵、液晶が10.4インチと大きい、14k〜、★★ PC-9821Nb10/5 Pentium100 TFTカラー PCM音源内蔵、液晶が10.4インチ、17k〜 PC-9821Na13/C Pentium133 TFTカラー PCM・FM音源搭載、液晶が10.4インチ、20k〜 などが良いでしょう。逆にこれ以外は学習には適さないでしょう・・。
以上の機種に共通する特徴は、液晶が640×480ドット、256色表示可能、9821の拡張グラフアーキテクチャに対応している、 マシンとして比較的完成度が高い、などである。
Ns、Np、Nfはシリアルポートの性能が極めて悪いです。19200bpsまでしかまともに機能しないでしょう。
NeはBIOSがフラッシュメモリでは無いようなので、プログラムの暴走などでBIOSが破壊されるというような事がありません。 ここに挙げた中ではNe以外は全部、フラッシュBIOSです。Nd2の場合、インテルのPA28F200BX−T80というフラッシュメモリが使われていました。 フラッシュメモリの上にはシールが貼られていて、「TQV0100 (C)’82 NEC」と書かれていました。
Ns、Np、Nfの3機種は筐体がバラしやすい構造をしており、ほとんどキズを入れることなく完全に分解・組立できます。改造したい向きにはおすすめです。
Nd2、Ne3の液晶部分をバラすのは非常に苦労しました。下手するとキズだらけで、一部割れるかもしれません。本体部分はそんなに苦労しませんでした。
Ne、Ns、Np、Nfあたりの機種はどうも、VL2320というコイン型リチウム二次電池が過放電によってバカになり、 RTC(リアルタイムクロック、要は時計)が正常に動作せず、時計機能が使い物にならない中古がけっこうあり、その点を覚悟する必要あり。
DSTN液晶の機種は、表示色が512色中256色同時表示なので、ちょっとした絵を表示させただけでも違和感を感じますし、STN液晶特有の色ムラもありますし 感じ悪いです。TFT液晶の機種は大抵4096色中256色同時表示のようです。(DOS環境)

【98ノート用内蔵2.5インチHDDカートリッジ】
「注意点」
・Nx、Na7、Na9、Na12、Na13などは薄型のHDDカートリッジでないと装着できません。
・Ne3、Nd2、Ns、Np、Nfなどは薄型のHDDカートリッジでも厚型でも使用できるようです。ただし、薄型だとネジで固定できません。
・Nb7、Nb10などは、Nr系列のあまり出回っていないタイプのHDDカートリッジになります。
・NeなどはE−IDEに対応しておらず、500M程度までのHDDしかダメだと思います。
・E−IDE対応の機種でも、PC−98の場合4.3Gを超えるような最近のHDDはダメだと思います。 けど、ICC(IDEキャパシティチェンジャー)というツールで、容量を4.2G程度に制限してやれば、最近の大容量HDDでも使用可能になるそうです。
(もし、購入に際して、不安な点や疑問があれば、遠慮なく私までメールを下さい。)
・NS/E、NS/T、NCあたりの機種は、HDDの容量を返すBIOSが、20M、40M、80M、という風に勝手に決め打ち(?)するので、 どんなに大容量なHDDを用意しても、MS−DOSのフォーマットコマンドでは、80Mまでしか認識してくれません。 けど、フリーソフトウェアの「clmodify.com」と「ideinfo.com」(共に こうのたけし さん作)を使えば、容量いっぱいまで使えるようになります。 もちろん、新品のHDDを買えば、その手のツールは付属しています。
「実際の機種選び」
・NEC純正PC−9801NS/E−35型番の製品
コナー製ドライブでした。40Mのドライブなんで、技術的に初期の製品で、故障しにくいけど、とっても動作が遅いです。 そういえば、このドライブが1台故障したことがありました。 ノートの電源を入れた後、たぶんITFがHDDのチェックにいくんですが、カリカリカリカリ…って音がして、しばらく無音、また、カリカリ…が始まる、を 10回くらい繰り返して、やっと、HDD以外のメディアからブートできるようになります。HDDカートリッジをノートから抜いて、 テーブルの角か何かに思いきりぶつけてやると、1回は回復したりするんですが、一旦電源を切って、ヘッドがリトラクトすると、元通りダメになります。 その日、なんか私はむかついてたので、特殊なドライバーを用意して、即バラしてやりました。 原因は、リトラクト後のヘッドを固定する磁石が強すぎて、ヘッドが全くシークできなくなってるんだと思いました。 けど、それに気付いたのは、だいぶバラし始めた頃だったので、あきらめて完全にバラして、超強力な磁石だけを残して、他はゴミに出しました。
あと、スピンドルモーターの回転音がうるさいです。使用ドライブ:コナーCP2044 ディスクの性能は720Kバイト/秒(NS/Tで計測)
・NEC純正PC−HD340N、540N型番の製品
消費電力が少なくてIBM製のドライブが使ってあって信頼性は高いと思われます。 しかし、他社の同容量のHDDに比べると少し遅い感じがしました。(いちおう、おすすめできます。)  使用ドライブ:IBM製DHAA−2540 5V500mAh ディスクの性能は1370Kバイト/秒(Nsで計測)  また、ロットによっては、使用ドライブ:IBM製DHAA−2405 ディスク性能:1390Kバイト/秒もあり。 PC−HD340Nについてですが、ロットによってはシーゲート社のドライブが使われている場合がありました。 その場合の使用ドライブは:ST9385AG ディスク性能:1590Kバイト/秒 MADE IN SINGAPORE モータ停止状態からの復帰時間:1秒32  シーゲートのドライブはなにかとうるさかったです。性能はいいみたいだけど。 ・・・時期によっていろんなドライブが使われているようですね。
・NEC純正PC−HD350N、HD540N型番の製品(ドライブだけが薄型)
東芝製のドライブに変わってました。NEC製の以前のと比べるとかなり速くなりました。 350Nタイプの使用ドライブ:東芝MK1824FCV、DC+5V0.7A、日本製 ディスクの性能は1730Kバイト/秒  540Nタイプの使用ドライブ:IBM−DBOA−2540 ディスクの性能は1440Kバイト/秒  PC−9821Ne3、Nd2のハードディスクモデルに装備されていました。プラスチックのフレームは従来通りの大きさでドライブだけが薄く変な感じです。
・NEC純正540MB型番、810MB型番の製品(薄型ドライブ)
540MB型番の製品はPC−9821Na7/H5に装備されていました。 このHDDカートリッジは薄型タイプなんですが、従来のHDDスロットでも使用できるみたいです。(従来のスロットだと、ネジでの固定はできませんが。)  540MB型番の使用ドライブはIBM製のDBOA−2540で、性能は1630Kバイト/秒でした。モータ停止状態からの復帰時間:1秒50  810MB型番の使用ドライブ:IBM−DSOA−20810 ディスク性能:1780Kバイト/秒
・NEC純正HD540MB−T型番の製品(薄型ドライブ)
PC−9821Nb7/5に装備されていました。モーター停止中からの復帰はちょっと遅く4秒くらいかかりました。 でも、読み書き速度は速く、ディスク性能は1790Kバイト/秒とかなり高速です。使用ドライブ:IBM製DBOA−2540  また、ロットによっては東芝製ドライブが使用されている場合があり、その場合のディスク性能は2020Kバイト/秒とIBM製よりも高速だったりします。 で、使用ドライブは東芝製MK1924FCVです。回転数:4200rpm キャッシュ:128Kバイト
・NEC純正HD810MB−T型番の製品(薄型ドライブ)
PC−9821Nb7/C8に装備されてました。読み書き速度はここで紹介してるドライブの中では最速で、ディスク性能は2020Kバイト/秒とすごいです。 使用ドライブ:IBM−DSOA−20810 なお、ロットによっては東芝製ドライブを使用してる場合があります。 その場合少し性能が落ちます。使用ドライブ:東芝製MK1926FCV 回転数:4200rpm キャッシュ:128Kバイト  モータ停止状態からの復帰時間:2秒59
・PC−9821Lt/260に内蔵されている製品(内蔵)
PC−9821Lt/260というB5サブノートに使用されているHDDの情報です。東芝特有のガラガラ音がします。 使用ドライブ:東芝MK1724FCV 性能:1630Kバイト/秒 ディスク回転数:4000rpm キャッシュ容量:128Kバイト  モータ停止状態からの復帰時間:2秒24
・アイオーデータHDNS−1G(薄型ドライブ)
富士通製のドライブでした。1Gという容量のわりには読み書きが遅くがっかりでした。 しかし、消費電力はかなり少ない感じで、その点だけは良いです。 使用ドライブ:富士通M2714TAM、+5V0.45A ディスクの性能は1400Kバイト/秒(Nxで計測) ディスク回転数:3634rpm±0.5%  キャッシュ容量:128Kバイト 消費電力(typ):1.90W MTBF:300000時間以上  モータ停止状態からの復帰時間:1秒79
・アイオーデータHDN−810M
使用ドライブ:東芝MK1926FCV スピンドルモーターの音がうるさいです。もう一台のHDDを接続できるようにコネクタが付いてるんですが、 私がやってみたところ、うまく動きませんでした。ディスクの性能は1580Kバイト/秒でした。 ディスク回転数:4200rpm キャッシュ:128Kバイト
・メルコDNN−790
IBM製のドライブでした。(ラッキー!?) 使用ドライブ:DVAA−2810 定格:5V500mA MADE IN THAILAND  音が静かです。ディスクの性能は1530Kバイト/秒 モータ停止状態からの復帰時間(スピンアップ):3秒33
・メルコDNN−497
日立製のドライブでした。遅いし、トラブるし、印象悪いです。使用ドライブ:HITACHI_DK211A−51 ディスク性能は1370Kバイト/秒
・緑電子BLT−N340型番の製品
AREAL製のドライブを使用していて、最も速いと私は思います。しかし、AREAL製ドライブは多少消費電力が大きく、 長期間連続稼動させると、私の場合、調子悪くなりました。(速いので、おすすめできます。)  けど、その分スピンドルモーターが強力なのか、モーター停止中からの復帰がかなり速くて、約1.3秒で復帰します。 これなら、98ノートメニューの省電力設定でHDDモーター停止を使用してもあまりイライラしません。 使用ドライブ:Areal A340 ディスクの性能は1320Kバイト/秒(Ne3で計測) 最大消費電力:5.5W  緑電子は98用周辺機器の事業から撤退して、今は蛍光灯用の省電力装置を作ってるみたいですね・・。 BLT−N340はロットによっては、東芝製ドライブが使われてます。その場合は、モータ停止状態からの復帰時間が3秒51かかりました。
・ロジテックLHD−NS260J
AREAL製ドライブなのでかなり高速でした。(性能を調べると、体感的に速かっただけみたいです) でも、調子悪くなって潰れました。私が初めて潰したHDDですね。 ディスクの性能は1060Kバイト/秒です。
・ICM社NV−120型番の製品
東芝のドライブでした。(キャラベル社の欄を参照) 使用ドライブ:東芝MK2124FC ディスクの性能:830Kバイト/秒 ディスク回転数:3600rpm  キャッシュ:32Kバイト
・ICM社NX−500型番の製品
IBM製ドライブのようです。使用ドライブ:DHAA−2540 ディスクの性能は1560Kバイト/秒 モーター停止状態からの復帰時間:1.7秒
・日本テクサ製TR−NE40L型番の製品
IBM製のドライブでした。私が使ってたTR−NE40Lは一時期調子が悪い事もありましたが、今は安定して動いています。 使用ドライブ:WDA−240 ディスクの性能:710Kバイト/秒
・キャラベル社AV−200SE型番の製品
東芝製のドライブでした。定格を見ると消費電力が少し大きく、あんまり速くなくて、イマイチです。 東芝製ドライブは動作自体は安定していて私はトラブルの経験はありません。ちょっと気になる点は、何もしていないときにHDDが「ガリガリッ」と音を立てる点です。 これは多分、ヘッドのキャリブレーションでもしてるのだと思いますが、他社のHDDではあまりみかけない動作なので、私としては不満かなぁ・・。 使用ドライブ:東芝MK2224FC(HDD2238) DC+5V0.7A ディスクの性能は970Kバイト/秒(NA/Cで計測) ディスク回転数:4000rpm  キャッシュ:128Kバイト
【98デスクトップ用ハードディスク】
「注意点」
・初期のSCSIインターフェースではアンフェノールハーフピッチ50ピンのコネクタが使われてたのですが、 SCSI2の辺りから、アメリカ流のD−SUBハーフピッチ50ピンに変わってますので注意。
「実際の機種選び」
・NEC純正PC−HD040L型番の製品(SCSI外付け)
NEC製ドライブ。40Mのドライブなんで、速度は期待できません。使用ドライブ:NEC製D3841 ディスクの性能は560Kバイト/秒  価格は132000円、出荷開始は89年12月です。
・NEC純正PC−HD100R2型番の製品(SCSI外付け)
NEC製ドライブ。100Mのドライブです。先読みキャッシュが搭載されてるそうですが使用感的には遅いです。 使用ドライブ:NEC製D3856 ディスクの性能は680Kバイト/秒  価格は98000円、出荷開始は92年5月です。
・NEC純正PC−HD300型番の製品(SCSI外付け)
NEC製ドライブ。5インチ300Mのドライブです。かなり大型で騒音も大きいです。使用ドライブ:NEC製D5862 ディスクの性能は800Kバイト/秒  定価は895000円と恐ろしいまでに高いです。(私は2台所有してたりする) 89年7月に初出荷されました。(なつかしい時代です)
・NEC純正PC−HD300R型番の製品(SCSI外付け)
NEC製ドライブ。300Mのドライブです。高級感はありますが遅いです。 使用ドライブ:NEC製D3872 ディスクの性能:640Kバイト/秒  価格は298000円、出荷開始は92年5月です。
・NEC純正PC−H98/70−E03型番の製品(ESDI内蔵)
NEC製ドライブ。40Mのドライブです。威厳たっぷりな動作音がするのですが、全然遅いです。コントローラのV20(たぶん)をクロックアップしてやりたくなります。 ディスクの性能は160Kバイト/秒  価格は150000円、出荷開始は91年2月です。
・キャラベルデータ製ACD−50(SCSIオンボード)
アルプス製ドライブ。アスキークリッパーディスクという名称で売られていました。私が初めて買ったハードディスクです。92年頃で5万円くらいしました。(新品を購入)  使用ドライブ:ALPS製DRRC50D 容量50Mバイト
・日本TEXA製TRUST−IN40S(SCSIオンボード)
アルプス製ドライブ。286マシンで使用してるからかもしれませんが、かなり遅いです。 CバスSCSIインターフェース上に薄型HDDが載ってます。使用ドライブ:ALPS製DRRC40D  ディスクの性能は280Kバイト/秒
・ICM製C−flat40(SCSIオンボード)
富士電機製ドライブ。かなり遅いです。CバスSCSIインターフェース上に2.5インチHDDが載ってます。 使用ドライブ:ICM_SFX−12(と出ましたがたぶん違う) ディスクの性能は400Kバイト/秒
・PC−H98/105内蔵HDD(SCSI内蔵)
コナー製ドライブ。カタログや仕様上は300Mとなってるんですが、360Mのドライブです。 使用ドライブ:コナーCP3300−360MB アメリカ製 ディスクの性能は1580Kバイト/秒とかなり速いほうです。
・PC−OD301R(SCSI外付MO、128M)
NEC製ドライブ。冷却ファンの音がかなりうるさいです。背面に交換式のエアフィルタがはまってます。読み出し速度はそこそこなんですがシークが遅いです。 使用ドライブ:NEC製ODS091 ディスクの性能は読出時で620Kバイト/秒です。回転速度3000rpm、キャッシュメモリ容量は108Kバイト。 価格は218000円、出荷開始は93年7月です。

【あったほうが良いソフトウェア】
・MS−DOS6.2基本機能セット(OS、9000円位で買えるでしょう)
・MS−DOS6.2拡張機能セット(開発ツールとたくさんのDOSのマニュアルが付いてます)
・マクロアセンブラMASM6.0(アセンブラです。4万円位するかも)
 DOS環境で動くし、486の命令まではサポートされてますので不足はありません。
・MASMバージョン6.14は無料でダウンロードできます。
 ウィンドウズ環境でしか動きませんが、無料なので・・。
 16ビット用のリンカはMSのサイトのどこかに転がってるそうです。
・Vzエディタ1.6(高機能なエディタです。7千円位で買えると思います。これがなくてもフリーのエディタもあるし、DOSにもついてるし、困りはしませんが)
MASMが無くても、とりあえずは勉強を始めることができます。絶対必要なものとしては、バージョン3.3以降のMS−DOSと、 デバッガ(DEBUG.COMかSYMDEB.EXE)ですね。フリーのデバッガも優秀なのが出てます。(DDEBとかEXDEB)
最近知ったのですが、フリーのアセンブラでNASMという良いのがあります。

【あったほうが良いフリーソフトウェア】
(インターネットで探し回っても、お目当てのソフトが見つからない、なんて場合はメール下さい。優良なパソコン通信ホスト局を紹介いたします。)

・30BIOS(液晶版の30行BIOS)
9821のノートを持ってる人はとにかくコレを入れましょう。AUTOMATEよりも使いやすいです。 PC−9821Ne2/Ndでも30行表示が可能らしいです。本当ならスゴいと思います。 PC−9821Ne2/Ndは拡張グラフアーキテクチャを持ち合わせていないため「9811」と呼ばれています。
・NASM(外国製の優秀でフリーなアセンブラ)
MASMとは互換性がありませんが、難解なディレクティブを書かなくても動く(というか対応していない)ため、MASMを知らない初心者にはかえって分かり易いと思います。64Kバイトまでの.COMファイルを作るのであれば、 これさえあれば、MASMは特に要らないと思います。
・Turbo−C(外国製のフリーな定番コンパイラ)
日本語版はフリーにはなっていません。英語版なので日本語がまともに使えません。それどころか注意しないと暴走するプログラムが出来上がります。ボーランド様にはTASMを今度フリーにしてほしいところ。
・EXDEB(386コード対応デバッガ)
使いやすいけど、メモリをたくさん消費するのでデバッグ出来ないソフトもあるでしょう。あと、フラグ表示がわかりにくい。
・DDEB(386コード対応デバッガ)
386(32ビットレジスタ)に特化してるので、これから勉強を始める人には邪魔になるかも。 プログラムがコンパクトで良くも悪くもSYMDEBに似てる。好感は持てるけどセンスがいまいち。
・automate(9821系ノートでテキスト30行表示させる常駐プログラム)
上に書いた私が推奨する98ノートはすべて9821拡張グラフアーキテクチャ(480ラインモード)を備えています。 この「480ラインモード」では通常25行表示で上下に未使用部分があるDOSの画面を、480ラインフルに使用して 表示品質を損なうことなく30行表示を実現するものです。また480ラインモードでは256色表示が可能です。 たった5行の差ですが気分的にはかなり違います。
・まるちめいと(ノートを含む480ライン表示に対応したお絵かきソフト)
640×480ドット256色の画面に対応した貴重なグラフィックエディタです。 特にインストールが初心者には扱いにくいソフトだと思いますが、優秀なソフトだと思うので、がんばって環境設定しましょう。 ローダー&セーバーが外部プログラムに依存しているため、少々初期設定が面倒ですが、逆に考えるとどんなフォーマットでも読み書きできる可能性を持ってると言えます。
・LHA(知ってるとは思うけど書きました。超有名なアーカイバーですね。)
・KTX(超高速なパソコン通信ターミナルソフト?です。)
Win付属のハイパーターミナルは昔と比べたらかなり進歩したけど、マニアの人にはほとんど役に立ちません。 私はDOS使ってた頃からKTXを愛用しています。Win時代になった今はKTXのWin版を使わせていただいてます。 DOS版KTXはホントによく出来たソフトでした。 DOS上でありながら、Winと同じようにダウンロード中や未読落としてる最中に他のソフトを立ち上げて使用したり、 バックログを参照できます。
・SFA(高速なLHA互換圧縮ツールです。)
・LHE(高速なLHA互換解凍ツールです。)
純正のLHAを使用していると、ここで紹介してるような486程度のマシンでは、圧縮・解凍にけっこう時間がかかります。 それを半分位の時間で処理してくれるありがたいプログラムです。しかも、高性能な−lh6−に対応しています。
・FD(有名なファイラーです。)
ファイラーの中ではあんまり高機能ではありませんが、よく使われてたし、私もたまに使ってます。
・LHFIND(ファイル検索ツールです。)
LZH書庫の中までファイル検索できる数少ないソフトです。 「−n」オプションを付けることでLZH書庫の中は検索しないという指定もできます。
・WGREP(文字列検索ツールです。)
LZH書庫の中に含まれるファイルも文字列検索の対象にできます。 パソコン通信のログなどをLHA等で圧縮して保管してる人にはありがたいでしょう。
・DES(ファイルを暗号化するツールです。)
インターネットメールなどの信頼性の低い手段などを利用するとき、これで暗号化して、 送信者と受信者が共通の鍵を管理していれば、誰にも内容を知られることなく通信できるでしょう。
・2HDX(1.44MのFDDで1.84M位まで記録できるドライバ。)
フロッピーディスクのトラックのフォーマットを工夫して、標準以上のセクタを詰め込むことで大容量を実現した、 デバイスドライバです。1.25Mの普通の98のFDDでもこれを使えば1.44M付近まで記録できます。 ただし、1.25MのFDDで1.44Mが実現できたとしても、普通のDOS/Vフォーマットのディスクは 扱えません。
・BIFES2(MIFESに似てるバイナリエディタ。)
MIFESに似たメニューデザインで私、気に入ってます。バイナリエディタは普通は必要ないものですが、 ゲームのセーブデータを改ざんしたり、ソフトの改造なんて時には役に立つと思います。
・VTZ(高速コンソールドライバー)
これを常駐させていると、画面表示が高速になります。 特にDOSのコマンドラインでの画面スクロールがキビキビとするでしょう。
・HDISP(高速コンソールドライバー)
VTZよりさらに高速なコンソールドライバです。常駐量も少なくてグッド。
・TT(テキスト画面表示を拡張する常駐プログラム)
ノーマルモードでのテキスト表示のフォントは16ドットなんですが、異常な事ですがそれの上下を削って、 縦12ドットとかにすると、400ライン液晶では33行が可能、480ライン液晶では40行の表示が可能となります。 ただし、縦12ドットまでフォントを削ると漢字の場合かなり見にくくなりますので、 ANK文字が主で使われる場合以外は、おすすめできないです。
・MG(画像ファイルフォーマット相互変換ツール)
BMPからMAG、MAGからPiとか色々変換できます。 Piフォーマットはアニメ調の画像の圧縮率がMAGより優秀です。 まだまだ、Piフォーマットは一般的じゃないけど、いいものなんで私は普及させたいです。 PiのローダーはPimkという高機能なのがあります。
・ZCOPY(XCOPYの拡張版)
マルチファイルオープンライトとか言って、複数のファイルを同時に開いて書き込むことで、 ヘッドのシークをなるべく減らしてるそうです。実際、他のXCOPYなどと比べても速いと思うし、 XCOPYより断然高機能なので、手放せません。
・NOTEコントローラ(名前のとおり98ノートの各種機能を制御するツールです。)
コマンドラインから使う、ノートの各種機能を操れるソフトです。 例えば、MIDIデータの演奏中でシリアルポートが常時使われててバックライトが付きっぱなしで バックライトの寿命が気になる・・なんて場合、強制的にバックライトを消灯させることができます。
・DKC(私が知る限り世界最強のディスクキャッシュドライバです。)
これを使い出すとスマートドライブなんかカスに思えてきますよ。(マジで)  常駐量もかなり少なくて助かります。遅延書き込みの能力は最強です。
・GAP(クラスタギャップを計算するソフト)
HDDの使用効率を分析してレポートしてくれます。
・UMBBUF(BUFFERSをUMBに作るソフト)
広大なコンベンショナルメモリを確保するための基本ですね。
・XFLUT(FILESをハイメモリに作るソフト)
ちょっとでもUMBを空けておくために、ハイメモリにFILESを作ってしまおうというソフトです。 1KバイトくらいはUMBを節約できるでしょう。(汗)

【MIDI関連フリーソフトウェア】
・MIMPI(何て読んでいいのか知りません・・。WRD対応の非常駐MIDI演奏ソフト)
いろいろな形式のMIDIデータに対応してます。演奏に合わせて画像や文字が表示されるので、カラオケ向いてるなぁと思います。 PC内蔵BEEP音や26FM音源(要FM音源BIOS)に対応していて、MIDI音源を持っていなくても、いちおう聴いてみることはできます。 インターフェースはローランドのMPU−98はもちろん、ToHost端子(コンピュータ端子)によるRS−232C接続も可能です。 その際のボーレートは31.25kと38.4kのどちらでも対応してます。(ウィンドウズ環境でのWRD対応演奏ソフトではTMIDIがおすすめです。)
・FPD(DOS用のソフトウェアシンセサイザ。すごいです)
リアルタイムでMIDI音源をエミュレートしてしまうすごいソフトです。 486−66MHz程度以上のCPUであれば、満足な結果が得られると思います。まぁ、ハードウェア音源にはかないませんけどね・・。 86音源ボードとすべてのA−MATE、CS4231を搭載したX−MATE(一部かも)、PC−9821Np、Nfに対応してます。 (ウィンドウズ版のFPD98はシェアウェア化されています。)
・RCC(RCPファイルのファイルサイズを大幅にコンパクトにするツールです)
だいたい、2/3から1/2のファイルサイズになります。似たようなリズムが延々と続く、トランス系の曲だと、1/4くらいになります。 たまに、誤変換して変な曲になってることもあるので、変換後の曲を聴いてからオリジナルを消しましょう。(消したい場合)
・MSR(SMF形式、つまり、MID形式をRCP形式に変換します)
RCP形式だと、RCCでファイルサイズを圧縮できるので、便利です。RCP形式に変換してくれるソフトやツールは少ないので貴重な存在です。
・MRP(常駐MIDIプレイヤー)
画面表示は質素なんですが、MIDIデータの演奏に関しては、これ以上にいいソフトは私は知りません。 常駐してバックグラウンドで演奏できるのは当然ですが、MIDIファイルを一括指定して、その中でランダム演奏したり、 .MID(SMF)だけじゃなく.RCPも読めます。386以上のCPUでないと動いてくれませんので注意。
・ESEQCVS(エレクトーンのデータをSMFに変換)
エレクトーンのMDRで記録したファイルをパソコンで扱えるSMFに変換できる貴重なソフトです。 最近までずっと探してました。(涙)



MS−DOSの使い方

【基本編】

・HDDにMS−DOSをインストールするには・・?
ノート型の場合は、98ノートメニューでHDDのセクタ長が512バイトに なってる事と、起動デバイスが「標準に」なってる事を確認します。 ディップスイッチの図が出てる画面で、HOME/CLRキーを押せば デフォルトの設定になりますので、普通はその設定で使って下さい。 次に省電力の設定は、「レジューム有効」、「バックライト5分」、 「オートパワーオフ30分」、「HDD自動停止13分」などと いうふうに設定して下さい。(ここに書いた数字は目安)  そして、大事な点なんですが、ノートの背面のコネクタ群のカバーを 開くと、爪楊枝の頭ほどの小さいスイッチが右隅にあるのですが それを「↓」に倒してほしいのです。これをしないと、レジュームが 効きませんし、内蔵時計の補助バッテリが充電されませんので、 そのうち時計が狂ってしまいますので注意。 それから、電源を入れ、MS−DOSのシステムディスクを入れて、 インストーラーが起動したら、終了させて、システムの時計合わせを しておきます。「DATE」リターンとすれば、日付の設定が、 「TIME」リターンとすれば時刻の設定ができます。 (余計な話かもしれませんが、電源が落ちているマシンにフロッピーを 入れるとFDDのバネがヘタりますので注意です。電源が入ってる場合だと、 ディスクを入れた瞬間にスピンドルモータが回転し、チャッキング完了して 凹んだバネがすぐ元に戻るのでヘタる事はありません。) 時刻が正常になったら、インストーラーが起動すれば、指示に従うだけでいいし、 そうじゃなければ、FORMAT.EXEコマンドを起動して下さい。 よっぽど古いDOSじゃない限り、対話形式でフォーマットできますので 簡単です。 FORMATコマンドを起動すると、フロッピーか固定ディスクか光ディスクか 聞いてくるので、固定ディスクを選びます。 上から順番に説明します。 「装置番号」は現在フォーマット対象のディスク装置の番号が示されています。 ディスク装置の番号一覧は画面の右上に罫線で囲って表示されています。
1:固定ディスク     #1 (たぶんIDEのマスター)
2:固定ディスク     #2 (たぶんIDEのスレーブ)
3:SCSI固定ディスク #1 (SCSIのIDの若いほう)
4:SCSI固定ディスク #2 (SCSIのIDの多いほう)
注意して欲しいのは、98ではHDDの優先順位はSASIとIDEが上位で、 SCSIは下位なんです。MS−DOSのドライブ名もIDEやSASIから 割り振られていきます。
「マップ」は現在のフォーマット状況です。誤って使用中のディスクを フォーマットしないように、「システム管理域が不正です」と出る事を 確認しておきましょう。
「初期化」はいちおう物理フォーマットの意味です。IDEハードディスクでは 物理フォーマットはできませんので、インチキな処理ですが、 いちおう実行しないと次に進めませんから実行します。かなり時間が掛かります。 SCSIのソフトセクタのハードディスクでは実際に物理フォーマットが 行われます。不良セクタが増えてきたら、物理フォーマットすると良いでしょう。
「領域確保」は論理フォーマットの意味です。 HDDの表面検査(R/Wテスト)をして、使えるセクタと使えないセクタを選別し、 使えないセクタはバッドブロックとして登録され、最低限の信頼性を確保しています。 全領域をひとつのドライブとして使う事をおすすめします。 開始シリンダはドライブの不良など特別な理由がない限りデフォルトの値(1〜) をそのまま使えば良いと思います。ボリュームラベルは、「PC−HD540N」 など、HDDの製品名をあてると良いでしょう。領域確保はかなり時間がかかります。
「状態変更」は起動の許可/不許可を設定したり、システム名を編集したり、 ハイレゾリューションモードのマシンでは、「セレクタ番号」を設定します。

【Tips編】




コンピュータで使われる用語

【ハードウェア】

磁気ディスク装置========

・HDD(ハードディスク)
メディアの交換のきかない、磁気ディスク装置ですね。補助記憶装置とも言うかもしれません。 昔は固定ディスクなどと呼ばれてました。こういう学習に使う場合、40Mバイトあれば充分だと思います。 古そうなHDDの場合、プロンプトが出てるコマンドラインの状態で「STOPキー」を押してから電源を切ること。 でないと、クラッシュする可能性があります。SASIやESDIのHDDは要注意です。 また、アクセスランプの点灯中は電源を落としたりリセットしないようにしましょう。 特にHDDへの書き込み動作中に電源が落ちたりリセットされると、HDDに修復不可能な物理的障害が残る可能性があります。 PC−98で使われるHDDの種類としては、SASI、ESDI、SCSI、IDEがあります。
・SCSI(スカジー)
なぜか、PC−98の世界ではHDDの容量が40Mといった古い時代から使われてきました。 PC−98のIDEはむちゃくちゃ遅いので、SCSIでHDDなどを接続する意味は大きいです。 一般的にSCSIでは7台までのHDD、MO、CD−ROMなどを接続できます。 また、SCSI接続出来そうな、変わった周辺機器では、スキャナー、プリンタなどもありました。 PCI接続のSCSIカードなら、10Mバイト/秒 程度の転送速度が可能です。
・IDE(アイディーイー)
PC−98シリーズでは98NOTEシリーズがかなり初期の段階からこのインターフェースのHDDを採用していました。 PC−98シリーズにおけるIDEの採用は、公には93年のMATE・FELLOWの時となってますが、 98NOTEではとっくに使用されていました。 PC−98におけるIDEはDOS/Vに比べると非常に低速なので、ノート以外では使用するべきではないでしょう。 IDEの特長は非常に安価にHDDやCD−ROMを特別なインターフェース無しで接続できることです。 転送方式は98の場合、PIO転送しかサポートされてませんので、CPU占有率が高いです。 PC−98ではIDEの速度は、せいぜい2Mバイト/秒 程度と考えておくべきでしょう。
・ESDI(イーエスディーアイ)
あまり知られていない規格。1990年に登場したH98シリーズに採用されました。 この規格の存在目的は、SCSIのような煩雑な手順によるオーバーヘッドが少ないということでしょうか。(?)  H98用に40Mバイトと100MバイトのPC本体内蔵型の製品が発表されています。(かなり高価です。)  転送方式は、98標準のDMA転送のみですが、CPU占有率は低いでしょう。 定価15万円の「PC−H98/70−E03」の性能をちょっと書いておくと、 読み出し速度は約160Kバイト/秒でした。かなり遅いです。
・SASI(サジー)
かなり古いデスクトップマシンでこの規格のHDDが内蔵されていたり、外付けで使われていました。 この規格のHDDで特に攻撃するようなとこは無いのですが、とにかく容量が少ないとは言えるでしょう。 初期の頃は主に20Mバイトと40Mバイトの装置のみでしたが、サードパーティからは80Mバイトの製品が出たこともあります。 このような古いHDDの電源を切る前は、DOSのコマンドラインの状態で必ずSTOPキーを押して下さい。 (・・・「SASI」だからといってバカにする必要は無いと私は思います。) 転送方式は、通常、98標準のDMA転送です。昔のHDDなので読み書きの速度は期待できません。
・FDD(エフディーディー)
フロッピーディスクドライブ(一般的)、フレキシブルディスクカートリッジ(JIS?)、ディスケットドライブ(IBM)、など の呼び方があります。ディスク自体がぺらぺらしてるのでフロッピーと呼ばれるようです。 樹脂で出来た薄いフィルムに磁性体が塗布してあり、表面は鏡面処理みたいなものが施してあります。 昔は3.5吋2DDのディスクでも1枚400円以上して貴重だったのですが、今は30円以下で買えることが多いです。 2HDタイプの一般的なフロッピで、1枚1.44Mバイトの容量があります。特殊なフォーマットを使えば1.8M位まで入ります。
・MO(エムオー)
光磁気ディスクです。「MO」はマグネト・オプティカルの略です。 3.5インチ系だと128M、230M、540M、640M、1.3Gと、いろいろなタイプがあります。 5インチ系だと両面使えるのが多いです。両面594M(片面297M)、両面1.3G位ですね、私が知ってるのは。 MOの書き込み動作は「消去」・「書込」・「照合」の3工程が必要になるのでHDDなどと比べると遅いです。 最近は、オーバーライトっていう、「消去」の工程を省いて高速化を図ったものが主流です。 私の想像だけど、原理は、40mW位の光出力のレーザーを照射して、磁性体のキュリー点以上の高温度にすることで、 消去したり、磁気ヘッドで書き込みするんだと思います。読み出しは、弱めのレーザーを照射して、反射してくる 光の変化を読み取るらしいです。
半導体デバイス=========

・RAM(ラム、メモリのこと)
半導体でできた主記憶装置というべきかな。 このRAMにプログラムや画像データなどをHDDから読み込んで、CPUが色々と処理をします。 CPUの作業領域と言えるかもね。 「RAM」とはランダムアクセスメモリの略なんですが、ROMでもランダムアクセスは出来るので不適当な名称だと私は思います。 このRAMが大容量だとプログラムを作るのが楽になります。最低640Kバイトは欲しいですね。
・ROM(ロム、不揮発性メモリのこと)
リードオンリーメモリの略です。 昔はUV−EPROM(紫外線照射で消去するタイプ)が一般的だったんですが、 ボード上で書き換え(電気的に消去)出来る、EEPROMやフラッシュメモリなどが主流になりつつあります。 PROMを焼くときには高電圧(12.5Vなど)を使用するため素子の劣化が起こるようで、書き換え回数には限界があります。 UV−EPROMは書き換え回数の限界100回程度。最新のフラッシュメモリだと書き換え回数30万回程度です。
・CPU(プロセッサ、MPUとも言う)
日本語では中央処理装置といいます。 CPUに出来ることは、「メモリの読み書き」、「各種演算」、「判断というか条件分岐」、「入出力」、位ですね。 とても地味な機能しか持っていません。 これらの「地味な」命令を組み合わせて、必要な機能を実現させるのがプログラマたちの仕事です。 で、普通、プログラマの人は、「地味な」命令を組み合わせて「汎用的である程度高級な」機能を実現し、 サブルーチンやマクロ定義といった手法で、よく使う処理は、簡単に記述できるように準備をしておきます。
・DRAM(ディーラム、ダイナミックRAM、記憶保持動作が必要なRAMの事)
記憶素子が単なるコンデンサで実現してあり、記憶密度は高いんだけど、時々リフレッシュという 再書き込み動作を行わないとコンデンサに貯めていた電荷が時間とともに減っていき、記憶内容が飛んでしまいます。 パソコンではメインメモリによく使われます。 初期のPC−98ではDRAMのリフレッシュはDMAコントローラのチャンネルを 1つ潰して、ソフトウェア的に行ったそうです。(過激ですね)  初期のPC−98のグラフィックVRAMなどは、表示系のコントローラが 定期的にメモリを読むので、リフレッシュのための回路は不要だったらしい。 FP−DRAM(ファーストページDRAM)、EDO−DRAM(イーディーオーDRAM)、SDRAM(シンクロナスDRAM)、 RDRAM(ラムバスDRAM)などの改良型が存在します。一般的には128Mbit品位までが出回っています。
・SRAM(エスラム、スタティックRAM、記憶保持動作が不要なRAMの事)
記憶素子がわざわざフリップフロップで実現してあり、記憶密度は低いんだけど、リフレッシュ動作が 不要で読み書きも高速にできます。パソコンではキャッシュメモリによく使われます。 また、ポケコンなどの小規模システムではメインメモリにも使われます。 DRAMにリフレッシュ回路などを内蔵させ見かけ上SRAMにした、擬似SRAMなどの変種も存在します。 一般的には4Mbit品までが出回っています。
・FP−DRAM(ファーストページディーラム、高速化したDRAMの一種)
DRAMの実際のデバイスはピン数が少ない関係で、アクセスするアドレスなどは時分割で与えてやります。 そういう関係で、アドレス指定が2段階になってるデバイスだと、上位アドレス(ページ)を固定したまま、 下位アドレスだけを変化させ、高速に読み書きできるという仕組み。 そういう関係で、256バイトの「ページ」の中を読み書きするだけならノーウェイト(?)で動作するが、 「ページ」を超える、変わる場合、ウェイトが発生するマシン(例:MSX−tR)もあります。 FP−DRAMは98でよく使われるメモリです。
・EDO−DRAM(イーディーオーディーラム、高速化したDRAMの一種)
Extended・Data・Out、要するにデータ出力期間を延長しただけで、FP−DRAMとはよく似てます。 高クロック化してきてるDRAM周辺回路のタイミング設計がしやすいように、配慮したわけです。 また、タイミング的な関係でFP−DRAMに比べ、少し高速化できます。
・FRAM(エフラム、記憶保持動作を不要にしたDRAMの一種)
強誘電体メモリといい、DRAMの通常コンデンサにあたる部分に強誘電体薄膜が使われています。 自発分極という分子レベルのメカニズムを使ってるらしく、非常に安定しており、100億回以上のデータ書き換えが可能です。 ただし、メモリ読み出し後に再書き込み動作が内部的に発生するため、100億回といっても不安が残ります。 また、放射線などに対して安定なため、そういう方面で信頼性を求められる場合に有効。
表示装置============

・CRT(ディスプレイ、またはモニタ)
CRTとは「カソード・レイ・チューブ」の略で、日本語に直すと「陰極線管」と言うかも。 このCRTには管面の蛍光体の特性によって、短残光、中残光、長残光、の3種類があって、 画面スクロール時などに残像現象の違いが実感できると思います。ゲームやウィンドウズなどに使わないのであれば、 中残光や長残光のディスプレイを選択するのも良いと思います。それは、ある種の高級感を感じるからです。 CRTで注意すべき点は、コネクタがD−SUB15ピンの2列タイプか3列タイプかという点です。 PC−98シリーズでは普通、2列タイプの大きくて丈夫で安心できるコネクタが使われてます。 実際にCRTを購入する際は、実物を確認してお互いに適合するように選んでくださいね。 さらに注意すべき点は、古いPC−98は、水平同期周波数が24kHzしか出力できなくて、 いわゆるDOS/Vマシン用のCRTではちゃんと映らない可能性もあります。 同じ内容を表示し続けると、「全面白」のような画面の時に、焼き付いた内容が読めてしまいます。 画面焼け防止のために必ずスクリーンセーバーを使用しましょう。
・TFT液晶(高級なノート、NECのノートにはよく使われました。)
「欠点」: どうしても2〜3のドット欠けが製造上出来てしまいます。 新品なのになぜ?とか思うかも知れませんが、最新の機種でも同じですから諦めましょう・・。 STN液晶でも同じですが、通常透過型液晶でバックライトを使用する関係で、寿命がバックライトで決まってしまいます。(寿命:約1万時間)
「良い点」: 画像が鮮明で、スクロールさせても応答が速く残像現象もありません。 複雑な図形を表示させても、STN液晶のような縦横にスジが走るなんてことがありません。 発色数が多く、かなり昔のものでも4096色、高級なのだとリアル1600万色表示できます。
「ノーマリーホワイトとは?」: 液晶に電圧を印加しない普通の状態で、白(バックライトの光が透過する状態)を表示するように設計されている液晶のことです。 PC−9821Ne3(TFTカラー液晶搭載ノート)を調べたところ、ノーマリーホワイトでした。 液晶表示装置でも、長期間の同一パターン(文字・図形)な電圧印加により液晶が劣化したり、電気分解が進み、画面焼けなどの現象が起こります。 連続稼動させるマシンで、液晶画面を見る必要が無い場合は、ソフトウェア的に真っ白な画面にしておくと、液晶が長持ちします。 または、TFT液晶(ノーマリーホワイト液晶)向きに特別に設計されたスクリーンセーバーを使用してください。
・STN液晶(安物ノート、NEC以外のメーカーは意欲的に採用していました。)
「欠点」: 液晶の応答速度(レスポンス)が悪いので、表計算ソフトでスクロールさせると、まるで大昔の長残光CRT でも使用してるかのような残像現象が起こり、マウスカーソルを使用するソフトではマウスカーソルを見失うことも多いです。 また、温度に対しても敏感で、神経質な人だとコントラストつまみをしょっちゅう触ることになるでしょう。また多少、色ムラが気になります。 さらに、視野角が狭く、特に上下方向の角度によって見えかたが違ってきて、多少画面が見づらいです。 さらに、発色数に乏しく、せいぜい512色中256色程度の表現力ですので、微妙な色調が表現できません。 また、パッシブマトリクス駆動なので、多階調表現をパルス列のデューティ比で制御してるため、色調によってはチラツキが目立ちます。 現在はDSTN(デュアルスキャンSTN)という方式も出て多少応答速度が良くなったようです。 このSTN方式は評判が悪いのかノートパソコンにはほとんど使われなくなりましたが、モバイルギアなどのハンドヘルドPCでは依然として使われつづけています。
「良い点」: TFT液晶のようなドット欠けが普通はありません。TFT液晶よりわずかに省エネです。
「ノーマリーブラックとは?」: 液晶に電圧を印加しない普通の状態で、黒(バックライトの光を遮光する状態)を表示するように設計されている液晶のことです。 PC−9821Nd2(デュアルスキャンSTNカラー液晶搭載ノート)を調べたところ、ノーマリーブラックでした。 液晶表示装置でも、長期間の同一パターン(文字・図形)な電圧印加により液晶が劣化したり、電気分解が進み、画面焼けなどの現象が起こります。 連続稼動させるマシンで、液晶画面を見る必要が無い場合は、STN液晶には必ず備わっている、コントラスト調整ツマミで、真っ黒な画面にしておくと、 液晶が長持ちします。または、STN液晶(ノーマリーブラック液晶)向きに特別に設計されたスクリーンセーバーを使用してください。
・液晶(いろいろな表示装置に使われます。)
電圧をかけると、結晶の向きが変化して、偏光板と組み合わせることで、 光を通したり、通さなかったりすることを利用してデジタル時計や、各種表示装置に応用されています。 液晶には寿命があります。液晶は電気分解が進まないように普通、交流で駆動するらしいのですが、 それでも少しずつ分解され、時計用の液晶で10年くらいの寿命らしいです。 意外でしょうが、液晶でも画面焼けは発生するので、バックライトの制御だけでなく、スクリーンセーバーも併用するとよいでしょう。 但し、TFT液晶の場合、ノーマリーホワイト(非通電時に白)らしいので、黒っぽい画面の普通のスクリーンセーバーでは逆効果かもしれませんので注意。
・バックライト(液晶を後ろやサイドから照らす照明。)
普通は約10000時間の寿命を持つ冷陰極管(CFL)が使われます。 初期の頃はEL素子(エレクトロルミネセンス)も使われていましたが、 これは寿命が約2000時間と短く、また明るさも不充分なものでした。 バックライトの寿命を延ばすため、明るさ調整ツマミのある機種は、明るさを最低にして使いましょう。 また、ノートパソコンの省電力設定のところで、バックライトの自動消灯が設定できるなら、 なるべく短い時間(5分位)に設定して、バックライトの寿命を延長させましょう。 なお、最近の携帯電話のバックライトには、LEDがよく使われています。
周辺LSI===========

・DMA(ダイレクトメモリアクセス。CPUを介在させずに行うデータ転送のこと。)
これがあると、CPUが他のことをしていても、勝手にデータ転送をしてくれて、非常に便利なこともあるし、 データ転送のタイミングの厳しいデバイス、例えばFDDなどの場合は必須な感じです。 これが無いと、FDDを読み書きしてる間は音楽すら鳴らせませんし、MSXみたいに割り込みを禁止して使うことになるかもしれません。 普通のPC−98シリーズの場合、DMAコントローラとしては8237というICが使われています。 また普通、DMAのチャンネル数(同時にDMAをこなせる数)は4本で、転送幅は8ビットです。 H98シリーズの場合はDMA機能が大幅に強化され、DMAチャンネル数8、転送幅32ビット、さらに高速なデマンド転送に対応しています。
・シリアルコントローラ(RS−232Cなどのシリアル通信をつかさどるICです。)
別にこれが無くても、Z80の場合で4800bps位のシリアル通信はソフトウェア制御で出来るのですが、 シリアル通信を使用している間は割り込みを禁止してしまうことになります。 つまり、シリアル通信にCPUを独占されてしまうので、バックグラウンドでBGMを流すなどの処理が非常に難しくなります。 PC−98シリーズの場合、8251というICが使われています。この8251は送受信バッファが 必要最小限しか無いので、割込応答の悪いウィンドウズなどで使用する場合は19200bpsを超える通信は難しいです。 そこで、最近の98では、NS16550というFIFOバッファが16バイトあるシリアルコントローラを 併載して、いわゆる2ndCCUとして使えるようになっています。
蓄電池=============

・ニッケル水素蓄電池(水素吸蔵合金を利用したわりと新しい電池です。)
ノートパソコンでは現在主流の蓄電池です。 3C程度までの高率放電ができるので消費電力の大きいA4ノートでは搭載されることが多いです。
充電温度が0℃以下ではガス吸収反応が不充分で、内部圧が高まり安全弁が作動したりすると、 電解液が漏れたりして、性能低下につながる。45℃以上では充電効率が低下し、 充分充電されないだけでなく、電池の劣化や液漏れの原因になります。 バックアップSWを切り忘れたまま長期間放置すると過放電になる場合があります。 過放電になると電池の劣化や液漏れの原因になります。 長期間の保存は自己放電や活物質の不活化をおこします。保存温度は10〜25℃が良いでしょう。 長期保存後の初回充電では、活物質の不活化により容量が出ない場合があります。 充放電を繰り返せば回復する時もあります。 6ヶ月以上の長期保存の場合は自己放電による劣化や液漏れ防止のため最低1年に1回の充放電もしくは充電を行うこと。
(参考資料:松下電池ニッケル水素電池テクニカルハンドブック)
・リチウムイオン電池(かなり新しい、軽い電池です。)
軽さを追求されるノートやモバイル系のマシンで使われます。 放電電流が1C程度までに制限されるので消費電力の大きなノートでは搭載は難しいです。 98ノートではPC−9821Lt2やPC−9821Nbなどに採用されています。 ニッカドやニッケル水素に比べると格段に危険な電池で、電池パックの中に充放電制限回路を 内蔵し、危険の無いように対策しています。
電池を保存する場合、電池容量を30 〜50 %程度にして常温で保存してください。 また、過放電防止のために年1回程度の充放電をすること。 充電の際に所定の充電時間を超えても充電が完了しない場合には、充電をやめること。 電池を発熱、破裂、発火させる原因となる恐れがあります。電池の充電温度は、0 ℃〜45 ℃です。 この温度範囲以外での充電は電池を発熱、破損させる原因となる恐れがあります。 また、電池の性能や寿命を低下させることがあります。 リチウムイオン二次電池は、ニッカド電池で見られるようなメモリー効果がありません。 (メモリー効果とは、浅い放電と再充電を繰り返した際に放電容量がみかけ低下する現象です。)
(参考資料:松下電池リチウムイオン電池テクニカルハンドブック・データブック)
・ニッケルカドニウム電池(ニッカド、ニカドとも呼ばれます。かなり歴史のある蓄電池です。)
昔のノートパソコンでよく使われた蓄電池です。 10C程度までの高率放電ができるので消費電力の大きいノートには適しています。 他の電池には真似のできない大電流放電が可能なので、電動工具などでは現在も主流の電池です。 しかし、電極にカドニウムが使われているので、環境には良くない電池です。 捨てる時は、不燃物として出したりしないで、電気屋さんに置いてあるリサイクルBOXに入れてください。
正極にニッケル酸化物、負極にカドニウム化合物、電解液に水酸化カリウム水溶液が使われている電池です。 ニッカド電池は三洋が得意で昭和38年頃から生産されています。低温に強く、−20℃〜+60℃の範囲で正常に放電できます。 98ノートの場合、バックアップSWを切り忘れたまま長期間放置すると過放電になる場合があります。 過放電になるとクリーピングと呼ばれる液漏れの原因になります。 あと、自己放電と補充電のサイクルを繰り返すと、カドニウムデンドライトと呼ばれる短絡現象が起こりますので注意。
この電池に特徴的なこととして、メモリ効果というのがあります。 これは、浅い放電(例えば放電深度50%)を何回も繰り返すと、その放電深度を電池が記憶し、 次回にそれより深い放電をしようとした場合、そのポイントで放電電圧が急に低下し、機器側はLOWバッテリと判断し、 それ以上の放電が事実上できなくなる現象です。 この現象は、ニッケル水素電池でも多少発生するので、最近の98ノートにはそれに対抗して、バッテリリフレッシュモードという機能が追加されました。

【ソフトウェア】
・暴走
プログラムなどに間違いがあり、マシンが全く操作を受け付けない状態になること。 ウィンドウズでもこういう現象は起こりますね。(笑)
・デバッグ
プログラマがプログラム上の問題を見つけ、修正する作業のこと。 バグはけっこうしょうもない、恥ずかしいミスであることが多いです。
・デバッガ
MS−DOSの拡張機能セットには、「SYMDEB.EXE」(シンボリックデバッガ)というデバッガが付属しています。 デバッガとは「デバッグ」を効率よく行えるように工夫されたツールというかプログラムです。 例えば、1命令ずつ確認しながら実行したりのトレース実行、特定のアドレスでプログラムの実行を 停止させてレジスタ値などを確認するブレークポイント機能、などがあります。
・OS(オペレーティングシステム)
ニュースなどではよく「基本ソフト」と呼ばれているものです。一般に言われるような、これがなければ 何も出来ないということはありません。フロッピやHDDのブートセクタに自分でプログラムを書いて いきなり自分の書いた「応用プログラム」をメモリにロードして実行させるのもありです。 こんな事しても、しんどいだけであんまりメリット無いし、自分で一からOS作るのみたいにしんどいです。 では、なぜOSが必要かというと、プログラマは低レベルな処理をOSに任せる事が出来るし、ファイルアクセス みたいな実はとても面倒な処理を簡単に引き受けてくれるし、ユーザー側から見たら、同じか似たような「操作環境」で 色々なアプリケーションソフトウェアが動作して、HDDを複数繋がなくても、コマンドで起動するプログラムを選択したり 競合他社同士のアプリケーションが同じHDD内に同居できたり、さまざまなメリットがあります。
・スタック
コンピュータのメモリ上でFILO(ファースト・イン・ラスト・アウト)を実現したものです。 1回目、スタックにある値たとえば5Fhを積んで、2回目はC0hを積んで、3回目は90hを積んだとします。 そして、スタックから取り出す時は、1回目は90h、2回目はC0h、3回目は5Fhが取り出せます。 これはどのように実現してるかというと、スタックポインタというポインタを管理しながらメモリを読み書きするだけです。
スタックエリアの例
アドレス  データ
007Dh 90h
007Eh C0h
007Fh 5Fh

スタックにデータを積む事を「PUSH」、スタックからデータを取り出す事を「POP」ともいいます。 PUSHする時は、スタックポインタをデクリメント(マイナス1する)して、スタックポインタの指し示しているメモリにデータを書き込みます。 POPする時は、スタックポインタの指し示しているアドレスのメモリを取り出して、スタックポインタをインクリメント(プラス1する)します。 スタックは一般的にCPU内に専用のレジスタが用意され、システムレベルでサポートされています。CALL命令やRET命令、一時的にレジスタの 内容を保存したり復帰させたりする、PUSH命令、POP命令などはスタックという仕組みがなくては実現できないものです。 BASICでもおなじみの「GOSUB」、「RETURN」が入れ子構造(ネスト)になっていてもちゃんと動作するのもスタックのおかげなんです。

サブルーチンコールする時の動作は、
CALL命令の次の命令のアドレス(戻りアドレス)をインストラクションポインタから 読み出し、その値をスタックに積みます。 そしてCALL命令が指し示しているアドレス(飛び先アドレス)を インストラクションポインタに書き込みます。 すると、CALL命令が指し示しているアドレス(サブルーチン)に制御が移ります。 サブルーチンの処理が終わり、サブルーチンの出口にRET命令が置いてあれば、 スタックから戻りアドレスを取り出し、インストラクションポインタに書き込んでやれば、 元の場所に制御が戻って、CALL命令によって中断していた処理が再開されます。
これらはほとんど自動的に行われるので、スタックの事はあまり意識する必要はありません。 スタック(FILO)やトンネルスタック(FIFO)を使いこなせば、 かなり高度で(トリッキーで)、効率のよい(スマートな)プログラムが 書けるようになります。



2進数、16進数、メモリ、アドレス・・・

コンピュータのメモリやCPUなどの配線には、アドレス線、データ線などがあり、
1Mバイトのアドレッシング能力のある8086には、20本のアドレス線が出てることになってます。
(注意:実際はICパッケージのピン数の関係でマルチプレクスていうか時分割出力されてます。)
「デジタルな」コンピュータなので、1本のアドレス線では、「0」(LOW)か「1」(HIGH)しか表せません。
10進数は1桁で「0」から「9」までの「10種類」を表現できますね。
2進数だと1桁で「0」から「1」までの「2種類」を表現できます。
10進数で4桁というと「10の4乗」で「10000種類」を表現できますね。
で、2進数の4桁だと「2の4乗」で「16種類」を表現できるんです。(関数電卓でやってみて)
・・・もう分かっていただけたと思いますが、2進数で20桁(配線20本)だと「1M種類」を表現できるわけです。
ここで、ちょっと注意してほしいのは、「2の20乗」は「1,000,000」ではなくて
「1,048,576」になります。(電卓押してみて・・)
これがコンピュータの世界では「メガ」が「ちょうど100万」にはならない理由です。
それから、16進数は2進数を4桁まとめて、人間が扱いやすいようにしたものと考えてよいでしょう。
だって、2進数では桁数が多すぎて、不便ですよね。
16進数で使う「数字」は「0〜9」と「A」、「B]、「C」、「D」、「E」、「F」の16種類です。
で、次にメモリについて説明します。メモリは巨大な1次元の配列変数のようなものです。
アドレスはメモリにつけられた番地の事で、アドレスによって読み書きするメモリの場所を指定します。
メモリを読み書きする最小の単位は8ビット(配線8本分、2進数で8桁、256種類を表現できる)です。
普通、8ビットをまとめて1バイトと呼びます。
たとえば、「64Kバイトのメモリ」とは、1バイトの情報を格納できる変数(場所)が64K個(65536個)あると考えてよいでしょう。
「K」(キロ)は2の10乗の事で「1Kは1024」になります。



レジスタとその役割

インテルのEAX〜EDXレジスタの構造はこんな感じです。
31     16 15 8 7   0
|←−−−−−−EAX−−−−−−−→|
|        |←−−AX−−−→|
|        |←AH→|←AL→|
+−−−−−−−−+−−−−+−−−−+
EAXが32ビット、AXが16ビット、AH、ALが8ビットのレジスタとして使えます。
これらは独立してなく共有してるので、
例えばEAXに00000000hをロードすると、AXは0000hに、AH、
ALは00hに書き変わってしまいます。これって通常は便利なことと考えます。

通常使われるレジスタ群
EAX、EBX、ECX、EDX  「いちおう」32ビット汎用レジスタ(実際は役割が決まってる)
ESI、EDI、EBP      32ビットのポインタレジスタ
DS、ES、CS、SS      16ビットのセグメントレジスタ
FS、GS            16ビットの補助セグメントレジスタ
ESP              32ビットのスタックポインタ
頭に「E」が付いてる32ビットレジスタは16ビットレジスタとしても使えます。
たとえば、ESPは「SP」、EAXなら「AX」、ESIなら「SI」など。
「AX」〜「DX」はさらに分割して、「AL」、「AH」という8ビットのレジスタにしてもOK。
32ビットのレジスタはi386以降のCPUでないと利用できません。

32ビットのレジスタやFS、GSセグメントはリアルモードや仮想86モードの通常のDOS上から利用できます。
16ビット命令を32ビット命令にしたい時は、頭にOPSIZ(オペランド・サイズ・プリフィックス、機械語で66h)。
32ビット(アドレスではない。データ長。)でメモリとデータ転送するときは、
頭にADSIZ(アドレッシング・サイズ・プリフィックス、機械語で67h)をつけます。
ただし、64Kバイトのセグメント制限は生きたままです。

AXレジスタはアキュムレータ的役割があり、なにかと優遇されてるレジスタです。
BXはベースレジスタとも呼ばれ、ポインタとしても使われます。
CXはカウントレジスタともいい、ループ命令やビットシフト命令での「回数」を指定するのに使われます。
DXはAXの補助的な役割があったり、I/Oポートをアクセスする時のI/Oアドレスを指定するのに使われます。
SIはソースインデックスという名前のポインタですね。名前の通りソース側(読み出し側)がデフォルト(?)です。
DIはディスティネーションインデックスというポインタで転送先(書き込み側)がデフォルトです。
BPはベースポインタというポインタです。
DSはデータセグメントといい、読み出し側がデフォルトです。(ストリングス命令などでの話だけどね。)
ESはエクストラセグメントで、書き込み側がデフォルトです。
CSはコードセグメントといい、実行しているプログラムのセグメントアドレスが入ってます。
SSはスタックセグメントで、スタック領域のセグメントアドレスを指定します。
FS、GSは補助セグメントレジスタで、i386以降で追加された、「便利に使ってください」という感じのオマケのレジスタです。
SPはスタックポインタで、スタックトップを指し示しています。(スタックの仕組みや使い方は後で説明します)
(ポインタとはメモリ中のあるアドレスを指し示すもの・・って感じです。)



セグメント方式によるアドレッシング

【セグメント方式の考え方】
V30やi8086のレジスタはみんな16ビット幅です。
だから普通に考えると、0〜65535の範囲のアドレスしか直接には表せません。(64Kバイト最大。)
64Kバイトを超えるメモリをアクセスするためには「セグメントレジスタ」を操作する必要があります。
リアルモードやV86モードでは、リニアにアクセスできるメモリ空間はやっぱり64Kバイトで、
i386やi486を使ってる場合でもセグメントに関する知識は必要です。
セグメントレジスタとは、1Mバイトの全メモリ空間の中に64Kバイトの大きさの窓を設定して、
そこの中なら、16ビットのオフセットアドレスだけで、メモリにアクセスできる、という仕組みです。
セグメントレジスタは16ビット長で、1Mバイトのメモリ空間をカバーするために、
「1セグメントアドレス」は16バイトに相当するようになってます。
大まかなアドレスをセグメントレジスタで指定しておいて、
細かなアドレスは他のレジスタでオフセット指定する感じです。
a19 a18 a17 a16 a15 a14 a13 a12 a11 a10 a9  a8  a7  a6  a5  a4  a3  a2  a1  a0
←−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−→
セグメントレジスタで指定できる範囲
                ←−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−→
                オフセット指定する範囲(リニアにアクセスできるメモリ空間)

【セグメント方式の実際】
アドレス「00000h」を参照したいときは、セグメント「0000h」オフセット「0000h」と指定します。
アドレス「01234h」を参照したいときは、セグメント「0123h」オフセット「0004h」と指定します。
これから実際的なアドレスで詳しく説明します。アドレス「94000h」を表すには
 セグメント「9000h」オフセット「4000h」
 あるいは
 セグメント「9400h」オフセット「0000h」
普通はこのどちらかですが、別にセグメントとオフセットが一緒になったとき「94000h」を示していればいいので
いろいろに設定できるでしょう。 
けど、変数領域の配置などを考えて賢くセグメントアドレスを決定しましょう。セグメントレジスタを変更するのは面倒ですから。
アドレス「94000h」の内容をALレジスタに読み出す場合
    mov     ax,9400h
    mov     ds,ax
    mov     bx,0000h
    mov     al,byte ptr ds:[bx]
「byte ptr」というのは1バイト単位でアクセスするという指示です。
ワード単位でアクセスしたい場合は「word ptr」になります。
「ds:」というのはセグメントアドレスにDS(データセグメント)を使用しますという指示です。
ES(エクストラセグメント)を使用したい場合は「es:」になります。



フラグと条件分岐

【ループの基本】
    mov     ax,4096     ;繰り返す回数
br:
    (ここに繰り返したい処理を入れる)
    dec     ax          ;デクリメント(AX=AX-1)
    jnz     br          ;条件分岐命令(brはラベル)

【知っておきたいフラグ】
    ・ゼロフラグ(Z)   演算結果が0の時などにセットされる
    ・キャリーフラグ(C) 演算の結果、桁上がりの時などにセットされる

【条件分岐命令でのフラグ表現】
    JZ      ゼロフラグが1の時ジャンプ
    JNZ     ゼロフラグが0の時ジャンプ
    JC      キャリーフラグが1の時ジャンプ
    JNC     キャリーフラグが0の時ジャンプ
* 簡単でしょ?



基本的な命令群
基本的な用語(?):
dest        ディスティネーション(転送先)
src         ソース(転送元)
byte ptr    バイトポインタと読む。8ビット(1バイト、バイト単位)のメモリアクセスをするよ!という印
word ptr    ワードポインタと読む。16ビット(2バイト、ワード単位)のメモリアクセスの印
dword ptr   ダブルワードポインタと読む。32ビット(4バイト、ダブルワード単位)のメモリアクセスの印
ds:         データセグメント・オーバーライド・プリフィックス。アクセス対象のセグメントの変更の合図
es:         エクストラセグメント・オーバーライドプリフィックス
cs:         コードセグメント・オーバーライド・プリフィックス
ss:         スタックセグメント・オーバーライド・プリフィックス
fs:         補助セグメント(FS)オーバーライド・プリフィックス
gs:         補助セグメント(GS)オーバーライド・プリフィックス
即値/イミディエート  定数での指定という意味


【データ転送命令】
文法:
    MOV     dest, src              ;転送
動作:
    dest ← src
使用例:
    mov    al,07fh              ;8ビット即値をALにロード
    mov    ax,0de78h           ;16ビット即値をAXにロード
    mov    eax,01234567h       ;32ビット即値をEAXにロード
    mov    ax,bx               ;BXの内容をAXに転送(16ビット)
    mov    eax,ebx             ;EBXの内容をEAXに転送(32ビット)
    mov    ax,word ptr ds:[bx] ;DS:BXで示されるアドレスに入ってるワード値をAXに転送
    mov    eax,dword ptr ds:[bx]
                               ;DS:BXで示されるアドレスに入ってるダブルワード値をEAXに転送
    mov    ax,word ptr cs:[si+bx+07fh]
                               ;セグメントアドレスはCS、オフセットはSI+BX+7fhの値で、
                               ;そのアドレスに入ってるワード値をAXに転送


【算術演算命令】
文法:
    ADD     dest, src              ;加算
動作:
    dest ← dest + src
使用例:
    add    ax,bx               ;BXの内容をAXに足しこむ
    add    ax,0de78h           ;16ビット即値をAXに足しこむ


文法:
    ADC     dest, src              ;加算した後、キャリーフラグを足し込む
動作:
    dest ← dest + src + CF
使用例:
    adc    ax,bx               ;BXの内容をAXに足しこんだ後CFの値を加算
    adc    ax,0de78h           ;16ビット即値をAXに足した後、CFを加算
解説:
16ビットCPUで32ビットの加算を行いたい時や、
32ビットのレジスタしか無い386で、64ビット長の加算を行いたい時に有効です。
(例) ADD    EAX,1
    ADC    EDX,0               ;64ビットインクリメントの例です

(工事中です・・しばらくお待ちください)


プログラム例です。私の書いたコードなんで権利は主張しますけど、勝手に使用してくれてOKです。
ガンガン、サンプル載せようと思ってたんだけど、意外と汎用的なサブルーチンが無くて。。
サブルーチン単体で見るとなんじゃそれ、って感じのが多くて。。もうちょっと探してみます。

;======== 変数領域の例
;データ領域(メモリ書き換えは可能)
.data
TITLE1			DB	'アセンブラのテスト', 0
MESSAGE		DB	'はろ〜わ〜るど', 0
MESSAGE_TEMP		DB	256 DUP(00h)
table			db	4096 dup(00h)
user_db2		dd	?			;会員データベースへのポインタ
recv2			dd	?			;受信バッファへのポインタ
send2			dd	?			;送信バッファへのポインタ
ctrl2			dd	?			;制御変数へのポインタ
process_id		dw	0			;多重処理プロセスID
process_id_n		dw	0			;多重処理プロセスID(内線系システム)
stage			dw	0			;多重処理ステージ番号
scratch_pad		db	6144 dup(?)		;多重処理スクラッチパッド
//



;======== CRデリミタをZeroデリミタに変更
;src	esi
;dst	edi
cr2z:
	mov	al,byte ptr [esi]
	inc	esi
	cmp	al,cr
	jnz	cr2z_br
	mov	al,0
cr2z_br:
	mov	byte ptr [edi],al
	inc	edi
	and	al,al
	jz	return
	jmp	cr2z
return:	ret
//



;======== 電話番号の先頭が「090」または「070」かどうか検査
chk_telno:
	pushad
	cmp	byte ptr [ebx + 0],'0'
	jnz	ct_eq
	cmp	byte ptr [ebx + 1],'9'
	jz	ct_br
	cmp	byte ptr [ebx + 1],'7'
	jnz	ct_eq
ct_br:	cmp	byte ptr [ebx + 2],'0'
	jnz	ct_eq
	popad
	clc
	ret
ct_eq:	popad
	stc
	ret
//



;======== 電話番号の先頭が「0」かどうか検査
chk_telno_l2:
	pushad
	cmp	byte ptr [ebx + 0],'0'
	jnz	ctl_eq
	popad
	clc
	ret
ctl_eq:
	popad
	stc
	ret
//



;======== Cのstrlen()と同等
;set	ebx:ASCIIZ文字列へのポインタ
;result	ax:文字数(NULLは含めない)
strlen:
	push	ebx
	push	ecx
	mov	cx,0			;文字数カウント
strlen3:
	mov	al,byte ptr [ebx]
	and	al,al
	jz	strlen2
	inc	ebx
	inc	ecx
	jmp	strlen3
strlen2:
	mov	ax,cx
	pop	ecx
	pop	ebx
	ret
//



;======== ASCIIZ文字列のお尻に任意の1文字を付加
;set	ebx	バッファへのポインタ
;	al	セットしたい1文字
add_chr:
	pushad
	mov	dl,al
acbr2:	mov	al,byte ptr [ebx]
	inc	ebx
	and	al,al
	jnz	acbr
	mov	byte ptr [ebx],dl
	inc	ebx
	mov	byte ptr [ebx],0
	popad
	ret
//



;======== コマンド連結CAT
;set	ESI:ソース1
;	EBX:ソース2
;	EDI:ディスティネーション
;	(すべてオフセット、ASCIIZ)
cat_str:
	call	copy_strz
	mov	esi,ebx
	call	copy_strz
	mov	al,0
	mov	byte ptr [edi],al
	ret
//



;======== コマンド転送COPY
;set	ESI:ソース
;	EDI:ディスティネーション
;	ECX:転送キャラクター数
;	(すべてオフセット)
copy_str:
	push	eax
	push	ecx
	rep	movsb
	pop	ecx
	pop	eax
	ret
//



;======== コマンド転送COPY(ASCIIZ)
;set	ESI:ソース
;	EDI:ディスティネーション
;	(すべてオフセット、転送先にはNULを付加しない)
copy_strz:
	push	eax
csbr:	mov	al,byte ptr [esi]
	inc	esi
	and	al,al
	jz	csnq
	mov	byte ptr [edi],al
	inc	edi
	jmp	csbr
csnq:	pop	eax
	ret
//






<< 質問に答えるコーナー >>

・学生さんらしき人に答えた内容。
・他に似たような事で悩んでる人がいるかもしれないので、公開したいと思います。


 Subject: Re: アセンブリ言語に関する質問
    Date: Sun, 03 Aug 2003 18:23:07 +0900
    From: りょう 

遅くなってごめんなさい。
> Q:自分自身を含まない約数の我が自分自身になる数を完全数という。
> (例) 6=1+2+3
> 30000以下の完全数を求めよ。
> またXがYの約数かどうか調べるところをサブルーチンで書くプログラムを使う。
> 
> 多分答えはすごく長くなると思うんです。
> 全部が無理な時は部分でもかまいませんし、お返事はいつでも結構です。
> ぜひ教えて下さい。
> よろしくお願いします。

	org	0100h
start:	mov	esi,0		;n

main:	mov	edi,0		;sum
	mov	ebx,1		;i
	mov	ecx,esi
	dec	ecx
br:	mov	edx,0
	mov	eax,esi
	div	ebx
	and	edx,edx
	jnz	@f		;Aへ条件分岐
	add	edi,ebx
@@:	inc	ebx		;A
	loop	br
	cmp	esi,edi
	jnz	@f		;Bへ条件分岐
	mov	eax,esi
	call	puteax		;EAXレジスタの中身を表示
@@:	inc	esi		;B
	cmp	esi,10000		;10000未満の数まで求める
				;ここの数字を変えれば42億まで求められます
				;(但し、死ぬほど時間が掛かります)
	jnz	main
	int	20h		;プログラム終了

プログラムとしてはこれだけです。
32ビット命令を使ってるのでわかりにくいかもしれません。
例えば、EAXやESIレジスタの頭の「E」を全部外してやれば、
16ビットのプログラムになると思います。

添付ファイルに、MASM6.0用のソースと
DOSのプログラムを付けておきます。

りょう
ryo_k@d8.dion.ne.jp


 Subject: Re: 質問なのですが・・・。
    Date: Sun, 13 Jul 2003 09:44:07 +0900
    From: りょう 

こんにちは。
> 前回メールした際にはとても丁寧に答えて下さりありがとうございました。
> 本当に助かりました!!
> またまた恐縮ですがよかったら教えてください!!

いいですよ。^^
パソコンのスタートメニューに「MS−DOSプロンプト」というアイコン
がどこかにあったら、実行して、
黒い画面になるので、「DEBUG」+Enterキーを押して
色々実験したらよく理解できると思います。(少し危険なので注意)
DEBUGコマンドを終了するには、「Q」+Enterです。

A100 (+Enter)と入れれば1行アセンブルの開始です。
詳しくは添付ファイルの画像を見てください。

> 次の演算を行った時のレジスタの値を16進数で示せ
> @MOV   AL,7AH
>    AND   AL,0F0H

7AHは、二進数で01111010 です
F0Hは、二進数で11110000 です。

    01111010
AND 11110000
−−−−−−−−−−−−−
    01110000  → 70H
答えは70Hです

AND演算は上と下のビットが両方1の時だけ結果が1になります。
それ以外は結果は0です。

> AMOV  AL,0A5H
>    XOR   AL,0FH

A5Hは、二進数で10100101 です
0FHは、二進数で00001111 です

    10100101
XOR 00001111  ←ここが1になってるビットだけ反転される
−−−−−−−−−−−−−
    10101010  → AAH

XORは排他的論理和です。下のほうも読んで下さい

> 次の処理を行う論理演算命令を記せ
> @レジスタCXの奇数ビット(第1、3、・・・・・・、15ビット)を ’0’にマス
> クする。

       第15ビット        第1ビット
       ↓             ↓
AND CX,0101010101010101B アセンブリ言語ではこう書きます
                       ↑
                       Bは二進数の印
16進数に直すと、
AND CX,5555H です
(二進数は4ビットごとに区切って読むと楽です)

この命令を実行すると奇数ビットだけが強制的に「0」になります。

> AレジスタCXの最上位ビットを ’1’にする。

CXレジスタは16ビット長のレジスタなんで、
最上位ビットとは、第15ビットの意味です
なので、
OR CX,1000000000000000B です。
16進数に直すと
OR CX,8000H です

> BレジスタCXの第8〜第11ビットをビット反転する。

XOR CX,0000111100000000B になります。
           ↑↑↑↑
           「1」にした場所だけ、CXのビットを反転します
16進数に直すと
XOR CX,0F00H です

XORというのはエクスクルーシブORというんですが、日本語で排他的論理和です。
面白い演算だけど、難しいので、詳しくは情報処理の教科書でも読んで下さい

> NUM番地以後に5つのデータがあるとき、奇数データの個数を調べRESULTに格納するプ
> ログラムを作りなさい。
> (ある数の第○ビットが0なら偶数、1なら奇数と判定できる)←これはヒントらし
> いです。

う〜ん、書いてみますね

start:	mov	cx,5			;ループ回数が5回
	mov	dx,0			;奇数データの個数を収めるレジスタ
	mov	bx,offset NUM		;NUMのアドレスを得て、BXにセット
br:	mov	al,byte ptr [bx]	;一つデータを読む
	inc	bx			;読むアドレスを1つ進める(+1する)
	and	al,00000001b		;第0ビットを検査する
	jz	br2			;0(偶数)の時はbr2に分岐
	inc	dx			;奇数のカウント(+1する)
br2:	loop	br
	mov	bx,offset RESULT	;RESULTのアドレスを得て、BXにセット
	mov	ax,dx
	mov	word ptr [bx],ax	;答えを格納
	end

問題が抽象的なんで、正確にはプログラムを書けないです。
・セグメントレジスタDS、CS、ESは同じ値になってるとします
・NUMに格納されてるデータは8ビット長とします
・RESULTに格納するデータは16ビット長とします
・マイクロソフトのMASM(というアセンブラ)流の書き方です

    ryo_k@d8.dion.ne.jp  りょう

 Subject: Re: 質問なのですが・・・。
    Date: Wed, 18 Jun 2003 12:18:16 +0900
    From: りょう 

メールありがとうございます。りょうです
> 質問なのですが・・・。
> アセンブリ言語をやるにあたって解かなければいけない問題なのですが参考書などを
> 読んでも分かりません。
> 教えてください!!
学生さんでしょうか。
私は押し付けられて勉強するのは大嫌いでした。
自分で興味を持ったモノに対しては情熱を注ぎますけどね。

> 1.2進数A,Bがある。A=01010101 B=01100110 とする。
> A+Bの演算結果を示せ。

二進数で足し算するだけですね。関数電卓があれば簡単ですよ。
 01010101
+01100110
−−−−−−−−−−
 10111011
10進数でやるのと同じように繰り上がりに気をつけて筆算してみて下さい。
二進数ほど単純な計算は無いです。(1+1=10になる)

他に論理和(OR)といって、
   01010101
OR 01100110
−−−−−−−−−−−−
   01110111
という演算もありますので注意。

> 2.負数を2の補数で表現する固定少数において、nビットで表現できる整数の範囲
> を示せ。

最上位ビットが「±」の情報に取られるので、
−2^(n−1)から+2^(n−1)−1が表せます。
16ビットなら、−32768〜+32767を表せます。

2進数で表すと、

補数を作るには全ビット反転させて、プラス1します。
16進数でマイナス8000h(十進数でマイナス32768)は
符号を無視して、二進数にすると1000000000000000bですよね。
全ビット反転させると、0111111111111111bですよね。
1を足したら、1000000000000000bですね。

正の数の最大は、
サインビットが0で、
0111111111111111bになるので、
7FFFh、十進数で32767になります。

あんまし説明になってないです。ゴメン・・

> 3.符号付の整数を16ビットの2進数で表現する時表すことのできる最大整数を1
> 6進数で示したらどうなるか。

 0111 1111 1111 1111b
(   7    F    F    Fh)
サインビットが0で、残りが最大(全部1)なんで上のようになります。
なので、16進数に直すと、7FFFhになります。

> 4.16進数DDと1Fの減算“DD−1F”の結果を16進数で答えよ。

これも筆算で、
 DD
−1F
−−−−
 BE となります。繰り下がりに注意

アセンブリ言語はあんましこうやって勉強してもためにならない気がします。
それと、これらの問題からは意地悪な気持ちを感じますね。(私)
学校の勉強をしてるみたいで私はこういう問題は嫌いです。
論よりも経験(体で覚える)が大事な感じ。
とにかくたくさんプログラムを書くのが良いと思います。

    ryo_k@d8.dion.ne.jp  りょう




インテルの歴史 インテルの歴史: i8086 (1978年6月〜)   5MHz〜10MHzで動作。データバス16ビット、アドレス空間1Mバイト   NECはこのi8086−5MHzを使って、PC−9801無印を出しました。   数値演算プロセッサ(NDP)はi8087を使います。 i8088 (1979年5月〜)   i8086の廉価版。データバスが8ビットになっててメモリ転送などが遅い。   アドレス空間は1Mバイトあるし、内部の演算や構成も16ビットなので、   ソフトウェアから見た場合は、i8086と同等の機能を持ってます。   データバスが8ビットの場合、ハードウェアが簡単になるし、   小規模な組み込み系システムに向いてると思います。 i80286 (1982年3月〜)   プロテクトモード搭載の16ビットCPU。i8086よりもずっと高速   長い間、高速な8086として使われてました。6MHz〜20MHzで動作   タスク切り替えを支援する専用命令が追加され、個々のプログラムが他のプログラムから保護され、   OSもアプリケーションから侵略される事がありません。   けど、マルチタスクは286じゃなくても実現できます。保護機能の有る無しです。   16ビット用のプログラムを走らせてる限りは、i386と同等の性能がでるため、   エプソンはi286−20MHzの98を出してました。   数値演算プロセッサはi80287を使います。 i80386DX (1985年10月〜)   16MHz〜33MHzで動作。ベースクロックがそのままCPUの周波数です。   ライバルのAMDは40MHz版386を出しました。   現代でも通用する32ビットの本格的なアーキテクチャを備えたCPUで、   4Gバイトのアドレス空間を誇ります。   NECはPC−98XL^2というマシンを他社に先駆けて発表しましたが、   初期の386はプロテクトモードの処理にバグがあり、   Windowsや仮想EMSドライバが利用できませんでした。   NECは信じられない事に、本来なら不良品なのに、   プロテクトモードを使う客には、拡張機能プロセッサというバグ修正済みのCPUを買わせてました。(汗)   データバス32ビット、アドレスバス32ビットで文句なしです。   32ビット命令を使うと、メモリ転送などは倍の速度が出ます。   数値演算プロセッサはi387DXを使います。 i80486DX (1989年4月〜)   25MHz〜100MHzで動作。ベースクロック(fsb)は25〜33MHz   ベースクロック(コンピュータ内の基準クロック)とCPUコアの周波数を   別々にすることで高速なクロック数のCPUを作ることができました。   例外的にi486DX−50というfsbが50MHzのCPUがあるので注意。   このころオーバードライブという言葉が流行ってました。(笑)   CPUの換装が流行ってて、ペンティアムODPをさせばペンティアムになったし、   元々33MHzだったマシンに486DX4を刺したら、100MHzになるとか   386マシンにサイリックス486DLCを刺すと486マシンに変身(遅い)とか   エキサイティングな時期でした。消費者にとっては喜ばしい時代になったんです。   インテルのCPUの歴史で初めて数値演算プロセッサを内蔵しました。私の一番好きなCPUです。   ライバルのAMDは133MHz版の486を出してました。   この頃からCPUの発熱が問題になってきました。   i486DX2−66MHzとかになると迫力のあるヒートシンクが使われてました。 Pentium (1993年3月〜)   60MHz〜200MHzで動作。ベースクロックは60MHz〜66MHz   発熱がひどくても性能さえ出ればいいんじゃみたいな雰囲気を感じます。   Pentium66MHz版あたりが一番発熱がひどかったと思います。   1クロックで最大2命令実行できるので、性能的には良いです。   あと、データバスが64ビット化されてるのでメモリ転送がすごく速いです。   i486DX4−100よりもPentium75のほうが少し性能が上です。   パイプライン段数は5段 PentiumPro (1995年11月〜)   150MHz〜200MHzで動作。ベースクロックは60MHz〜66MHz   主にサーバー用で4CPU構成で使われてました。   NECは、PC−9821St15などの98プロを出しました。   16ビットモード(セグメントアドレッシング)での性能がよくないらしいです。パイプライン段数は12段 MMX−Pentium (1997年1月〜)   166MHz〜300MHzで動作。初めてMMX命令に対応したCPU   MMXレジスタとFPUレジスタは共用らしく、MMX命令と浮動小数点命令は   同時に使えないそうです。(私はMMX命令は使った事ないのでよく知らない) PentiumU (1997年5月〜)   233MHz〜450MHzで動作。350MHz版以降はベース100MHz   MMX命令も使えますけど、エンコにはほとんど役に立たない。 PentiumV (1999年2月〜)   450MHz〜1.4GHzで動作。後半の製品はベースクロック133MHz。私の好きなCPUです。   1.4GHz版はPentium4よりも速いと思う。   ストリーミングSIMD命令が使えるのでエンコが速い。パイプラインは10段 Pentium4 (2000年11月〜)   1.4GHz〜3.80GHzで動作。ベースクロック400MHz〜800MHz   3.06GHz版はハイパースレッディングという仮想的にデュアルCPU的な動作ができ、   VCなどでスレッドをたくさん使ったプログラムだと高速化できるそうです。   制御系のプログラムではスレッドは便利だけど、普通のアプリケーションではあまり必要ないかも。   私はPentium4は嫌いだけど、メモリ転送は鬼のように速いです。   3.20GHz版なら、文句なしにPentium3より速いでしょう。   Pentium4は消費電力がひどいので今年の夏は問題が出るでしょう。   パイプライン段数はウィラメット:20段、プレスコット:31段で、   条件分岐の多いプログラムでは、Pentium3の半分くらいの性能しか出ない。 超低電圧版モバイルペンティアムV (2001年1月〜)   300MHzで動作。1V以下で動作し、消費電力が0.5W以下だそうです。   AC電源に接続して使うときは500MHzで動作します。このCPUも好きです。   このCPUを積んだ98ノートを出してほしい。   または、このCPUでサーバー立てれば電気代が節約できるし、夏場、部屋の温度が上がらないし、   クーラー使わなくてもいいし、いい事だらけと思うのになぁ。   この技術を発展させて1.4GHzで動くようにしてほしい。(サーバー用)   技術的な意味でこのCPUはすごいです。 PentiumM (2003年3月〜)   Pentium4の消費電力が無視出来なくなって、PentiumV的な設計が復活したCPU。   1.3GHz〜1.6GHzで動作。ベースクロック400MHz   同じクロック周波数ならPentium4より速く、かつ消費電力も少ない。主にノートに使われている。 PentiumD (2005年5月〜)   Pentium4のデュアルコアバージョン。   2.80GHz〜3.6GHzで動作。ベースクロック800MHz   発熱が大きいのでPC業界で大問題となり、代わりにAMDのAthlon64x2が躍進する結果となった。   SSE命令を使うエンコなどの用途ではそれなりに速いし、値段も安いというメリットはある。 CoreDuo (2006年1月〜)   PentiumMのデュアルコアバージョン。   1.66GHz〜2.16GHzで動作。ベースクロック667MHz   発熱が少ない割に異様に整数演算性能が高いのでデスクトップマシン向けでもこれから人気が出ると思う。 Core2Duo (2006年7月〜)   CoreDuoをデスクトップマシン向けにパワーアップさせたデュアルコアCPU。   1.86GHz〜2.67GHzで動作。ベースクロック1066MHz。共有L2キャッシュ2M〜4M。   TDPが65W程度で、なおかつPentiumDの最高クロック品を超える性能があるらしい。   128ビットのSSE命令を1クロックで処理できるらしい。(PentiumDは2クロック必要。) (参考:インテルのあゆみ)


PC−9821Nb7のススメ ・CPUの放熱にヒートパイプを使用 ・表示部への電源供給を遮断できる(液晶の画面焼けが無い)  従来の機種ではバックライトを消しているだけだった。 ・メモリ周りの設計がこの機種から革新された。  Na7は完全にカス。Nfはセカンドキャッシュ積んでるが増設分が遅くてダメ ・軽量&コンパクト。決してBノートなどでは無い。AノートのNa7はカス。


486DX4−133 VS Pentium75 性能対決 対決の前に ・メモリ転送は64ビットバスのPentiumが圧倒的に速いと思う。 ・演算性能は確実に133MIPS出る486のほうが上だと思う。 ・発熱の面では回路規模の小さい486のほうが有利だと思う。 ・ペンティアムは最大2命令を同時に実行できるけど、どの程度有効か? ・DX4−133はキャッシュ容量16Kバイト  Pentiumは16K+16Kでコードとデータを別々に管理してる。  大量のメモリアクセスが発生しても、命令キャッシュは飛ばないのか? アセンブル@  24回線ツーショットダイヤルのプログラム(270Kバイト)         MS−DOS6.2、RAMDISK使用、MASM6.0使用         HIMEM.SYS、EMM386.EXE使用 * ただしPC−9821Npは         MS−DOS5.0A−H、VEM486、VEMEMM、RVS使用
PC-9821Ne3PC-9821Np *PC-9821NxPC-9821Nb7PC-9821Ne改PC-9821Na7
i486DX2-50i486DX4-75i486DX4-100Pentium75AM486DX4-133Pentium75
8K+016K+016K+016K&16K16K+016K&16K
アセンブル@05秒4503秒5603秒5102秒2702秒6002秒76
やはりペンティアムは速いみたい。 486はクロック数が倍になっても性能は1.5倍程度にしかならない。 PC−9821Nxは意外と性能が悪いみたい。


各種CPUの消費電流や発熱量の資料
・ねらい
低消費電力なCPUを搭載したマシンを選択することは、マシンの信頼性や、バッテリ稼働時間に関係してくるので重要です。

インテル社[i386SX、Vcc:5.0V]
クロック数 Icc(最大) Icc(Typ、代表的な値)
12MHz 190mA   120mA
16MHz 220     150
20MHz 250     180
25MHz 280     210
33MHz 380     290

インテル社[SLエンハンスド486DX2−50MHz]
Vcc:3.3V
Icc(最大):550mA
Icc(クロック停止):1mA

インテル社[Pentium]
動作クロック Icc   Vcc      平均発熱量 最大発熱量 おすすめ
 60MHz 2.91A 5.0V     不明    不明    ×
 66    3.20A 4.9〜5.4V 不明    不明    ×
 75    2.65A 3.3V     3.0W   8.0W  
 90    2.95  3.3      3.5    9.0   
100    3.25  3.3      3.9   10.1   
120    3.73  3.3      5.0   12.8  △
133    3.40  3.3      4.3   11.2  ◎
150    3.85  3.3      4.9   11.6   
166    4.25  3.5      5.4   14.5   
200    4.60  3.5      6.5   15.5   

インテル社[PentiumVカトマイ]
名称      FSB    Icc   Vcc
450     100MHz 14.5A 2.00V
500     100    16.1  2.00
533B    133    16.7  2.00
550     100    17.0  2.00
600     100    17.8  2.05
600B    133    17.8  2.05

インテル社[PentiumVカッパーマイン]
名称      FSB    Icc   Vcc
533EB   133MHz 10.6A 1.65V
550E    100    11.0  1.65
600E    100    13.0  1.65
600EB   133    13.0  1.65
650     100    13.0  1.65
667     133    13.3  1.65
700     100    14.0  1.65
733     133    14.6  1.65
750     100    15.0  1.65
800     100    16.0  1.65
800EB   133    16.0  1.65
850     100    16.2  1.65
866     133    16.3  1.65
933     133    17.7  1.70
1.0BGHz 133    19.4  1.70

インテル社[PentiumV−S、Tualatin、FC−PGA2、L2:512K]
名称      FSB    Icc   Vcc
1.13GHz 133MHz 19.9A 1.45
1.26    133    21.2  1.45
1.40    133    22.4  1.45  ★★★

インテル社[スピードステップテクノロジモバイルPentiumVプロセッサ]・・モバイルセレロンもほぼ同じデータです
(高クロック品はデスクトップ用CPUよりも電気食ってます。おどろき)
コアスピード     Vcc        Icc(MAX)    おすすめ
500/300MHz 1.1/0.975V 7.90/4.72A  ◎
600/300    1.1/0.975  9.14/4.72
600/300    1.15/0.975 9.14/4.72
600/500    1.35/1.10  11.20/7.90
700/500    1.35/1.10  12.80/7.90
750/500    1.35/1.10  13.49/7.90  ○
700/550    1.60/1.35  14.60/10.30
750/600    1.60/1.35  15.60/11.20
800/650    1.60/1.35  16.60/12.00
850/700    1.60/1.35  17.60/12.80
900/700    1.70/1.35  19.30/12.80
1GHz/700   1.70/1.35  21.10/12.80

インテル社[Pentium4プロセッサ(423ピン)]
コアスピード     Vcc        Icc(最大)
1.30GHz    1.70/1.75V 39.8A
1.40       1.70/1.75  42.2
1.50       1.70/1.75  45.0
1.60       1.75       47.7
1.70       1.75       50.2
1.80       1.75       52.7

インテル社[Pentium4プロセッサ(L2:512K、478ピン、0.13μ版)]
コアスピード     Vcc(VID) Vcc(最小)  Icc(最大)
2GHz       1.50     1.340    44.3A
2.20       1.50     1.335    47.1
2.26       1.50     1.330    48.0
2.40       1.50     1.330    49.8
2.53       1.50     1.325    51.5
2.66                         53.9
2.80                         55.9
3.06                         65.4
0.13μプロセスになって、消費電流だいぶ下がりましたね。(嬉)
ペンティアム4のVccコアの考え方がわかりません。だれか教えて・・。

インテル社[Pentium4プロセッサ(L2:512K、478ピン、FSB800、0.13μ版)]
コアスピード  Vcc(VID) Vcc(最小)  Icc(最大) 総消費電力
2.40    1.525    1.345    52.4A   66.2W
2.60    1.525    1.340    55.0    69.0
2.80    1.525    1.338    55.9    69.7
3.00    1.550    1.340    64.8    81.9
3.20    1.550    1.335    67.8    82.0
FSB800のペンティアム4はメモリ周りが鬼のように速そうだけど、
消費電流がちょっと怖いくらい大きいですね。

インテル社[モバイルPentium4プロセッサ(マイクロFCPGA 478ピン、L2:512K)]
コアスピード     Vcc     Icc(最大)
1.2GHz     1.2V    22.1A  1.2GHzはバッテリモード時
1.4GHz     1.3V    26.3
1.5GHz     1.3V    27.5
1.6GHz     1.3V    28.7
1.7GHz     1.3V    29.9
1.8GHz     1.3V    31.0
1.9GHz     1.3V    32.2
2GHz       1.3V    33.3
Pentium4の1.2GHzモードはかなり遅そうです。
体感的にはたぶんPen3−600MHzって感じでしょう。

インテル社[Itanium2プロセッサ()
コアスピード    Vcc    Icc(最大)  サーマルデザインパワー
900MHz    ???    100A     130W
1.0GHz    ???    100A     130W

イタニウム2について少し説明:
動作周波数1.0GHz
128ビットデータバス 物理アドレッシング能力50ビット
400MHzシステムバス 3Mバイト内蔵キャッシュ

AMD社[K6−Vプロセッサ]
グレード          Iccコア
2.2V系K6−V−400 10.80A
2.2V系K6−V−450 12.15A
2.4V系K6−V−400 12.40A
2.4V系K6−V−450 13.50A

AMD社[Athlon(Vccコア電圧1.75V)]・・Thunderbirdコア
グレード    Iccコア ダイ温度
 650MHz 22A   90℃
 700    23    90℃
 750    25    90℃
 800    26    90℃
 850    27    90℃
 900    29    90℃
 950    30    90℃
1000    31    90℃
1100    34    90℃
1133    36    95℃
1200    38    95℃

AMD社[AthlonMPプロセッサ(Vccコア電圧1.75V)]・・Palominoコア
グレード    Iccコア ダイ温度
1000MHz 26.3A 95℃
1200MHz 31.3A 95℃

AMD社[Duronプロセッサ(Vccコア電圧1.75V)]・・モルガンコア
グレード     Iccコア(Typ) Iccコア(最大) ダイ温度
 900MHz  22.4A      24.4A     90℃
 950MHz  23.3A      25.4A     90℃
1000MHz  24.2A      26.3A     90℃
1100MHz  26.4A      28.7A     90℃
1200MHz  28.7A      31.3A     90℃
1300MHz  31.5A      34.3A     90℃

AMD社[Duronプロセッサ(Vccコア電圧1.50V)]・・アップルブレッドコア
グレード     Iccコア(Typ) Iccコア(最大) TDP(Typ) TDP(Max) ダイ温度
1400MHz  30.3A      38.0A     45.5W    57.0W    85℃
1600MHz  32.0A      38.0A     48.0W    57.0W    85℃
1800MHz  35.3A      38.0A     53.0W    57.0W    85℃

AMD社[AthlonXPプロセッサ(Vccコア電圧1.75V)]
グレード   動作周波数    Iccコア(Typ) Iccコア(最大) ダイ温度
1500+  1333MHz  30.8A      34.3A     90℃
1600+  1400MHz  32.2A      35.9A     90℃
1700+  1467MHz  32.8A      36.6A     90℃
1800+  1533MHz  33.8A      37.7A     90℃
1900+  1600MHz  34.7A      38.9A     90℃
2000+  1667MHz  35.7A      40.0A     90℃
2100+  1733MHz  36.7A      41.1A     90℃

AMD社[AthlonXPプロセッサ(Vccコア電圧1.65V)]
グレード   動作周波数    Iccコア(Typ) Iccコア(最大) ダイ温度
2500+  1833MHz  32.5A      41.4A     85℃
2800+  2083MHz  32.5A      41.4A     85℃
3000+  2167MHz  35.4A      45.0A     85℃
XPプロセッサなんて恥ずかしいネーミングはやめてよ〜。
それに、2100+とかのグレード表現。
動作周波数が2100MHzと消費者が思ってくれるのを期待してるんでしょうけど、
なんか商売のやり方がマイクロソフトに似てきたんじゃないの? しっかりしてよ〜!!。
正々堂々と「うちのは1733MHzなんですけど、よその2.53GHzより速いですよ。」(条件にもよる)
とアピールしてほしい。
Typ・・・Typical、代表的な値

モトローラ社[MC68EC000プロセッサ]
グレード     Icc(最大)
8MHz     25mA
10MHz    30
12.5MHz  35
16.67MHz 50
20MHz    70

モトローラ社[MC68EC020プロセッサ]
グレード     Pd(最大)  Pd(Typ)
16MHz    0.9W    0.54W
20MHz    1.0     0.60
25MHz    1.2     0.72
33MHz    1.4     0.84




PC−98シリーズのハードウェア

【PC−98シリーズの特長】
・漢字対応のテキストVRAMを持っているため画面表示がキビキビとしている。
・ディスク関連のBIOSが充実していて、FDDやHDD、MOやCD−ROMに簡単にアクセスできる。
・DOS用のフリーソフトウェアが非常に充実している。

デスクトップ編 −−−−−−−−

【CPUについて】
・ほとんどの機種はインテル製のCPUを搭載していますが、古い機種や一部の機種はV30やV50、V33というNECオリジナルのCPUが使われています。
・CPUは速ければ速いほどいいんですが、上位機種は割高なので、DOSで使うんなら486で充分です。
・もしお金に余裕があれば、Pen−75MHz以上の機種を買っておきましょう。K6−2などを使った、メルコのCPUアクセラレータが使用できるからです。
・デスクトップでPen−90MHzの機種はいわゆる「バグ有りペンティアム」の可能性があります。けど、気にする事無いでしょう・・。

【メモリについて】
・とりあえず、640Kバイトのメインメモリで特に困る事は無いです。けど、フリーソフトをいろいろ活用したいと思ってる人は、4M位はあったほうが快適です。
・8086やV30搭載のマシンの場合、CPUのアドレッシング能力が1Mバイト最大ですので、640Kバイトのメインメモリの他にメモリを増設しようと思うと、 ハードウェアEMSボードかI−Oバンクメモリボード(バンク08h〜09hを使用するバンク切替方式)を使用することになります。 私のおすすめは、中古でメルコのEMJ−4000辺りを探す事です。
・286〜386搭載のマシンの場合。高速な内部増設対応のプロテクトメモリボードも探せばあるかもしれませんが、たぶん割高だと思うので、 できれば最初からメモリを増設してあるマシンを買うべきでしょうね。 どうしても増設したいなら、速度的に不利ですが、メルコのEMJシリーズをCバスに挿すのがいいと思います。
・486以降を搭載のマシンの場合。98MATE、FELLOWの初代機と9801FAは2MのSIMMしか使えませんが、 それ以外の機種は、DOS/Vなどと共通のFP−DRAMのSIMMが使えます。SIMMにはパリティ有りと無しがありますが、 パリティ有りのSIMMなら、パリティチェックをしないマシンでも使用できますので、パリティ無しのマシンをお持ちの場合でも、 パリティ有りのSIMMを買うことをおすすめします。 ペンティアム搭載機の場合は、データバス64ビット化により、SIMMを2枚単位で増設しなければなりません。 ペンティアムPRO搭載機の場合は、理由はわかりませんが、SIMMを4枚単位で増設しなければなりません。 あと、高級な機種の場合、メモリシステムがECC対応のEDOタイプ(すごく贅沢ですねぇ…)でないと使用できない、なんてマシンもありますので 気を付けてください。ECC対応のEDOタイプのSIMMなんて入手困難でしょうから・・。

【HDDについて】
・8086、V30、286,386搭載のマシンの場合。専用スロットに装着できるのSASIのHDDユニットが探せばあるかもしれませんが、 容量が少ないし、データ転送が非常に遅いので、純正で揃えたいとかいう場合を除いておすすめできません。 Cバスに非NEC製SCSIカードを挿し、SCSI−HDDを外付けしましょう。NEC製SCSIカードの場合、ドライブのベンダ名チェックでNEC製以外の ドライブだった場合、リセットされるらしいです。(私は外付けHDDってNEC製しか持ってないので、体験した事は無いです)
・486以降を搭載のマシンの場合。9801FA以外の機種ならば、安価なIDEのHDDが使用できます。けど、98MATE、FELLOWの初代機と2代目の場合は E−IDEに対応していないので、510Mバイト位までのHDDしか対応してませんので、注意。E−IDEに対応してる機種であれば、4.3G位までのHDDが 使用できます。けど、98のIDEは非常に遅い(転送速度:毎秒2Mバイト程度)ので、できれば、PCIのSCSIカードを探すべきでしょう。 Cバスしか無いマシンなら、IDEのHDDを使用するのが良いでしょう。

【CRTについて】
・8086、V30、286、386搭載のマシンと9801FAの場合。CRT出力の水平同期周波数が24kHzなので、DOS/V用などとして売られてる安いCRTは 使用できない事が多いです。少し高いかもしれませんが、NECブランドのマルチシンクディスプレイ(PC−KM151、152辺り)を買えば安心です。 もし、アナログRGBのコネクタ(D−SUB15ピン)が無いような古いマシンはデジタルRGBの可能性があります。デジタルRGBのディスプレイって 最近はジャンクコーナーにも無いと思いますのであきらめましょう。
・286、386搭載のハイレゾマシンの場合。インターレース対応の長残光ディスプレイを使うのが正統派かもしれませんが、希少だし古いと故障も多いので、 NECブランドのマルチシンクディスプレイ(PC−KM151、152など)を買ってください。私は、PC−98XL(i286−8MHz、ハイレゾ)にPC−KM152を繋いで使ってましたが特に問題はありませんでした。
・486搭載のマシンの場合。起動時のキーボード操作(GRPH+1、2)で水平同期周波数を24kHzから31kHzに切り替え出来るため、 安価なDOS/V用のCRTが使用できると思います。ただし、DOS/V用として売られてるCRTはコネクタが3列タイプのD−SUB15ピンなので、 変換コネクタが必要になります。注意してほしいのは、変換コネクタを装着すると、根元にストレスがかかりやすいのでケーブルの取り回しは慎重に・・。
・ペンティアム以降を搭載のマシンの場合。たぶんほとんどの機種でDOS/V用CRTがそのまま使用できると思います。

【プリンタについて】
・DOSで使えるプリンタは、現在非常に限られた機種しか発売されていません。 今流行りのカラーのインクジェットプリンタはプリンタ制御コードが非公開で、自作のプログラムで活用しようと思ってもたぶん無理でしょう。 ウィンドウズ上でしか対応してないのが普通と思います。
・おすすめできるプリンタは。私はNEC製のPC−PR101/T165を昔使っていました。FAXやワープロでよく使われる感熱紙が使用でき非常に経済的でした。 もしお金に余裕があるんなら、キャノンのレーザーショットの「201PL」対応機種を買ってみて。ページレイアウト(2ページを1枚に)や縮小印刷などが できて便利でしたから。

プログラミング編 −−−−−−−−

【CPUについて】
・アセンブリ言語の経験が無い人は、「はじめて読む8086」などのやさしい本を見ながら、SYMDEBなどのデバッガでCPUの動作を確かめたり、 地道に学習していってください。
・386以降のマシンの場合、データバスが32ビット化されてるので、それ用にプログラムを書けば、メモリの領域転送部分の処理スピードが倍くらいになります。 (ただし386SXと486SX(J)はデータバスが16ビットなので効果が薄い)  また、レジスタが32ビット化されてるので大きな数値を扱うプログラムではかなり有利です。あと、「遠い」条件分岐が使えます。
・ペンティアム以降を搭載のマシンの場合、1クロックで最大2命令を実行できるように設計されていますが、命令の並びがペンティアム向きに配慮されていなければ 性能が出にくいです。しかし、データバスが64ビット化されているので、メモリの領域転送などは非常に高速に処理できます。 命令の並びの配慮とは、同じレジスタに同時にアクセスしない、とか、実行される順番によって結果が変わらないように、とかです。

【テキストVRAMについて】
・98のテキストVRAMは漢字対応なんですが、VRAMに書き込むデータは普段使うシフトJISでは無く、変形JIS漢字コードです。 漢字を表示する場合は4バイトアラインで、基準アドレスの+0位置にJIS漢字コードの上位バイトを−20hしたものを書き込み、+1位置に下位バイトを 書き込みます。+2、+3のアドレスには何も書きこまなくても良い場合が多いんですが、正式には、+2位置に+0位置に書きこんだ値の最上位ビット(MSB、bit7) を1にしたデータを書き込み、+3位置には+1位置に書き込んだのと同じ値を書き込みます。
・98のテキストVRAMのコード領域のセグメントアドレスはA000hです。アトリビュート(文字にいろいろな表現を付ける)領域のセグメントアドレスは A200hです。ハイレゾマシンの場合はそれぞれ、E000hとE200hです。
・シフトJISからJIS漢字コードに変換するプログラムは、少々めんどうですが、自分で考えてください。「9801スーパーテクニック」にプログラム例があります。 H98の場合は多様なアトリビュート表現が可能です。

【グラフィックVRAMについて】
・9801系マシンのグラフィックVRAMは余程古い機種を除けば256Kバイト分あります。昔はこのメモリをRAMディスクにしてしまうソフトなんかもありました。 640×400ドット16色のグラフィックを2画面収めれるだけの容量があります。ゲームなどではグラフィックVRAMを2画面分(256Kバイト)必要な 場合もありますが、普通のソフトなら1画面分で充分ですので、余ってる128Kバイト分のメモリを作業領域などに流用すると良いでしょう。ただし、VRAMは ウェイト入りまくりなので、プログラムの実行速度が低下するかもしれません。
・VRAMの構造はプレーン方式になっていて、プレーン0がセグメントA800h、プレーン1がB000h、ブレーン2がB800h、プレーン3がE000hに 配置されています。それぞれサイズは32Kバイトで、プレーン1つで640×400ドット2値モノクロを表現できる能力(容量)を持っています。 そのプレーンを3枚(3ビット)束ねて8色、4枚(4ビット)束ねて16色が表現できるようになっています。
・ハイレゾモードでのVRAMの構造は基本的にプレーン方式で、プレーン0〜3が同じフレームアドレス、セグメントC000hからの128Kバイトに マッピングされていて、アクセスするプレーンはグラフィックチャージャー(GRCG)のモードレジスタで指定します。 なお、H98の256色表示可能な機種ではプレーン数が8枚になってます。H98では、パックドピクセル方式でVRAMにアクセスできます。
・グラフィックVRAMは2画面分あるのですが、それの切り替えには、I/OポートA4h(表示画面切り替え0か1を出力)、 I/OポートA6h(描画画面切り替え0か1を出力)を使用します。
・パレットは、16色表示なので当然0〜15までの16個あります。パレットを変更するには、I/OポートA8hにパレット番号を書き込み、 I/OポートAAhに緑のレベル、I/OポートAChに赤のレベル、I/OポートAEhに青のレベル、をそれぞれ書き込みます。 RGBの各レベルは9801の16色モードの場合、0〜15の範囲だけ有効です。9821の256色モードやH98なら、0〜255のレベル表現が可能なので、 24ビット・・つまり1600万色中256色同時表示が可能です。

詳しいハードウェアの資料は、ウェブテクノロジさんのサイトで アンドキュメンティド9821、I/O・メモリ編が 無料で公開されていますのでご覧ください。

♀私と一緒に中古の98を使い倒していきましょう。♀

きのうまで夕日を浴びていた、旧式のPC−98が、眩しいほどの光に包まれる。
PC−98のあたらしい夜明けに、悦びの涙をながして



MASMやデバッガについて

【アセンブルするのに必要な実行ファイル】
  ML.EXE     アセンブラ本体   ML.ERR     エラーメッセージファイル   LINK.EXE   リンカ MASM6.0の場合、最低限この3つが必要です。

【ML.EXEのオプションについて】
おすすめのオプション指定(.COMファイル生成用)
ML.EXE /VM /I. /Zm /AT /Fl%1.LST %1.ASM
説明:
  /VM    仮想メモリを許可。(大きなプログラムの時は必須)   /I.    カレントディレクトリにあるインクルードファイルを追加   /Zm    MASM5.1コンパチブル動作   /AT    タイニーモデル(.COM)を許可   /Fl    リスティングファイルの出力先を指定(主に学習用)   %1.ASM バッチファイルの第1引数でソースファイルを指定する こういうコマンドをA.BATなどのバッチファイルにしておくと、
「A CTI30」などと入力するだけでアセンブルできるので便利です。
ポイント:
  ・MASM.EXEという互換性ドライバが用意されてるので、    MASM5.1とかに馴れてる人は無理にML.EXEを使う必要はないです。   ・ML.EXEの場合、リンカは自動で呼び出されます。   ・巨大なプログラムをアセンブルする時はMLX.EXEを考える。
【関連ツールについて】 ML.EXE マクロアセンブラ本体 MLX.EXE DOSエクステンダ上で動くMLドライバ MLをプロテクトメモリ上に読み込んで実行させる。 通常、DOSに付属のDPMI.EXEを組み込む必要がある。 仮想EMSドライバを使用せず、HIMEM.SYSのみ組込んだ場合は DPMI.EXEは不要である。 ML.ERR MLのエラーメッセージテーブル LINK.EXE リンカ。 MLから自動で呼ばれる。MLが吐き出した複数のオブジェクトファイルを 一つの実行ファイルに結合します。 NMAKE.EXE 新型MAKEユーティリティ。自動でビルド(メイク)してくれる。 MAKEファイルという定義ファイルが必要。 プログラムメインテナー。 LIB.EXE ライブラリアン。ライブラリの管理 MASM.EXE MASM互換性ドライバ。 古いMASMのオプションを変換してMLに渡す。 EXEHDR.EXE EXEヘッダ管理ツール CV.EXE CodeViewデバッガ SYMDEB.EXEの後継製品。 CVPACK.EXE CodeView用のデバッグ情報の入った実行ファイルを コンパクトにするためのツール。 IMPLIB.EXE インポートライブラリを作成するツール(?) 【ソースファイルなどについて】
*.INC    インクルードファイル
*.ASM    ソースプログラム
拡張子が.INCのファイルはソースプログラム中のincludeディレクティブがある場所に
展開されます。御決まりのマクロ定義や宣言などを入れておけば良いでしょう。

【ソースプログラムを書くときに最初に覚えるおまじない・・・】
;先頭に「;」がある行はコメント行です。なお、プログラムはすべて半角で書きましょう。
        .186    ;i80186命令の使用を許可します
;       .287    ;i80287(コプロセッサ)命令の使用を許可します。
code    segment
        assume  cs:code,ds:code,es:code,ss:code
        org     0100h           ;DOSの「.com型」プログラムの場合、ロードアドレスがこうなる。
;       include macro.inc       ;読み込むインクルードファイルを指定します。
start:
;       (ここからプログラム本体を書くことになります・・)

quit:   mov     ah,4ch  ;DOSのシステムコールの番号(4ch)で、プロセスの終了
        int     21h     ;DOSのシステムコール
code    ends            ;エンドセグメント
        end     start   ;ENDディレクティブ、実行開始アドレスは「start」ラベルの位置


【HELLO.ASM】MASM5.1流の書き方
.186 ;i80186命令の使用を許可します code segment use16 assume cs:code,ds:code,es:code,ss:code org 0100h start: mov ah,09h ;文字列出力 mov dx,offset mes ;メッセージのあるオフセットアドレスを指定 int 21h ;DOSファンクション呼び出し int 20h ;プロセスの終了 mes: db 'Hello World!$' code ends ;ENDセグメント end start ;プログラム開始アドレスの指定
【HELLO.ASM】MASM6.0流の新しい書き方(この場合、/Zmオプションは不要)
.386 ;i386とi387命令の使用を許可します。 code segment use 16 org 0100h start: mov ah,09h ;文字列出力 mov dx,offset mes ;メッセージのあるオフセットアドレスを指定 int 21h ;DOSファンクション呼び出し int 20h ;プロセスの終了 mes byte 'Hello World!$' code ends ;ENDセグメント end start ;プログラム開始アドレスの指定
ML.EXE バージョン6.14のコマンドラインオプション
A:\>ml /? Microsoft (R) Macro Assembler Version 6.14.8444 Copyright (C) Microsoft Corp 1981-1997. All rights reserved. ML [ /options ] filelist [ /link linkoptions ]<br> <br> /AT Enable tiny model (.COM file) /nologo Suppress copyright message /Bl<linker> Use alternate linker /Sa Maximize source listing /c Assemble without linking /Sc Generate timings in listing /Cp Preserve case of user identifiers /Sf Generate first pass listing /Cu Map all identifiers to upper case /Sl<width> Set line width /Cx Preserve case in publics, externs /Sn Suppress symbol-table listing /coff generate COFF format object file /Sp<length> Set page length /D<name>[=text] Define text macro /Ss<string> Set subtitle /EP Output preprocessed listing to stdout /St<string> Set title /F <hex> Set stack size (bytes) /Sx List false conditionals /Fe<file> Name executable /Ta<file> Assemble non-.ASM file /Fl[file] Generate listing /w Same as /W0 /WX /Fm[file] Generate map /WX Treat warnings as errors /Fo<file> Name object file /W<number> Set warning level /FPi Generate 80x87 emulator encoding /X Ignore INCLUDE environment path /Fr[file] Generate limited browser info /Zd Add line number debug info /FR[file] Generate full browser info /Zf Make all symbols public /G<c|d|z> Use Pascal, C, or Stdcall calls /Zi Add symbolic debug info /H<number> Set max external name length /Zm Enable MASM 5.10 compatibility /I<name> Add include path /Zp[n] Set structure alignment /link <linker options and libraries> /Zs Perform syntax check only


ML.EXE バージョン6.14でのアセンブル例(32ビットコード)
D:\temp>dir Volume in drive D has no label Volume Serial Number is 0F79-0E07 Directory of D:\temp . <DIR> 05-21-04 6:13p . .. <DIR> 05-21-04 6:13p .. MTR_CORE ASM 128,394 08-13-04 2:54p mtr_core.asm 1 file(s) 128,394 bytes 2 dir(s) 113,774.19 MB free D:\temp>ml.exe /Zm /c /coff /Cx mtr_core.asm Microsoft (R) Macro Assembler Version 6.14.8444 Copyright (C) Microsoft Corp 1981-1997. All rights reserved. Assembling: mtr_core.asm D:\temp>dir Volume in drive D has no label Volume Serial Number is 0F79-0E07 Directory of D:\temp . <DIR> 05-21-04 6:13p . .. <DIR> 05-21-04 6:13p .. MTR_CORE ASM 128,394 08-13-04 2:54p mtr_core.asm MTR_CORE OBJ 43,627 08-21-04 7:11p mtr_core.obj 2 file(s) 172,021 bytes 2 dir(s) 113,774.13 MB free D:\temp>





おすすめの書籍一覧

【ハードウェアに関する本】
98ハードに強くなる本U(技術評論社、2100円)
PC−9801プログラマーズバイブル(技術評論社、3500円) 
アンドキュメンティド9801/9821(インプレス、4500円) ★★
PC−9801スーパーテクニック(アスキー出版、4200円)
PC9801の割込とBIOS活用法(トラ技コンピュータ別冊、2300円)
GDCテクニカルブック(ソフトバンク、3500円)
プロテクト活用ハンドブック(誠文堂新光社、1850円)

【ソフトウェアに関する本】
はじめて読む8086(アスキー、1650円) ★★
はじめて読むMASM(アスキー、1850円) 
80386/80486プログラミングガイド(マイクロソフトプレス、3500円)
MS−DOSプログラマーズバイブル(インターフェース別冊、2500円)
MASMパワープログラミング(マイクロソフトプレス、3800円) ★★
MS-DOS3.3Dプログラマーズリファレンスマニュアル1&2(日本電気株式会社、MS-DOS3.3D拡張機能セットに付属) ★★★
MS-DOS3.3D開発ツールマニュアル(日本電気株式会社、MS-DOS3.3D拡張機能セットに付属) ★★
Microsoft Macro Assembler Reference(マイクロソフト株式会社、MASM付属) ★★
Microsoft Macro Assembler Programming Guide(マイクロソフト株式会社、MASM付属) ★★



パソコン雑感など
(基本的に発売順に書いてます。)

9801系98NOTE
・PC−9801N(V30−10MHz RAM640K 400ライン白黒 89年11月)
私が初めて買った98ノートです。標準搭載のベルト駆動FDDがものすごく調子悪かったのでダイレクトドライブのに最近交換しました。 この機種の液晶は「青液晶」タイプになっててなんか好きです。バックライトがELタイプで少し暗いし、バックライトが突然消えてしまうこともありました。 98ノートシリーズはFDDは1基のみ搭載で、2基目FDDの代わりにソフトウェア互換のRAMドライブという仕組みが備わっています。 メモリはハードウェアEMSカードを使って増設できます。HDDは搭載できません。レジュームは出来ません。 本体背面にモデムスロットがあります。 CTRL+GRPH+HELPでリセットがかかります。リセット後にHELPキーが押されていれば、98ノートメニューが出ます。 このマシンはハードウェアのDIPスイッチが搭載されています。 ACアダプタ(JRC製)がデカくてダサくてよくありませんし、故障も多いです。消費電力は9Wです。
・PC−9801NS(i386SX−12MHz RAM1.6M 400ライン白黒 90年9月)
9801Nと似てるんですが、モデルによっては20MバイトのIDE−HDD内蔵のものがあります。 また、バックライトがソフトウェアから制御可能になったらしい。ACアダプタがデカくてダサい上に出力側のコネクタが変なコネクタで嫌いです。 この機種もFDDがベルト駆動だと思われるので、手を出さないほうがよいでしょう。 筐体の塗装が非常にはげやすく、そのうち銀色のメッキが見えてきます。消費電力は11Wです。
・PC−9801NV(V30HL−16MHz RAM640K 400ライン白黒 90年11月)
レジュームが出来る初の98ノートです。細かな点が改良されていて、98ノートの基礎になった感じがします。 バックライトをソフトウェアからON/OFF出来、98ノートメニューもホットキー(CTRL+GRPH+HELP)で アプリケーション使用中でも割り込んで設定変更でき、また元のアプリケーションに戻ることが出来ます。秘密でEGCが搭載されています。 セカンドバッテリーパックを搭載できるようになりました。また、セカンドバッテリの代わりにモデムボードをセットすることもできます。 バッテリパックの充電回路がまともになりました。ソフトウェアパワーオフができるようになりました。 この機種は8MHz系マシンなのでシリアルポートが9600bpsより上は変則的なボーレートになります。 私が買ったものは、FDDがダイレクトドライブ仕様のものになっていました。消費電力は9Wです。
・PC−9801NS/E(i386SX−16MHz RAM1.6M 400ライン白黒 91年6月)
ハードディスクがカートリッジ形状で提供され、ユーザーが好きなように取り替えできるようになりました。 この機種からモノクロノートは液晶が「黒液晶」に変わりました。人によっては青液晶より見易いかもしれない。 メモリ増設は遅いカードタイプになります。 この頃はまだノートは一般的ではなく、断然デスクトップが主流で、VM2やVX21、という5吋FDDマシンがバリバリ使われていました。 このマシンは個人的に調子悪いイメージがあります。消費電力は9Wです。
・PC−9801NC(i386SX−20MHz RAM3.6M 400ラインTFTカラー 91年10月)
世界初のTFTカラーノートです。定価は598,000円してます。カラーの98ノートとしては私が初めて買ったマシンです。 TFT液晶だけあって、表示品質は文句無しです。けど、液晶のドット欠けは3点ほどありました。FDDユニットにかなり薄型のフィルム結線のものが使われ始めました。 メモリはプロテクトメモリを増設できるのですが、遅いカードタイプのしか搭載できません。 私はこのノートを95年1月に99800円の中古で買って、5年間くらいメインマシンとして使用し、ある日突然潰れました。(悲) 消費電力は18Wです。
・PC−9801NS/T(i386SL−20MHz RAM1.6M 400ライン白黒 92年1月)
バランスが良くて完成度が高い白黒ノートです。最大6Mの高速な内部増設RAMボードが使えます。ACアダプターが小型でカッコいいデザインのものに変更になりました。 FDDユニットにかなり薄型のものが使われていますし、その品質も良いです。8MHz系マシンなのでシリアルポートに注意。 CPUはSLエンハンスドなタイプと思われる、i386SLなんですが、386にしてはめずらしく、16Kバイト(?)のキャッシュを内蔵しています。 i386SLは、聞いた話なんですがNECがインテルに特注で作らせたCPUらしい・・。 i387SLというNDP(数値データプロセッサ)が搭載可能です。消費電力は10Wです。
・PC−9801NA/C(i486SX−20MHz RAM3.6M 400ラインTFTカラー 92年11月)
見た目は9801NCとほとんど変わりませんが、速度は2倍、高速な内部増設RAMボードが使えます。386マシンとの速度差は歴然としていました。 ハードディスクBIOSが改善され、120M以上のHDDがごまかしツール無しで使えるようになりました。 けど、NC、NA/C辺りの機種は液晶扉のヒンジが弱いです。液晶扉の開閉は最小限にしてください。 消費電力は20Wです。NDP(487SX)を付けることもできますが、残念ながらCPUアクセラレータは発売されていません。ITFでCPUの品種をチェックしてるらしく、 487SX以外のCPUは起動時に蹴られてしまいます。(鬼)  液晶が無茶苦茶キレイです。表示に透明感があって、黒がクッキリしてます。(最近の液晶より画質は上のような気がします。)  サスペンド&レジュームはかなり遅いです。(特にメモリをたくさん積んでると。)
・PC−9801NS/R(i486SX(J)−16MHz RAM1.6M 400ライン白黒 93年1月)
省電力にこだわった、バッテリ稼動に適した98ノートです。バッテリパックをフルに搭載すると7時間の連続稼動が可能らしい。 (1stバッテリに大容量バッテリパックを使用すれば、10時間連続稼動も夢ではありませんよ。) 1.44M対応のFDDが初搭載されました。CPUは3.3V駆動(当時としては画期的です)のi486SX(J)で特注のCPUみたいで、 あと、データバスが16ビットで性能がイマイチらしい。 デザインは悪くなりましたが、他に問題は無いようです。消費電力は7Wです。「NDP」と称するi486DXボードが装着可能です。 98NOTEシリーズでは最も消費電力の少ない機種です。けど、私の身の回りで1台故障してます。
・PC−9801NX/C(i486SX(J)−20MHz RAM3.6M 400ラインTFTカラー 93年7月)
NA/Cと比べると消費電力が低減されていたり、1.44MのFDDが読み書き出来るようになったり、色々とまじめに改良されてはいるのですが、 デザインが悪くなり、ヒンジ部分に問題があり、液晶の扉の開閉が異様に硬くなる場合があります。(開閉のたびにバリバリと壊れそうな音がする)  だから、ちょっとおすすめできない機種ですね。TYPEUのPCカードスロットが1つあります。 CPUはi486SX(J)で、NECの特注品です。「NDP」と称するi486DXボードが装着可能です。 i486SX(J)はデータバス幅が16ビットらしく、性能的にはイマイチらしい。 消費電力は13Wです。
・PC−9801P(i486SX(J)−20MHz RAM5.6M〜 400ライン白黒 93年7月)
キーボードの無い、初めてのペンコンピュータです。OSはWindows for Pens1.1(Win3.1相当)やPenPoint2.0(しらない)とか PenDOS2.0(これもしらない)という、ペン入力をサポートするOSが選べるようになってます。 「使えない」マシンだけど、消費電力は7Wで、よくがんばったと思います。当時ペンコンピュータが流行ってたと思うので、仕方なく作ったんじゃないかと思う。 FDDが標準装備ではないので注意。価格は498000円〜560000円です。
・PC−9801NS/A(i486SX−33MHz RAM1.6M 400ライン白黒 94年1月)
Win3.1が問題無く動く速い白黒ノートです。TYPEUのPCカードスロットが1つあります。 プリンタポートが入出力可能なIEEE1284仕様のものに変更になりました。消費電力は12Wです。

9821系98NOTE
・PC−9821Ne(i486SX−33MHz RAM3.6M 480ラインTFTカラー 93年7月)
とても造りのしっかりした98ノートだと思います。特に液晶扉のヒンジの部分の出来は最高ですね。 RAMが14.6Mまでしか増設できませんし、HDDは500M位までしか使えません。この9821Neあたりからキーボードが極端にちゃちになりました。 具体的には、キーのストロークが短くなったのです。本体手前にサムボールがマウスの代わりに付いてます。 参考に書いておくと、サムボールのボールは98ノートで唯一の金属製です。 ボールを保持しているカバーは取り外し可能で、使っているうちに溜まるゴミを掃除することが可能です。 このマシンはCPUボードが独立してて、簡単にCPU換装ができます。昔、メルコが486−133MHzのアクセラレータを14000円程度で売ってました。 そのせいか、中古市場でかなりの人気を誇っていました。 HDDはE−IDEに対応してなくて、510M程度のものまでしか搭載出来ません。 シリアルポートのコネクタがアンフェノールハーフピッチのタイプに変わりました。シリアルポートの最大ボーレートを4倍に設定できるモードが追加されました。 この機種の340Mバイトハードディスクモデルには、S3社の86C928がグラフィックアクセラレータとして搭載されました。 PCカードスロットが1つありますが、特殊なタイプなので使えるカードは少ないです。 FDDユニットが着脱可能ですが、コネクタの接触不良などは特に起こっていないようです。ACアダプタが丸みを帯びていて私はあんまり好みではないです。 ステータスインジケータ(FDDやHDDのアクセスランプやCAPS、カナロックなど)が液晶になってて斬新なんですが見にくいです。 この機種だけ特別にサスペンド&レジュームが高速です。他のマシンと違いメモリを満タンまで積んでもレジューム所要時間が変わりません。
・PC−9821Ne2(i486SX−33MHz RAM1.6M Win専用480ラインTFTカラー 94年7月)
このマシンの480ライン液晶は通常、ウィンドウズからしか利用できません。(このマシンでテキスト30行表示ができたという方はお知らせください。)  I/Oポート09A8hのbit0を1にするとH:31kHzモードになって640×480の画面表示になり、GDCに適切なパラメータを設定しなおしたら、 テキスト画面のみなら480ラインフルに活用できるかもしれません。9821拡張グラフアーキテクチャを装備していないので、BIOSでは設定不可です。 E−IDEに対応し、BIOSもアップデートが可能なフラッシュROMになりました。(私はフラッシュBIOSには反対です。)  グラフィックアクセラレータはシーラスロジック社のGD5428で、VRAMは1Mです。PCカードスロットが2つあります。 この機種からACアダプタが容量の大きいデカいタイプに変わりました。けど、デザインは悪くないです。消費電力は16W  フラッシュBIOSを搭載した機種で、少し気になることがあります。それは、メモリスロットの中の小さなディップSWのことです。 私の想像ではBIOSの書き換え禁止スイッチだと思うのですが、NECに問い合わせたところ、資料が無くて不明だと言われました。
・PC−9821Nd(i486SX−33MHz RAM1.6M Win専用480ラインSTNカラー 94年7月)
9821Ne2のSTN液晶バージョンです。液晶が違うこと以外は大体一緒。消費電力は16W
・PC−9821Ns/*(i486DX2−50MHz RAM5.6M 480ラインTFTカラー 94年7月)
高級感のあるノートです。値段も高かったです。液晶部分が取り外し出来ますし、逆向きに取り付けて使用することもできます。 シリアルポートの性能が悪く、19200bps超えるとエラー出まくりです。しかし、TRXでは76800bpsでの通信も可能でした。 8251互換のシリアルコントローラに16バイトのFIFO送受信バッファが搭載され、76800bpsを超える速度も容易に実現できるはずですが、 専用に書いたプログラムじゃないとダメです。拡張バスのコネクタが198ピンのものに変わりました。 この拡張バスにポートリプリケータを付けることができますし、I/O拡張ユニットを通せばCバスのカードを使用することもできます。 グラフィックアクセラレータはシーラスロジック社のGD5428でVRAMは1Mです。 このノートは高級感ありますけど、実は音源が搭載されておらず、ビープ音しか出ません。Ns、Np、Nfはバッテリがすぐにダメになるような気がします。 CD−ROMやCバススロットを備えたドッキングステーションが用意されています。 Ns、Np、NfはFDDユニットが着脱自在な構造ですが、コネクタの接触不良が起こる事もありますので注意。消費電力は17Wです。
・PC−9821Np/*(i486DX4−75MHz RAM5.6M 480ラインTFTカラー 94年7月)
9821Nsの上位機種です。Winでは液晶でなんと1600万色同時表示が出来ます。(意外なことに最近のノートパソコンて、26万色止まりなのが多いです。)  そのせいか、液晶扉部分がかなり分厚くなっています。 PCM音源を搭載していて、FPDなどを使えばDOS上でもソフトウェアシンセサイザが利用できました。PCM音源のデバイスはCS4231です。 問題点は消費電力が29Wもあることで、バッテリ稼動は厳しいです。シリアルポートは9821Nsと一緒で悪いです。森ベンチは62.5枚です。
・PC−9821Nf/*(Pen−75MHz RAM7.6M 480ラインTFTカラー 95年1月)
9821Npの上位機種です。CPUがペンティアム75に変わっただけって感じですが、RAMが多少増え、セカンドキャッシュが256Kバイト搭載されています。 NEC初のペンティアムノートということで気合入ってる感じです。森ベンチは73.3枚です。 VRAMが遅いせいか、森ベンチの結果は良くありませんでしたが、さすがペンティアムだけあって、メモリアクセスは高速でした。消費電力は30Wです。
・PC−9821Nm(i486DX2−50MHz RAM1.6M 480ライン白黒 95年1月)
9821ノートなのに液晶が白黒な変わった機種。この液晶はDOSから480ラインを利用できるらしいです。 FDDモデルで188000円という徹底的な低価格が売りでした。
・PC−9821Lt/260(i486DX2−50MHz RAM1.6M 480ラインTFTカラー 95年1月)
9821初のB5サブノートです。キーボードが小さすぎて使いにくいです。キーボードのキートップは外せません。FDDが外付けで使い勝手が悪いです。液晶扉のヒンジがやや不安です。 98ノートにしてはめずらしくRAMドライブ機能は搭載されていません。 TFT液晶がいまいちキレイじゃないです。内蔵のトラックボールとマウスボタンが使いにくいです。 ステータスインジケータが機能縮小されてますがLED表示なので見やすいです。電池残量レベル表示がありません。消費電力は15Wです。
・PC−9821Ne3(i486DX2−50MHz RAM1.6M 480ラインTFTカラー 95年6月)
不評だった9821Ne2の480ライン液晶をDOSからでも利用できるようにし、CPU性能のアップと消費電力の大幅な低減を行いました。 RAMは33.6M(HDDモデルは39.6M)まで増設できます。CPUボードは独立してなくCPU換装は困難です。液晶が10.1インチに大型化しました。 完成度が高いので私の一番のおすすめですし、中古市場でもかなり人気があります。 16550互換のシリアルコントローラを内蔵し、IrDAという赤外線ポートで115.2kの速度が使用できます。 第一シリアルポート(COM1)も良好で76800bpsが普通に使えます。(TRX)  グラフィックアクセラレータはLinux使いには悪名高いトライデント社のCyber9320(1M)です。MASLの森ベンチ結果は、65.8枚です。  FDDユニットが超薄型のものに変わりました。FDDは動作音がうるさいのでベルト駆動かと思いましたが、中をあけて確認するとダイレクトドライブ仕様のものでした。 Ne3とNd2はバッテリの充放電制御回路がしっかりしているらしく、中古品を買っても大抵、バッテリは正常でした。 (もし、充電が入らない時は9.6Vの他の電池パックで10Aくらいの急速充電を10秒程度してやれば、正常に充電できるようになると思います。)  この機種あたりから、CTRL+GRPH+HELPのホットキーによる98ノートメニュー呼び出しが出来なくなりました。(残念)  ACアダプタは9801NC、NA/Cなどと互換性のあるけど、コンパクトなものに変更になりました。 この機種と次のNd2はステータスインジケータがLEDタイプに戻っていて大変グッドです。けど、電池残量レベル表示がありません。 この機種に特徴的な事として、レジュームが設定されていて、バッテリ残量が無くなると、電源ランプが赤く点灯します。消費電力は11Wです。
・PC−9821Nd2(i486DX2−50MHz RAM1.6M 480ラインSTNカラー 95年6月)
9821Ne3のSTN液晶バージョンです。液晶以外は変わりません。でも、この液晶が10.4インチと大型化してて、残像とかは あるものの見やすいです。12.1インチのVGA液晶があったらいいのにね…。(SVGA液晶は98では活用しにくいので…) 消費電力は10Wです。
・PC−9821Nx/*(i486DX4−100MHz RAM 7.6M 480ラインTFTカラー 95年7月)
FM音源が98ノートでは初めて搭載されました。液晶部の左上と右上にステレオスピーカーが内蔵されています。DOSゲームをする人にはおすすめです。 不評だったサムボールが廃止され、98スライドパッドという、指でパッドの上を触るとマウスカーソルが動くという不思議なデバイスが搭載されました。 ボディがかなり洗練されてきて、デザインが良くなりましたし、放熱を考えてボディに細かいスリットが所々に設けてあったり、本体を傾けて放熱がスムースに 行われるようにする部品が底に付いています。この系統(Nx、Na7〜13)の筐体は、ヒンジが片側支持なので、その分丈夫に造られています。 シリアルポートはIrDAで115.2kに対応してます。 グラフィックアクセラレータはトライデント社のCyber9320(1M)に変わりました。森ベンチは100.2枚です。 ACアダプタには電源容量の大きいもの(PC−9821N−U01またはNA−U01、出力13V 4.1A)が使われています。消費電力は14Wです。
・PC−9821Na7/H*(Pen−75MHz RAM 7.6M SVGA−TFTカラー 95年7月)
SVGA(800×600ドット)液晶を搭載した初のマシンです。このマシンには欠点があります。VGA(640×480ドット)表示の時は 有効表示面積がかなり小さくなってしまうのです。液晶が10.4インチと小さいのも災いしています。CD−ROMを搭載したモデルもあります。 このマシンはペンティアムマシンとは思えないほど遅いです。Na系を買うなら絶対Na9以降にしましょう。けど、デザイン的には好きです。 メモリ周りの設計が486の頃と同じだし、L2キャッシュが実装されていません。 キーボードにはウィンドウズキーなどは時期的にまだ追加されていません。この機種を含むNa系ノートにはすべてFM音源が搭載されています。 消費電力は18Wです。私はSVGA液晶を搭載したノートもDOSでフル活用できるように、テキスト画面を100桁×37行に拡張しようと 考えているのですが、表示面積を640×480ドットの範囲に制限してる回路を解除する方法がわかりません・・。(情報を待ってます)
・PC−9821Lt2/3(i486DX2−50MHz RAM3.6M 480ラインTFTカラー 95年8月)
価値あるサブノートです。9821Ltから変わった点をあげると、FDDを内蔵し、バッテリがリチウムイオン電池になり、赤外線通信ポートを装備し、 98スライドパッドを装備した点です。リチウムイオン電池になったのと、消費電力が低減できた点の相乗効果で、バッテリ稼働時間が2.4〜3.5時間 と長くなっています。98ノートを携帯するならこの機種が一番だと思います。 消費電力は11Wです。(ほしい・・)
・PC−9821Na9/H*(Pen−90MHz RAM 15.6M SVGA−TFTカラー 95年11月)
Na7と似てるのですが、CPUがPen−90に性能アップし、メモリは15.6Mになり、セカンドキャッシュが256Kバイト搭載されています。 メモリ周りの性能がNa7と比べると大幅に改善されてると思います。この機種あたりからWin95が標準搭載されて出荷されています。 液晶は10.4インチSGVAのままです。メモリは79.6Mまで増設できます。消費電力は21Wです。
・PC−9821Na12/H*(Pen−120MHz RAM 15.6M SVGA−TFTカラー 95年11月)
Na9と似てて、CPUがPen−120にアップしただけって感じです。液晶は10.4インチSVGAのままです。消費電力は21Wです。
・PC−9821Nb7/5(Pen−75MHz RAM7.6M 480ラインTFTカラー 95年11月)
サブノートではありませんが、ボディがコンパクトで軽量化されています。今までのA4ノートは「A4ファイルサイズ」だったのですが、 この機種はA4にだいぶ近いです。重量は3.1kgです。セカンドキャッシュは搭載されていません。メモリは39.6Mまで増設可能です。 この「Nb系」のノートは性能はいいんだけどなぜか人気がなく、まれに4000円程度で安売りされている時があります。 98ノートベイというスロットが筐体前面に新設されFDDやCD−ROMを差し替えて利用できるようになっています。 FDDだけは専用ケーブルを使って外付けできるようになってます。(ちょっと場当たり的で無理矢理な気もします)  バッテリーにリチウムイオン電池が使われています。リチウムイオンであっても中古で買った場合、不良が多いです。バッテリパックを外して手にとってみるとかなり軽いです。 ACアダプタが韓国製でサンケンのかなり小型のものが使われてますが、どこか無理があるのでしょうか、充電中などに「ジー」という音が大きく聞こえます。 ロットによってはACアダプタに台湾製で日本ライトンの性能の良いものが付いてきます。 液晶が10.4インチTFTカラーなので、VGA表示では最高のものでしょう。ステータスインジケータは液晶で見にくいです。森ベンチは99.4枚です。 PCM音源CS4231が搭載されていますが、DOSソフトで対応してるものは少ないです。(98システムズさんとこに対応するWAVEプレイヤがあります)  DMAを使わない方式でならこの機種用のPCM再生プログラムの開発に成功しましたので、 知りたい人はりょうに聞いてください。 この機種はウィンドウズキーなどが追加されてる影響かキーピッチが狭く、慣れないと変なキーを押してばかりです。また、ファンクションキーが12個に増えてますが、 詳しく書くと、ノートでは表に出てこない「vf・1」と「vf・2」のファンクションキーが搭載されただけです。 また、98スライドパッドが搭載されていて、サムボールなんかと比べると操作性が良いです。このノートはバラすのが苦労します。消費電力は17Wです。
★2002年2月2日、Nb7をバラしてみました。
印象は、放熱がよく考えられている感じ。ペンティアムプロセッサの放熱にはヒートパイプが使われていて良く冷えます。 けど、全体的な造りは無理があり、突貫工事って感じです。何回も言いますが、このノートは無理な造りしてます。(笑)
★2002年2月28日、最近思うこと。
液晶表示部分が弱く、ちょっとした衝撃を与えるだけで、画面が乱れたりします。
★2002年9月24日、最近思うこと。
運が良ければ液晶表示の乱れを直す事ができる方法を発見。中古業者には知られたくないので、 ここには書きません。(この方法で直されたら、値段が上がるから)  Nb7の液晶乱れで困ってる人はりょうに聞いてください。
・PC−9821Nb7/D5(Pen−75MHz RAM7.6M 480ラインDSTNカラー 95年11月)
9821Nb7/5のSTN液晶バージョンです。液晶以外は変わらないと思いますが、この機種はさわったことがないのであんまり自信ないです。 STNタイプは液晶の発色や応答が悪いので、よほど安くない限りは手を出さないほうが良いでしょう。消費電力は1W少なくなって16Wです。
・PC−9821Na13/C10(Pen−133MHz RAM15.6M 480ラインTFTカラー 96年3月)
ペンティアム133搭載にもかかわらず、DOSユーザーのためを思い、VGA液晶を搭載した貴重なモデル。FM音源も搭載しています。 最高級のDOS向きノートです。グラフィックアクセラレータはシーラスロジック社のGD7548(1M)に変わりました。 消費電力は22Wです。バッテリはニッケル水素です。この頃はまだ一般人でもDOSソフトを使用している場合が多かったです。
・PC−9821Na13/H10(Pen−133MHz RAM15.6M SVGA−TFTカラー 96年3月)
Na13/Cの一般人向けバージョンです。液晶が12.1インチSVGAのものになってます。 液晶が大型化した頃から、スペースの関係でスピーカーが扉の根元付近に移動しました。消費電力は25Wです。 これのグラフィックアクセラレータをDOS上から利用できたら夢のようなんですけどねぇ・・。 背面に小さな冷却ファンが付いていて、CPU負荷が高い状態が続くと回り出します。
・PC−9821Na12/S8(Pen−120MHz RAM 15.6M SVGA−TFTカラー 96年6月)
Na12/Hの液晶を12.1インチに大型化させ、最大メモリ搭載量を79.6Mまでアップさせました。 液晶が大きいので、VGA(640×480ドット)の小さくなってしまう画面でもなんとか使えるでしょう。消費電力は25Wです。

ちょっとここで、主な9821ノートの仕様についてわかりやすいように表でまとめてみます。
機種名             液晶           480L  CPU     森ベンチ  消費電力 最大メモリ  注意点
PC−9821Ne       9.5吋TFTカラー   可能    486−33  51.5  16W  14.6   非E−IDE
PC−9821Ne2      9.5吋TFTカラー   不可    486−33        16W  37.6
PC−9821Nd       9.5吋DSTNカラー  不可    486−33        16W  37.6
PC−9821Ns       9.5吋TFTカラー   可能    486−50  55.1  17W  37.6
PC−9821Np       9.5吋TFTカラー   可能    486−75  62.5  29W  37.6
PC−9821Nf       9.5吋TFTカラー   可能    Pen−75  73.3  30W  39.6
PC−9821Nm       9.5吋白黒       可能(?) 486−50        12W  33.6
PC−9821Lt       9.5吋TFTカラー   可能    486−50        15W  35.6
PC−9821Ne3      10.1吋TFTカラー  可能    486−50  65.8  11W  39.6
PC−9821Nd2      10.4吋DSTNカラー 可能    486−50        10W  39.6
PC−9821Nx       10.1吋TFTカラー  可能    486−100 100.2 14W  39.6
PC−9821Na7      10.4吋TFTカラー  可能    Pen75   77.4  18W  39.6   SVGA
PC−9821Na9      10.4吋TFTカラー  可能    Pen90         21W  79.6   SVGA
PC−9821Na12/H   10.4吋TFTカラー  可能    Pen120        21W  79.6   SVGA
PC−9821Lt2      9.5吋TFTカラー   可能(?) 486−50        11W  35.6
PC−9821Nb7/5    10.4吋TFTカラー  可能    Pen75   99.4  17W  39.6
PC−9821Nb7/D5   10.4吋DSTNカラー 可能    Pen75         16W  39.6
PC−9821Nb10/5   10.4吋TFTカラー  可能    Pen100        17W  71.6
PC−9821Nb10/S8  10.4吋TFTカラー  可能    Pen100        20W  79.6   SVGA
PC−9821Na13/C10 10.4吋TFTカラー  可能    Pen133        22W  79.6
PC−9821Na13/H10 12.1吋TFTカラー  可能    Pen133        25W  79.6   SVGA
PC−9821Na12/S8  12.1吋TFTカラー  可能    Pen120        25W  79.6   SVGA

私が勝手に作ったベンチマークプログラム「membench」で486・ペンティアムノート性能比較。
・コンベンショナルメモリ上のメモリ16Kバイト分を「movs」命令で別のアドレスへブロック転送させ、それに要した時間を測定。
・時間の単位は、406.9ナノ秒です。(5MHz系PC−98のシステムクロック)

機種名          dword  word   byte   備考
PC−9821Ne    2531   3476   5394   486SX−33、ベースクロック33MHz
PC−9821Ns    3067   4435   7167   486DX2−50
PC−9821Np    3069   4473   7234   DX4−75
PC−9821Nf    1329   2210   4331   Pen75、2ndキャッシュ256K
PC−9821Na7   2433   3947   6978   Pen75
PC−9821Nb7   1590   2401   4020   Pen75
PC−9821Nx    3042   4563   7612   DX4−100
PC−9821Ne3   3458   5084   8337   486DX2−50

・・・。Na7はペンティアムマシンのくせに、486マシン並みの性能しか持っていません。原因はメモリ周りの設計が486マシンと共通だからのようです。 その証拠にNe3やLt、Nxの増設メモリがそのまま使えます。(上位機種のNa9以降は専用のメモリになります。)  Pen75マシンではセカンドキャッシュを積んだNfが一番速そうなんですが、VRAMが遅くてイマイチです。この中で一番まともなのは、意外かもしれませんが PC−9821Nb7だと私は思います。486マシンではNeがメモリの性能は良いですね。ベースクロックが33MHzと高いのが勝因でしょう。

メンテナンス
・キーボード  9821ノート(Ne以降?)のキーボードのキートップは左右方向にひねると外れます。外してからアルコールなどでキレイにしましょう。 サブノート系マシンのキートップは外せないようなので無理して取らないように注意。
・サムボール  9821Ne、Ne2、Ne3、Ns、Np、Nf辺りはサムボールです。カバーが外れにくい場合もあるので慎重に外しましょう。
・ボディの汚れ 濃度の高いアルコールで拭くと塗装がはげてきますので、5%〜10%程度の濃度のエタノールで拭きましょう。エタノールが無い場合は、 マジックリン(花王)を使うと強力に汚れが落ちますが、ヒンジ部分に洗剤が入り込まないように注意しましょう。入るとヒンジが動かなくなります。 お金に余裕がある場合は「ウルティマ」というOAクリーナーを使ってみてください。今までとれなかった汚れが取れると思います。
・液晶     普段は柔らかい塗装用の刷毛でホコリを払うのが良いでしょう。それでも汚れてきたら、濃度の高いエタノールで拭きましょう。
・バッテリ   バッテリの接点をいつもピカピカにしておきましょう。過放電状態にならないように1週間以上AC電源が抜かれる場合、バックアップSWを 切っておきましょう。また、半年に一度は充放電して、放電状態で保管してください。また、RTC動作用のコイン形リチウム二次電池「VL2320」が 過放電状態にならないように、最低限半年に一度は、AC電源に接続してに3日間程度電源を入れっぱなしにしてください。
・ヒンジ    液晶ディスプレイの付いた、扉の開閉は、必要最小限にしてください。9821ノートになってからは、大幅に改善されたのですが、 9801時代のノートはたぶん1000回くらい開閉しただけで、不具合が出てきたと思います。液晶に行ってるケーブルが断線して、 画面表示がめちゃくちゃになったり、ヒンジ付近のボディにひび割れが生じたりするかもしれません。また、内部で破損して、扉がガタガタになったり、 FDDが圧迫されて壊れたりします。(特に9801ノート)
・その他    HDDカートリッジやメモリボードを抜き差しするときは必ず「バックアップSW」をオフにしてください。当然ですが電源も落とすこと。 念のため、ACアダプタやバッテリパックも外しておいたほうが安心でしょう。あと、着脱可能なFDDや液晶をもった機種もありますので注意。

98ノートのトラブル
・時計が狂う  VL2320という時計バックアップ用バッテリが放電しきってますので、バックアップSWをONにしてから、 電源をONの状態で3日間程度充電してやってください。程度がひどいともっと日数がかかる場合もあります。それでも復活しなければ死んでますので、 ジャンクなどからVL2320を抜き取って、交換しましょう。
・起動しない  原因はいろいろ考えられますので、ここに書いてあることを順番に実行してみてください。
 原因その1<メモリSWが化けている>  98ノートメニューを出し、ディップスイッチの設定で「メモリSWを初期化する」に設定するか、 HOME/CLRキーで工場出荷時の設定に戻し、98ノートメニューを終了させてください。  原因その2<セクタ長が256バイトに設定されてる>  セクタ長256バイトで使用するOSもあるんですが、普通は512バイト設定で使用します。  原因その3<接触不良あるいは故障>  電源を無理やりにでも切り、ACアダプタを外し、バックアップSWをOFFにした上で、HDDパック、 FDDユニット(外せる機種だけ)、メモリボード、液晶扉(外せる機種だけ)、バッテリパックなどを一旦外し、元通り挿しなおしてみてください。 それでもダメなら液晶扉だけを付けて、電源を入れてみてください。それで、98ノートメニューまでたどり着けたら、本体に異常は無いんだと思います。 周辺ユニットを1つずつ付けては電源を入れ、どのユニットを挿したところで起動不能になるかをチェックします。 私の経験的にはこういう場合、HDDがけっこう怪しいです。 電源すら入らないという重症の場合は、98ノートをバラした経験のある人に頼んで、内部をチェックするしかないでしょう。
・NUMキーが使えない  NUMキー(ニューメリックキー)は98ノートメニューの中で有効/無効を設定できます。大抵それが無効になってるだけでしょう。
・FDDが動かない  FDDが着脱可能な機種ではコネクタの接触不良がよくあります。 電源などを切った上で、一度抜き差ししてみてください。
・1.44Mのフロッピが読めない  一般的に、DOSのバージョンが5.0以上でないと対応していません。 DOS3.3だったとしてもフリーなドライバを組み込む事で対応できると思います。
・起動時のメモリチェックなどの画面表示がおかしい(文字が大きく、内容が意味不明)   テキスト画面が「80桁25行」で初期化されずに「40桁モード」になってます。98ノート内部の(秘密の)不揮発性メモリの内容が化けてしまっています。 ディップスイッチの設定で「メモリスイッチを初期化する」と設定しても効果はありません。では、どうしたらいいのでしょう・・。 コイン型リチウム二次電池VL2320やニッカドの補助バッテリを外して12時間ほど放置して、不揮発性メモリの内容を徹底的に化けさせることで直ります。 98ノートの補助バッテリ関係を切り離すためには、ノートを分解する必要があるので、自信の無い人は経験者に頼みましょう。 また、どうしてもノートを分解できない場合は、バッテリや電源アダプタ類を全部外し、メモリSWをONにした状態で、「1年半」(可能なら2年)放置しましょう。(汗)  この現象は確率的な問題なのかどの機種でもまれに発生するようで、私は9821Neと9821Na7で体験しています。
・メモリが搭載した分までカウント(認識)しない  増設RAMボードのコネクタの接触不良だと思われます。 72ピンDIMMの場合は、エッジコネクタ部分をアルコールをつけた綿棒などでよく拭いて、挿しなおしてください。
・98スライドパッドがスムースに動かない  パッドの表面に汚れがこびり付いています。ティッシュにエタノールを含ませてよく拭いて下さい。
・Windowsが起動しない。起動中にエラーで落ちる  古いノートでは、グラフィックアクセラレータで16Mシステム空間を使用しますので、 98ノートメニューで、「16Mシステム空間を使用する」に設定してみて下さい。(Ns、Np、Nf辺りの古い機種)  あと、WindowsNTでメモリを積み過ぎると起動に失敗する事があります。

98ノートを使う上でのアドバイスなど
・バッテリパックは外して使ったほうがいいと思います。それか端子部分をテープなどで絶縁してしまうとか・・。
・98ノートメニューの出し方は、電源ON時かリセット時にHELPキーをビープ音が聞こえてくるまで押し続けます。 また、古い機種の場合はCTRL+GRPH+HELPのキー(ホットキー)を同時に押すと98ノートメニューが立ち上がります。 ただし、レジューム機能を有効にしていない場合はリセットされてしまいますので注意。
・バックアップSWについて説明します。98ノートの背面(入出力端子などが並んでいる面)のどこかに「つまようじ」の頭ほどの小さなスイッチが付いています。 それを下に倒すと「ON」、上に上げると「OFF」です。これをONにしていると、AC電源やバッテリパックが外れたりした場合でも、内蔵の小型ニッカド電池により 記憶内容を保護します。ただし、1時間程度しかもたなく、長くても数時間と思ってください。このスイッチは、周辺機器(メモリボードやHDDなど)を着脱する 時は必ず「OFF」にする必要があります。でないと、内蔵の小型のニッカド電池から電力が供給されるため、突然(活線状態)のコネクタの抜き差しをすることになり、 最悪の場合、発煙等の不幸が訪れます。忘れていましたが、「ON」にしてるとバッテリパックから電力が抜けていき最悪、過放電になるので要注意。
・98ノートに内蔵されている、VL2320というコイン型リチウム二次電池について説明します。この電池は3V30mAhの容量を持った蓄電池です。 時々充電してやれば、いつまでも(?)使えるものです。この電池の用途は、時計用ICと98ノートメニューの設定内容保持SRAMのバックアップ電源です。 普段使用していない98ノートの場合、最低6ヶ月に1度はバックアップSWをONにしてAC電源に3日間程度接続してください。(電源をONにしっぱなしの事!)
・放熱対策について。消費電力が15Wを超えるノートは長時間使用していると底面が非常に熱くなり、半導体素子の劣化(故障)につながります。 特に消費電力が30W位ある9821NpやNfの場合は対策が絶対必要です。じゅうたんや布団の上で使うなどは論外です。 具体的な対策例としては、「金属製のテーブルの上で使う」、「ノートのゴム足に物を挟んで1〜2センチ持ち上げる」、「扇風機の風が当たるようにする」、 「本体傾斜用のツメが付いている機種はツメを立てて通気をよくする」、などです。
・液晶扉の開閉は最小限に。本体基板から液晶に行ってる信号ケーブルが扉開閉の疲労で断線してしまい、表示(おもに色がバケる)がめちゃくちゃになることがあります。 持ち運ぶとき以外は扉を開閉せずに、常時開けたままで使うようにしたほうがいいです。9801系ノートの場合はほとんど欠陥と思われるほどに弱いです。
・液晶のノーマリーホワイトやノーマリーブラックについて。TFT液晶の機種は基本的にノーマリーホワイトです。STNカラー液晶の機種はノーマリーブラックです。 TFT液晶の機種は、白っぽい画面のほうが液晶に優しい・・、STNカラー液晶の機種は黒っぽい画面のほうが液晶に優しい・・、って事です。 具体的には、TFT液晶の機種(ノーマリーホワイト)では、真っ白な画面のスクリーンセーバーを用意しましょう。 STNカラー液晶の機種(ノーマリーブラック)では、真っ黒な画面のスクリーンセーバーを用意しましょう。このページの用語解説の「表示装置」の項もご覧ください。

98ノートACアダプタ対応リスト
「PC−9821N−U01、PC−9821NA−U01(DC13.0V4.1A)」が使用できる機種は、
  ・PC−9821Ne2、Nd、Ns、Np、Nf、Nx、Na7、Na9、Na12、Na13
  ・参考:N−U01の製造メーカーのバリエーション トーキン、JRC
  ・参考:NA−U01はワールドワイド対応(AC100〜240V)
「PC−9801NC−12(DC14V2.2A)、PC−9821LD−U01(DC14V2.0A)」が使用できる機種は、
  ・PC−9801NC、NA/C、NX/C
  ・PC−9821Ne3、Nd2、Lt
  ・参考:LD−U01の製造メーカーのバリエーション タムラ製作所、トーキン、デルタエレクトロニクス
「PC−9821NE−U01(DC19V1.7A)」が使用できる機種は、
  ・PC−9821Ne
  ・参考:NE−U01の製造メーカー トーキン
「PC−9821NB−U01(DC13.5V2.5A)」が使用できる機種は、
  ・PC−9821Nb7、Nb10
  ・参考:NB−U01の製造メーカーのバリエーション サンケン、日本ライトン

98ノート用バッテリパック対応リスト
「PC−9801N−11」(1stバッテリパック、ニッカド9.6V1400mAh)が使用できる機種は、
  ・PC−9801N、NS、NV、NS/E、NS/T、NS/R、NA、NA/C、NS/A、NX/C
「PC−9801NV−13」(2ndバッテリパック、ニッカド9.6V1400mAh)が使用できる機種は、
  ・PC−9801NV、NS/E、NS/T、NS/R、NA、NA/C、NS/A、NX/C
「PC−9821NE−U02」(1stバッテリパック、ニッカド12V1400mAh)が使用できる機種は、
  ・PC−9821Ne
「PC−9821N−U03」(バッテリパック、ニッケル水素7.2V3800mAh)が使用できる機種は、
  ・PC−9821Ne2、Nd、Ns、Np、Nf、Nx、Na7、Na9、Na12、Na13
「PC−9821NA−C02」(2ndバッテリパック、ニッケル水素7.2V3800mAh)が使用できる機種は、
  ・PC−9821Nx、Na7、Na9、Na12、Na13
「PC−9821LD−U02」(バッテリパック、ニッケル水素9.6V1900mAh)が使用できる機種は、
  ・PC−9821Ld、Lt、Ne3、Nd2
「PC−9821NB−U02」(バッテリパック、リチウムイオン10.8V2500mAh)が使用できる機種は、
  ・PC−9821Nb7、Nb10

98ノートのサスペンド&レジューム機能について
PC−9801NV以降に発表された機種にはレジューム機能がついています。自動電源オフ機能と組み合わせて、省エネに役立ちます。 PC−9801NVにはEGCが搭載されてるらしいんですが、レジューム機能との絡みで活用できないようになってるのですが、 ハードを直接叩けば、レジュームオフ時に限ってEGCが利用可能らしいです。PC−9801NC、NS/Eあたりの機種も 同様にレジューム機能との絡みでEGCが利用できないんですが、レジューム機能を使用しなければ、EGCが有効になるらしい。
・サスペンド&レジューム所要時間の推移
<機種&状態>                        <サスペンド所要時間> <レジューム所要時間>
PC−9821Ne RAM14.6M HDD無し         1秒以内        約3秒
PC−9821Nd2/3 RAM7.6M HDD無し       約3秒         約6秒
PC−9821Na7/HC7 RAM39.6M HDD無し    約6秒         約12秒
−−−−−−−−
PC−9821Neはサスペンドレジュームが98ノートの中でもっとも高速だと思います。それ以降に出たマシンは、メモリ搭載量に応じてサスペンドレジュームの 所要時間が増加しているので、メモリのサムチェックみたいなのを厳重に行ってるのだと思います。しかし、メモリ40M積んだNa7の場合、これだけ待たされると イライラしてきます。バッテリーアラームが鳴ると、そのうち自動的にサスペンド処理が開始されるのですが、バッテリがそれまでもたなくて、 サスペンドに失敗した事もあります。だから、サスペンドレジュームは速いほうが良いです。それに9821Neみたいにサスペンドレジュームが高速だと 使ってて気分が良いです。扉連動レジュームに設定してた場合、液晶を開いたとほぼ同時に使用可能になってますから、非常に快適です。 けど、頻繁に扉の開閉をするのは故障の原因になるので注意したほうがいいですね。HDDのスピンアップ(?)が遅い場合、レジューム所要時間が長くなります。


9801系デスクトップ
(あんまり古いマシンは知らないんです。すいません)
・PC−9801VM21(V30−10MHz RAM640K 400ライン 86年11月)
私が初めて買った98で、大変お世話になった機種です。 アーキテクチャ的に98の基礎となったマシンです。大抵のゲームソフトは、この9801VM21以降の機種に対応しています。 このマシンはデザインが以前より良くなりました。FDDは5インチ2HDが使えるものを2基搭載しています。 Cバスの拡張スロットを4つ持っています。表示能力は640×400ドット、4096色中16色同時表示、と一人前の98と言えるでしょう。
・PC−9801VX21(i80286−10MHz RAM640K 400ライン 87年6月)
286を搭載した高速マシン。VM21と似てますが、EGCを搭載しているため、線や円の描画機能を使うソフトや EGC対応ゲーム(主にアクションゲーム)ではかなり高速になります。 EGCはエンハンスド・グラフィック・チャージャーの略で、大げさな名前が付いてますが、VRAM内の領域転送を4倍の速度で行ったり、論理演算、1ドット単位のシフトが出来たりするだけです。エプソンのマシンは486時代になるまでEGCが搭載されてなかったりするので、注意です。
・PC−9801VM11(V30−10MHz RAM640K 400ライン 88年11月)
性能はVM21そのままなんだけど、 なぜかそれをRAタイプの流線型デザインの筐体に収めた謎のマシン。(笑) VM21はゲームには最適だったので、そういう需要に向けてローコストマシンを 出したのでしょう。32万8千円と少し安くなってます。
・PC−9801RA21(i80386−20MHz RAM1.6M 400ライン 89年11月)
一般向けマシンでの32ビット機です。かなり普及した機種だと思います。 386といっても同クロックなら286とほぼ同じ速度なので、 ライバルのエプソンは盛んに286を使った高速マシンを出してました。(286の20MHzとか…)  普通のソフトを使ってる限りは286と似たような速度しかでないのでガッカリしますよ。おまけに仮想86モードのお陰で速度低下するし・・。 でも、32ビット命令が使えるので、自分でプログラム書く人は、ぜったい386以降をおすすめ。 いちど386命令を使い出すと、16ビットには戻れなくなると思う。だって不便だもの。 私がCPUに点数を付けるとすると、
 Pentium75  を100点とします。
 486DX4−100 80点  クロック数のわりに性能が低い
 486DX2−50  70点  コストパフォーマンスが良い。発熱が少ない。
 386DX−33   60点  32ビット命令が使えるのでずっと現役でいられると思う。
 286−10     20点  32ビット命令が使えないのは寂しすぎる・・。286はまぁまぁ速かったけどね。
 V30−10      5点  遅すぎてお話にならない。買った当時は感動したもんなんだけどねぇ・・。
キーボードがおしゃれでコンパクトになりました。
このタイプのキーボードはFAまで続きます。
・PC−9801DA2(i80386−20MHz RAM1.6M 400ライン 91年1月)
前のRA21と比べてスペックがあまり変わっていません。この頃のNECって殿様商売な感じでした。 98の絶頂期って感じです。26K互換のFM音源が内蔵されてゲームで遊ぶ人は嬉しかったと思う。 この頃から3.5インチFDDモデルも用意されるようになりました。
・PC−9801FA2(i486−16MHz RAM1.6M 400ライン 92年1月)
由緒正しい9801はこのFAで終わりです。デザインが良いですね。 一般向けの486搭載マシンです。i486SX−16MHz あまり486を期待して買うと、遅いのでガッカリします。 ハイパーメモリCPUといって、メルコが486−128MHz(?)位までパワーアップさせるCPUアクセラレータを出してました。 このCPUアクセラレータはENLというノート用メモリを2枚挿せるようになってて、 FAのメモリ搭載量の限界である14.6Mバイトに関係なく64Mバイト分の高速なメモリを利用できるようになってました。 フロントマスクが簡単に外せ、ファイルスロット用機器が簡単に増設できます。
・PC−9801BX(i486SX−20 RAM1.6M 400ライン  93年1月)
98FELLOW(98のヤツとか98野郎という意味) NEC98が滅びの道を歩み始めた瞬間です。 こんなパソコンはタダでも要りません。愛着が持てません。 i486SX−20MHzで、確かに速かったけど、使い心地はイマイチ。 当時FAなどの制御用途で大量に使われました。けど、年月が経ち 生産現場から見向きもされなくなった、かわいそうなBXを何台も見ました。 あと、事務所で使ってるパソコンより速いという理由で、 生産ラインからBXをかっさらってきて、代わりに事務所で使ってた 9801DX(286−12MHz)をあてがう、などという事も行われてました。 この頃はDOSのLotus1−2−3と一太郎4.3で仕事をしてる人がいました。 VM2などというどう考えても時代遅れなマシンも活躍していました。 しかし、Win3.1の登場で状況は急速に変わっていきます。 会社で使う表計算はマイクロソフト社のエクセルになり、 ワープロもマイクロソフトのワードを使う必要が出てきます。 かつて88でアセンブラ使ってたようなコテコテのマニアの人も ウィンドウズを絶賛するようになり、98は衰退の一途をたどります。 拡張FDDコネクタが無いです。 5インチFDDモデルが存在します。
・PC−9801BX2(i486SX−25 RAM1.6M 400ライン 93年11月)
i486SX−25MHz。NECの得意な小出し商法ですね。−− けど、これとほぼ同じ速度のPC−H98/100が215万円してたのを 考えると時代の流れと、ウィンドウズ文明の恩恵を感じてしまう。 MYSTIQUEの御神体(ホスト)です。 5インチFDDモデルが存在します。これより後ろは3.5インチのみです。
・PC−9801BX3(i486SX−33 RAM1.6M 400ライン 95年1月)
i486SX−33MHz。なんかこの小出しのやり方腹が立ってくる。 この頃から劇的に「ちゃち」になってきてる気がします。 冷却ファンのファンガードがAT互換機風に変わってきてるんです。 ていうかAT互換機と同じ部品を使い出したのでしょうか???
・PC−9801BX4(i486DX2−66 RAM1.6M 480ライン 95年7月)
i486DX2−66MHz。とうとう頂上まできましたね。 昔、486DX2−66のH98モデル105が100万円くらいしてたのが、 違う機種とはいえ、定価で10万円以下になっちゃうんだもの。時の流れは非情ですね。 最新のものを追いかけるのがいかに馬鹿げた事なのか思い知らされます。 このマシンの中身は完全に9821だそうです。 拡張グラフアーキテクチャを搭載しているし、グラフィックアクセラレータまで積んでいます。 価格は99800円になってますが、実売は5万円くらいだったと思います。 新品では98史上最もお買い得なマシンだと思います。 9801の歴史はコレで終わりです。 けど、一部ペンティアムODPを積んだBX4があります。

98の歴史と運命をぐちゃぐちゃにしたウィンドウズ文明には腹が立ちます。

9821系デスクトップ
・PC−9821Ap(i486DX2−66MHz 480ライン 93年1月)
RAMが14.6Mまでしか増設できません。下2スロットがCバスと共用の98ローカルバスになってます。 IDEタイプのHDDを内蔵できるようになりました。以前より高度なFM音源とPCM音源を搭載しています。(86音源と互換性があります)  標準の画面表示能力が640×480ドット256色同時表示と進歩しましたし、グラフィックVRAMは512Kバイト分もっています。 前面のフロントマスクが簡単に外せ、ファイルスロット用機器(MO、HDD、CD−ROM等)がドライバ無しに簡単に増設できます。 98ハイレゾボードというのを98ローカルバスに挿せば、ハイレゾモードでも動作するようになります。 コストダウンのためか、3〜4台目のフロッピドライブを利用するための拡張FDDインターフェースが削除されました。 けど、Cバスに専用のボードを挿してちょっとした配線をすれば、3〜4台目のFDDも利用できるようになりますのでご安心を。 あと、キーボードがちゃちになりました。キーボードのデザインも改悪されていて前面が丸みを帯びていたりします。
・PC−9821Af(Pen−60MHz 480ライン 93年7月)
一般向けマシンでは初の、ペンティアム搭載機です。定価は120万円してます。一般向けマシンとしては初めて14.6Mを超えてメモリ増設できるようになりました。 筐体は横に長く(幅があり)、その長くした部分は風洞になっていてその中のペンティアムは筐体の前後に設置された冷却ファンで効率よく 冷却される仕組みになっています。
・PC−9821Ap2(i486DX2−66MHz 480ライン 93年11月)
RAMが128M位まで搭載できます。ペンティアムODPとセカンドキャッシュを同時に使うと、動作が不安定になるらしいです。 RTC(内蔵時計)にバグがあるらしいです。キーボードコネクタとマウスコネクタが背面にあり不便な気がします。
・PC−9821An(Pen−90MHz 480ライン 94年5月)
最強のA−MATEです。A−MATEが好きな人には欲しくてしょうがないマシンでしょう。5インチFDDモデルも存在します。 このマシンはバグ有りペンティアムの可能性有りです。このマシンからBIOSがフラッシュROMになっています。
・PC−9821Ap3(i486DX4−100MHz 480ライン 94年10月)
E−IDEに対応しましたから540Mを超える容量のIDEハードディスクが増設可能になりました。BIOSが書換可能なフラッシュROMになりました。 この頃はまだ、5インチFDDモデルが供給されていました。A−MATEとしては最後の機種です。

H98シリーズ
・PC−98XA(i80286−8MHz RAM512K ハイレゾ表示 85年5月)
記念すべき初のハイレゾリューションモードのマシンです。ノーマルモードのソフトでグラフィックを扱うものは全く動きませんので注意。 ハイレゾモード専用機なので、ノーマルモードに切り替えて使うなんてことは出来ませんので注意。 グラフィックVRAMが512Kバイトも搭載されていて、1120×750ドット4096色中16色同時表示が可能です。 EGC非搭載なので、ゲームには不向きです。(このマシンで動くゲームは非常に少ないと思いますが・・)
・PC−98XL2(i80286−8MHz RAM1M ハイレゾ表示 86年12月)
とても大きくて重いマシンです。(笑) 画面表示が1120×750ドットのハイレゾ機なんですが、スイッチを切り替えることでノーマルモードでも動作します。 EGCを搭載していますのでゲームも快適です。また互換性のためにV30−10MHzも併載しています。 この手のマシンには、長残光のハイレゾ専用インターレース表示ディスプレイが必要と思われるかもしれませんが、 普通のマルチシンクディスプレイ(例:PC−KM152)でキレイに映りました。
・PC−98XL^2(i80386DX−16MHz RAM1.5M ハイレゾ表示 87年10月)
機種名は「えっくすえるダブル」と読みます。98シリーズとしては初の32ビットマシンです。 一般向け98シリーズのなかでは最も大きな筐体と重量のマシンだと思います。 標準搭載してた386CPUは不具合があって、ウィンドウズ(386)を使用する場合は、 「機能拡張プロセッサ」と称したバグ修正済みのCPUと取り替える必要があります。
・PC−98RL2(i80386DX−20MHz RAM1.5M ハイレゾ表示 89年2月)
98XL^2は大きいだけであまり洗練されてないんだけど、RLは違います。スペック的にはあまり変わらないような気がしますが、 メモリウェイト等が改善されたと思うし・・。筐体のデザインが変更になりました。
・PC−H98MODEL70(i80386DX−33MHz RAM1.5M ハイレゾ表示 90年1月)
初代のH98シリーズです。NESAバスという、32ビットで、ボードを挿すだけで自動認識するという、プラグアンドプレイみたいな機能を備えています。 CPUのキャッシュメモリを64Kバイト搭載してます。CRTは専用の物が必要だし、コネクタ類が一新されていて、初心者の人が手を出すのは危険です。 いままでの98のアーキテクチャ上の不具合がきれいに直されているマシンだと思います。内部増設できるメモリは最大11.5Mなんですが、 4つあるNESAバスに高価なメモリボードを挿すことによって27.5Mまで増設できるらしい。 本当は後に出た8Mタイプのメモリボードで最大43.5Mまで増設できると思うんですけどね。 当時、14.6Mを超えてメモリ増設が可能だったのはこのH98だけでしたし、すごい事でした。 256色ボードというのを専用スロットに増設するとハイレゾで256色が使えます。森19.8枚(ノーマルモード)
・PC−H98MODEL60(i80386DX−25MHz RAM1.5M ハイレゾ表示 90年9月)
H98/70の廉価バージョンです。CPUが25MHzになっただけって感じですが、 初代のH98/70と比べて時期的に後ろだから信頼性がアップしてると思います。
・PC−H98MODEL100(i486DX−25MHz RAM7.5M ハイレゾ表示 90年9月)
98シリーズでは初の486マシンです。クロック数は低いですが、386−33の初代よりも明らかに速いと思う。 定価は215万円してます。(汗)
・PC−H98SMODEL8(i486SX−20MHz RAM1.6M 400ライン 91年5月)
H98シリーズなんだけど、ノーマルモード専用機です。一般向けマシンでの初の486機ですね。 中古市場などでは安く手に入るのでゲーム専用機にいいのでは・・。ちなみに、普通のH98シリーズではゲームは あまり正常に動きません。ディスプレイは普通(?)の400ラインものが使えます。(今じゃマルチシンクのほうが普通だね・・)
・PC−H98MODEL80(i486SX−16MHz RAM1.5M ハイレゾ表示 91年12月)
CPUクロックが低いですが、H98S/8よりかは速いかもしれない。内部的にだいぶ洗練されてきてると思います。 このモデル80以降のマシンにはマルチフォントROMが搭載されています。また、256色表示に標準で対応してます。
・PC−H98MODEL90(i486SX−25MHz RAM3.5M ハイレゾ表示 91年12月)
H98/80に比べるとCPUクロックが高いですし、メモリも多く積んでます。コストパフォーマンスの高いマシンだと 思います。
・PC−H98MODEL105(i486DX2−66MHz RAM7.5M ハイレゾ表示 92年12月)
一般向けでは最後のH98シリーズです。RAMは31.5M位まで内部増設できます。NESAバスを全部使えば最大63.5Mまで増設可能です。SCSIのポートを持ってます。この機種が出たすぐ後、MATE・FELLOWシリーズが発表されましたが、 ハイレゾモードはA−MATEの98ローカルバスに98ハイレゾボードを挿すことによっても実現可能です。森29.6枚(ノーマルモード)
・SV−H98MODEL50f(Pentium−66MHz RAM15.5M ハイレゾ表示 93年5月)
最後のH98シリーズ(98サーバー)です。H98シリーズとして初めてペンティアムプロセッサを搭載しました。H98マニアなら絶対ほしいマシンと思う。
NESAバスのスロットが8本あります。まあ、そんなにNESAのスロットがあっても持て余すだろうけど・・。標準で256色が出ます。SCSIのポートも持ってます。内蔵HDDはSCSIの1Gバイトです。消費電力250W、本体質量32kg、定価150万円です。


H98シリーズなどお売りします。
中古品の一例です。
・PC−H98MODEL70−002 9000円程度〜
・PC−H98MODEL105−300 30000円程度〜
・PC−KH1511(専用CRT) 5000円程度〜
・PC−98XL 6000円程度〜
・PC−9801VM21 5000円程度〜
他にもいろいろあります。お問い合わせ下さい。^^

私がこれまで使ってきたマシン
・中学3年の冬、初めて買ったパソコン、ソニーのFDD付のMSX2「HB−F1XD」(1988年1月)
間近に迫った高校受験から逃避するように、パソコンが欲しくなった。パソコンで、生活が、何かが「変わる」と思ってました。 父にJR奈良駅付近にある、ニノミヤ無線にクルマで連れてってもらい、HB−F1XDというソニーのMSX2を49800円で買いました。 その頃流行っていたFDD無しの29800円位のMSX2は私のお年玉でも買えたと思うんですが、 父が「1万円補助したるからディスク付きの買いさ…」とか言ってくれ、 3.5吋2DDのフロッピードライブが付いた、豪華なのを買うことができました。 フロッピーって当時は珍しく、2DDのでさえ1枚400円くらいしてました。市販のゲームソフトでもフロッピ版のソフトはまだ少なかったと思う。 弟がたまたま買った、MSX−FANという雑誌がおもしろいことを知り、末期に1980円とかに値上げされるまで毎月買いました。 使い道は、主にBASICの勉強と雑誌に載っていたプログラムリストの入力でした。 MSX2版だと98版と比べるとどうしても出来が悪いので市販のゲームはあまり買う気がしませんでした。 BASICはわりとすぐにマスター出来たんですが、マシン語は最初苦労しました。高校の先生に良いマシン語の本を貸してもらい、 フラグと条件分岐の事などが理解できた後はスムースに勉強が進みました。
・シャープの学校教育用Z80ポケコン「PC−G801」(1988年4月?)
学校(工業高校)の授業で必要ということで、全員買わされる9800円のポケコンです。 CPUがZ80でRAMがたったの8Kバイトしかない非力なマシンなんですが、みんな苦労してRPGやテトリスなどのゲームを作ったりしてました。 学校教育用だけあって、とても丈夫に出来ていて、カバンの底で教科書の束に押しつぶされても大丈夫な感じでした。
・高速CPU、R800搭載のMSXturboR「FS−A1ST」(1991年の夏頃)
初めて出会ったものが最高のものに思えるみたいで、経済的には98買えるのに、まだMSXにこだわってました。 CPUがZ80換算で28MHz相当と、かなり速くなったのが魅力的でした。で、また奈良のニノミヤ無線で74800円位で買いました。 この頃は私、三重県に住んでて、電車・バス利用でした。この頃から、大阪日本橋やJR奈良駅付近に、パソコン関係や電子部品とかを買いに出かけるようになりました。 このマシンのFDDって遅かった気がします。ソニーのMSX2のほうが速かったと思います。また、turboRってCPUは速かったんですが、画面表示などの 周辺が追いついてなくて、漢字モードとかで画面のスクロールなどをさせると全然遅かったと思う。
・友達に勧められ、遂に98購入…「PC−9801VM21」(1991年12月)
何もかも感動でした。緻密な640×400ドットのグラフィック、高速な2HDのフロッピドライブが2基も搭載、高級感のあるセパレートタイプのキーボード、 ゲームでは増設したFM音源ボードがMSXとは違う世界の音楽を奏でます。また、フロッピが5吋なのでメディアが安いのも魅力的でした。 価格はソフマップで84800円でした。(中古)  ゲームをするだけならそれだけでも充分なのですが、もっと快適にしたかったので、CバスオンボードのHDDも増設しました。 また、当時流行りつつあった、3.5吋フロッピにも対応するため、3.5吋の増設FDDも購入しました。
・MIDI搭載、RAM512KのMSXturboR「FS−A1GT」(1992年?)
まだ、MSXに未練があったみたいで、スタンバイで安売りされてるのを見つけすぐに購入。たぶん65000円位だったと思う。 MSXなのにRAMが512Kバイトもあるという辺りが魅力的です。MIDIが付いてるので、その後CM−32Lを中古で購入しました。 けど、MIDI機能はほとんど活用しませんでしたね。MSX−FANの音楽コーナーのプログラムリストで活用したくらいです。 1996年頃、引越しの関係でMSX関連のハード・ソフトは全部手放しました。ソフマップで2万5千円位で売れたと思う。
・i80188搭載の高性能ポケコン「カシオFX−890P」(1993年4月)
PC−98で使い慣れた、86系CPUを搭載したポケコンということで、かなり期待して購入しました。 大阪日本橋の潟iニハ電気商会というお店で、たぶん2万2千円位で購入しました。32Kバイトの増設RAMパックも同時に購入しました。 ポケコンジャーナル(PJ)や月刊I/Oで有名な工学社から出てる、「Z−1/FX−890P活用研究」(2500円)という貴重な資料もその頃買いました。 MAX232(マキシム社)というICを使ってレベルコンバータを作ろうとしたんですが、PC−98→ポケコン(受信)はうまくいくけど、 ポケコン(送信)→PC−98、の転送がうまくいかず、現在までほったらかしです。(笑)  マンガン乾電池4本で、CPUがBUSY状態で35時間、HLT(HALT)命令実行時で70時間、の連続稼動が可能です。 一流メーカー製のアルカリ乾電池を使用してやれば、CPU連続稼動時で70時間、HALT状態なら140時間、の連続稼動が可能だと思います。 FX−890Pの発表から10年位経ちますが、これほど長時間の連続稼動が可能なPDA、Win−CE機はまだ登場していません。 少し昔に、モノクロ液晶のモバイルギアが30時間の連続稼動を実現しましたが、まだまだです。
[2001年11月15日 追加]RS−232Cレベルコンバータが完成しました。作り方等をそのうち紹介します。
・1120×750ドットの画面表示ができるハイレゾ機を購入「PC−98XL」(1993年9月)
NECの98って普通の機種は「ノーマルモード」といって画面が640×400ドットなんですが、特別な値段の高い機種だと、画面が1120×750ドットで 「ハイレゾリューションモード」というのがあることを知ってたので、J&Pの中古コーナーで98XLを1万5千円で売ってたときは速攻で買いました。 ディスプレイはN5924というN型番のやつを別の店で探して購入。で、1週間後位に家に届いたのですが、配線をちゃんとしたのに、CRTが映りません。(汗)  J&Pに裏切られたような気分になりましたが、落ち着いて98XLのカバーを開けると、グラフボードとそのドーターボードを繋ぐコネクタが外れかかってました。 たぶん、輸送の振動で外れたのだと思います。ちゃんと挿し込んで、カバーを閉め、電源を入れなおすと、キレイな明朝体の文字で、しかも深みのある長残光らしい 映り具合でした。OSはノーマルモードで使ってた、DOS3.3がそのまま使用できました。ハイレゾモードって表示能力はすごいんですが、対応ソフトがほとんど 無くて、一般の人にはほとんど知られないまま、消えていこうとしています。この頃から、MSXに見切りをつけ、私には98しかないと思うようになりました。
・98XLでハイレゾ機の良さがわかり、H98を購入「PC−H98MODEL70-002」(1993年11月)
すっかり、640×400の画面に慣れてしまった目には、1120×750ドットのハイレゾモードはとても新鮮でした。といっても、VM21よりは速かったものの 286−8MHzの98XLでは、速度的に時代遅れもいいところです。高校生の頃スーパーアスキーの記事で見かけた、定価で100万円くらいはするH98が 中古だと12万円くらいで売っていたのです。決断までかなり迷ったと思う。ディスプレイは専用のものが必要になる。今までの98とは全然違う造りをしている、 私に扱えるだろうか・・。とか色々考えましたが、結局買いました。ソフマップにH98用CRTが見当らなかったので、CRTはJ&Pで買いました。 このマシンは買ってからしばらくして、かなり調子悪くなりました。たぶん保証期間内だったと思うから、送り返したら、別の正常なのと交換してもらえたと思うんですが、 当時仕事で忙しく、尿路結石などで1週間ほど入院してたりで、送り返す余裕も無かった。それと、慣らし運転をしたら、良くなるのでは、と楽観視してました。 前の晩、電源を入れておくと、翌朝には冷却ファンが回ってるのに電源ランプが消えてました。何度繰り返しても同じ、ますます悪化していきました。 別のH98を手に入れるまで2年くらい騙し騙し使って使ってました。不具合の内容は、電源を入れてもリセットボタンを押しても、電源ランプが光らず、 そのくせなぜか冷却ファンは回ってて起動時のピポ音は当然鳴りません。画面は真っ暗で何も処理してくれません。 私の推測ですが、H98の電源ランプはCPUでプログラム的に点灯させてるんだと思う。
・一応98アーキテクチャで重量1.1kgのA5サブノート、しかも7時間バッテリ稼動「PC-98HA」(1994年8月)
このマシンがLT互換という98としては特殊なアーキテクチャのマシンだと言う事は、買ってから思い知らされました。 テキストVRAMが搭載されておらず、画面スクロールがMSXの漢字モードのように遅かったのです。 日記やメモでテキストファイルを編集するのは、EDLINというラインエディタを使いました。当然スクリーンエディタに慣れてた私ですが、 ラインエディタの使い方をおぼえる良いきっかけにはなりました。このマシンはHDDもFDDも搭載しておらず、その代わりにSRAMのみ対応の PCカードスロットを1つだけ備えてました。また、画面は反射型液晶で、バックライトも無く、ちょっとでも暗い場所だと文字が全然読めませんでした。
・初代98ノートを安かったので買ってみる「PC−9801N」(1994年12月)
初めての98ノートで、今までさわったことがなかったので、わくわくしました。キーボードはわりとタッチが良く、キーストロークも普通にあって、 使いやすかった。HDDは搭載不可能で、ファイル装置としては1.25MのRAMドライブとFDD1基だけです。それでは苦しいので、一緒に8Mバイトの ハードウェアEMSカードを買いました。しばらく快適に使ってたのですが、バックライトが突然消えたり、FDDが調子悪くなったりしてきました。 FDDは動作音からしてベルト駆動っぽかったし、最近バラして新しいFDDと交換した時に、ベルト駆動だと判明しました。 バックライトはEL素子で、EL素子のリードが断線しているようでした。しばらく寝ながらログを眺めたりするのに使ったりしただけで、 あまり使い道がないので、モデムを繋いで、電話番をさせたりもしましたが、当時はFDDが調子悪かったので、そのうち全く使わなくなってしまいました。 最近、FDDをダイレクトドライブ仕様のものに交換しました。スタンバイで24800円でした。
・9801Nでノートの良さがわかり、今度はTFTカラーノートを購入「PC−9801NC」(1995年1月)
このノートは本格的でした。液晶がTFTカラーでおそろしく鮮明ですし、HDDが搭載可能だし、FDDがダイレクトドライブ仕様でしっかりしてます。 買ったのは、大阪日本橋のスタンバイで、99800円でした。一緒に中古の増設メモリーカード(8M)と日本テクサのノート用HDD(40M)をソフマップで 買いました。ノート用のHDD、40Mとはいえ、8800円位で買えたのにはちょっと驚きました。ソフマップとかで、9821NeやNs、Npがラップを被って 販売されてるのは遠い世界のように思えました。今私が買ったのはTFTカラーとはいえ386SX−20MHzのマシンです。相当時代から遅れてますね。 96年10月のデータですが、ソフマップの主要中古ノートの価格を書いておきますね。NS/T:59800円、NA/C:94800円、Ne:134800円、 Np:164800円、Nf:199800円、Na12/H:284800円・・・ノートは高かったです。
・ノート無しではやっていけなくなった私は、予備としてモノクロノートを購入「PC−9801NV」(1995年3月)
このノートは高くつきました。本体は39800円で美品だったんですが、 一緒に買った新品のハードウェアEMSカードが29800円もしてるし・・。 消費税を入れると7万円超えてます。今考えると非常にバカらしいです。 まぁ、このノート、ナンバーディスプレイアダプタを繋げて今でも活用していますけどね。 やっぱHDDが無いとつらいですね。このノートはHDDを搭載できません。 買ったのは大阪日本橋のユニオンていうかプロトワンです。 98年5月にNA/Cを買うまでは、パソコン通信専用端末として活用していました。 こんな遅いマシンで通信してたらミカカ代が高くついてバカらしいです。
・ゴールデンウィークに向けて新しいノートが欲しくなって、電話で安いのを見つけ注文「PC-9821Lt」(1996年4月)
とにかく新しいノートが欲しくて、日本橋のユニオンに電話しました。ちょうど10万円の安い新品ノートがあることがわかり、注文しました。 到着してからわかったのですがB5サブノートでした。この頃はまだ98ノートの事そんなに詳しくなく、けっこう危ない買いかたしてましたね。 で、使い心地ですが、キーボードが小さすぎてメインで使うようなマシンではないですね。(サブノートだから当然かもしれませんが。)  あと、サムボールが本体右側に搭載されてるんですが、使いにくいです。さらに、FDDが外付けで使い勝手が悪いですし、ドライブ自体の品質も悪いです。 いちおう、新品パソコンとしては私が初めて買ったマシンですね。
・以前から憧れていた、H98の最上位機種をオリックスの在庫品販売で見つける「PC-H98MODEL105-300」(1996年6月)
銀行振込を初体験(笑)することになった、オリックスレンテックから買ったマシン。FAXで何度もめんどくさいやり取りして、会社を半日休んで銀行振込みし、 自宅には配達できないというから会社に届き、ある上司に頼み込んでクルマで自宅まで運んでもらった、苦労したけどその甲斐はありました。 486DX2−66MHzという当時まだ現役で使えたマシンなので、ちょうど10万円しました。あまり関係無い話だけど、銀行振込の手数料って高すぎだと思う。 オリックスレンテックの在庫品販売という事で、マニュアルとか付属フロッピなどがほとんど付いてましたし、HDDには初期状態のDOS5.0AーHが インストールされていました。
・パソコン通信用に安くなってきたカラーノートを購入「PC−9801NA/C」(1998年5月)
パソコン通信のログを落とす時間を大幅短縮(電話代節約)できると思って買ったマシンです。このマシンはパソコン通信専用に、2000年3月まで使いました。 (2000年3月には、DOS/Vパソコン買ったんです…。)  最初はWTERMという通信ソフトを使ってたのですが、このソフトは「遅い」とわかり、苦労したけどKTXという高性能な通信ソフトに入れ替え、 モデムの性能をめいっぱい(?)活用できるようになりました。 それでも、DTE速度は51200bpsに設定してたので、5000CPS(5000キャラクター毎秒)程度でしたけどね。
・まともな9821ノートを購入「PC−9821Ne」(1998年7月)
メインで使ってたノートのHDDが調子悪くなったので、500MのHDDを中古で買ったのですが、調子悪くなったHDDが回復して、 まあまあ使える状態だったので、余ったHDDを活用しようと、9821Neを購入しました。 9821Neは本格的な造りで、けっこう満足できました。サスペンド&レジュームが非常に速いし、9821Ltより液晶がキレイでした。 あとで、Am486DX5−133MHzなCPUアクセラレータを搭載させました。けどこれ、非常に熱くなるのでおすすめできません。 55800円で、ユニオンで買いました。
・安かったのでなんとなく名機なノートを購入「PC−9801NS/T」(1998年8月)
ユニオンに電話して、主要なノートの価格を教えてもらい、19800円でNS/Tを買うことにしました。 2400ボーのモデムボードが刺さってました。ボディやキーボードは異様にキレイで、裏面にはNTTデータ社の資産ラベル(?)が貼ってありました。 あとで、FDDが調子悪くなり、潰れたノートから外したFDDと交換して、現在正常です。このマシンは特に活用しませんでした。
・Win3.1がまともに使えるマシンを購入「PC-9821Ap2/U8W」(1998年10月)
2FDD仕様で、ファイルスロットに128MタイプのMOが内蔵され、メモリも13M位搭載してました。一緒にマルチシンクディスプレイも買いました。 しばらく、DOS環境でのみ使ってたんですが、Win3.1を入れ、あとで、メモリを96M分増設しました。 1600×1200ドット256色が出るメルコのグラフィックアクセラレータをCバスに増設しました。 A3ノビがいけるインクジェットプリンタも繋ぎ、カラー印刷を初体験しました。 ソニーの17インチCRT(7万円くらい)まで買い、このマシンにはだいぶお金を注ぎ込みました。 投資した、プリンタとCRTは、2000年3月にAT互換機を買った時にも役に立ちました。 このマシンは後にPlamoLinuxを入れてX-Windowで遊んでいます。
・超高級カラーノートを購入「PC-9821Np/540W」(1998年11月)
マイコンショップフリータイムという、うちのリンクページからもリンク張ってたお店で、Npが38,000円であるのを見つけました。 このお店は、パソコン通信で新品と中古の価格情報(膨大です)を流してました。まだ、インターネットを利用できなかった私にはありがたいお店でした。 このNpは異様にキレイで、バッテリも正常だし、マニュアルやソフトも全部付属してました。 1600万色同時表示できるTFT液晶を搭載し、Winではむちゃくちゃ画面がキレイでした。バックライトも新品同様だったし。
・高級カラーノートを購入「PC-9821Ns/340W」(1999年xx月)
Npは消費電力がスゴいので、Nsだと、長時間駆動できるかなと思って買ったノートです。 スタンバイで4万円位しました。 ちなみに送料が2000円、代引き手数料が2000円で、そんだけあったら日本橋まで近鉄特急で往復出来るわい。 Ns、Np、Nfの系列はバッテリの充電回路が阿呆です。過充電ですぐヘタってきます。
・謎の高性能カラーノートを購入「PC-9821Ne3」(1999年xx月)
トラ技の広告を見て、OTTO(コンピュータのおっと)に電話して注文しました。納期が2週間掛かるとか言われ驚いたお店です。 まさか受注してから、他社のお店にあるNe3を探しに行ってるんじゃないでしょうねぇ。(怒)  キーボードが思いっきり黄ばんでいて、バックライトも暗いです。たぶん340MのHDD付で21800円位だったと思います。 この時期のノートになるとかなり洗練されてます。消費電力が思いっきり小さくてパワフル。
・ハイレゾノートを購入「PC-9821Na7/H5」(2000年xx月)
DOS上からグラフィックアクセラレータを操作する実験がしたくて買いました。 あと、テキスト画面を100桁×37行表示に出来ないかとか夢のような事を考えてました。 けど、画面表示を640×480ドットに制限してる回路の解除方法がわからない・・。
・こだわりは捨ててBノートを購入「PC-9821Nb7/C8」(2000年xx月)
インターネットを利用するようになって、良心的な中古屋さんをたくさん見つけました。 このノートを買ったパシフィックネットもその一つです。 Nb7はBノートと言われてるけど、メモリ周りはライバルのNa7よりずっと速いです。 それに画面が10.4インチで大きくて良いです。



04-02-05 まだまだ工事中です。すいません
間違いなどがありましたら、遠慮無くご指摘ください。リクエストなどもOKです。
BGMはバッハのプレリュード(BWV939)です。私はバッハの曲が好きなんですね。けど、しつこいのでループは外しました。